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2008年01月03日

【予想を上回るスピード】

今夏にも北極から氷がなくなるというショッキングなニュースが飛び込んできた。

 『08年夏の北極点周辺は厚さ1メートルの薄い「1年氷」しか張らない可能性が高いことが、海洋研究開発機構の解析で分かった。北極海の海氷面積が最小を記録した今夏並みの暑さだと、北極点から海氷が消える恐れがある。同機構によると、氷同士の衝突などで一時的に北極点の氷がなくなったことはあったが、気温上昇で広範囲の氷が消滅すれば、人工衛星による観測が始まった78年以降初めてとなる。

 同機構の島田浩二グループリーダー(極域気候学)らは、米航空宇宙局(NASA)の地球観測衛星「AQUA(アクア)」が今月観測した北極海の海氷のデータを分析した。

 北極点周辺は本来、夏でも、固まって数年たった厚さ3メートル程度の「多年氷」で覆われてきた。しかし、今月の北極海は米アラスカ沖から北緯88度付近まで多年氷が消失。ここ1~2カ月で形成された厚さ1メートル程度の1年氷で埋まっていた。

 北極海の海氷は風と海流で動く。同機構が過去10年の海氷の動きを基に08年の動きを予測すると、8~9月の北極点は1年氷で覆われるとの結果が出た。

 北極海の海氷は減少傾向にある。今年夏はベーリング海峡北部で平均気温が平年より4度も高く、海氷は9月に過去最小の420万平方キロと、観測開始時の半分近くになった。』(12月31日付毎日新聞)


【早まる地球温暖化の危機】

日本のスーパーコンピュータで予測した「地球シュミレータ」によれば、地球の平均気温が2度を突破するのは2028年。あと20年足らずだ。平均気温なので地域によってはもっと上昇したり、あるいは寒冷化する場所もあるだろう。

2度上昇すると、海面上昇で地球上の2600万人が移動を余儀なくされ、世界で穀物生産が減少、食料価格が高騰すると言われている。

それも急に起こるのではない。これから大きな変動を繰り返しながらやってくるのだ。その最も危惧される予兆のひとつが北極の氷の消失だろう。

昨年北極海では半分近くの海氷が消失した。そして今年の夏には残る海氷もすべてなくなる可能性があるという。

北極は地球の気候変動の要のような場所だ。北極の氷が世界の海流の大循環の源となり、過去何世紀にもわたって地球の気候を制御してきたと言われている。

北極の氷の消失。現象面だけにとらわれず、その背後にある重大な意味を僕たちはしっかりと受け止めなければならないだろう。  



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海や山、自然が好きな九州男児です。あらゆる機会をとらえて、時代の変化をいつも感じていたいと思っています。
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