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2008年01月05日

【タイムの今年の人】

少しお知らせするのが遅れてしまいましたが、2007年のタイム誌の「今年の人」が12月19日に発表されています。

『米タイム誌は19日、年末恒例の「パーソン・オブ・ザ・イヤー」(今年の人)に、ロシアのプーチン大統領(55)を選んだと発表した。ステンゲル編集長はプーチン氏について「混乱したロシアを安定させた」と評価する一方、「ロシアの新しいツァー(皇帝)で、市民や言論の自由を考慮しないという意味では危険だ」と指摘した。

 プーチン大統領は00年の就任以来、「強国ロシア」の復活にまい進。来年5月の退任後も首相に就任する意向を表明し、政権内で引き続き影響力を誇示するものとみられる。

 「今年の人」は「世界に最も影響を与えた人物」として1927年から発表されている。今年はノーベル平和賞を受賞したゴア前米副大統領や、「ハリー・ポッター」の著者、J・K・ローリングさんらも候補になった。』(12月20日付毎日新聞)


2006年がパソコンの画面に映る「あなた」だったので、2007年のプーチンは少し意外性には欠けました。

※2007年12月31日号タイム誌の記事「今年の人」("Person of the Year")

【プーチンのロシア】

それにしてもプーチン大統領がかもし出す雰囲気は到底親しみのある指導者とは程遠いものがあります。親しみどころか冷酷、残酷なKGBのイメージを抱くのが大方の日本人なのではないでしょうか。それなのに何故ロシア国民の間ではそれほどの人気があるのか?

その答えは「安定」にあるようです。タイム誌のリチャード・ステンゲル編集長が言うように、プーチンはそのたぐいまれなる強固なリーダーシップのもとで、ロシア国民にこの100年近くロシアにはなかった安定をもたらしてくれているからでしょう。自由より、選択より先ず安定がロシアには必要だったのです。

He stands, above all, for stability - stability before freedom, stability before choice, stability in a country that has hardly seen it for a hundred years.

今、プーチンのロシアは絶好調です。広大な国土がもたらす石油資源が膨大な富をもたらし、対外債務も2005年には返済し、経済は高成長を維持しているのです。

その絶好調の経済を後ろ盾に、プーチンはメドベージェフ第一副首相を後継大統領に指名し、自身は首相として権力を温存しようとしています。

【今年も注目の人】

西欧の民主主義国家とは異質の国。そういう意味では日本と似ているのかもしれません。ただ、国民のレベルで言うと、大多数の日本人がロシアに悪感情を抱いているのとは裏腹にロシア国民は自動車や日本食、日本アニメへの親しみからか日本にものすごくいいイメージを抱いているそうです。僕たち日本人はもっとロシアのことを真剣に知る努力をすべきでしょう。

そんなまだまだ未知の国、ロシア。世界が地球温暖化を阻止するためにようやく意思統一を図ろうとしている今、石油大国で半独裁国家ロシアの意思は自国だけでなく世界の安定に寄与するのでしょうか?

もうひとりの独裁者?ブッシュ大統領が退場するであろう今年、ロシアそしてプーチンのロシアの動きから目が離せない日が続きそうです。  



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