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2008年01月08日

【いよいよ本格スタート】

いよいよ米大統領選の予備選挙が本格的に動き始めた。注目は民主党の三人だ。

『 米大統領選に向けた民主、共和両党の候補指名争いは、アイオワ州党員集会に続くヤマ場となる北東部ニューハンプシャー州で、8日行われる初の予備選に舞台を移す。すでに現地入りした両党の各候補は5日夜、それぞれ討論会で激論を戦わせた。
 共和党では、3日のアイオワ州党員集会で、民主党1位となったバラク・オバマ上院議員をめぐる論評が続出した。これまで同党の本命候補とみなしてきたヒラリー・クリントン上院議員が3位だったため、オバマ氏を11月本選挙の対決相手として意識し始めたことをうかがわせるものだ。全米支持率で首位のルドルフ・ジュリアーニ前ニューヨーク市長やジョン・マケイン上院議員が、「オバマ氏は安全保障面での経験がない」などと批判。元俳優のフレッド・トンプソン元上院議員は「彼は非常にリベラル」とけん制した。』 (1月6日付読売新聞)


【波乱含みの展開】

米国の大統領選挙は世界一長丁場の選挙だ。すでに昨年から準備段階が始まっていて、今年に入ってからは民主・共和両党の予備選挙(コーカス)がアイオワ州を皮切りに始まった。

そのアイオワで民主党の最有力候補と見られているクリントン氏がまさかの3位。選挙民がクリントン氏を「現状維持派」と見始めて、オバマ氏やエドワード氏に変化を求め始めたとメディアは解説している。

確かにワシントンポストによると、オバマ氏やエドワード氏は共闘してクリントン氏に「現状維持派」のレッテルを貼り、自分たちを本物の変化を促す候補だと訴える戦略に出ていると紹介している。

Obama repeatedly fired back at the senator from New York and found an aggressive ally in former senator John Edwards (N.C.), who portrayed Clinton as the "status quo" and himself and Obama as the two candidates promoting real change agendas, albeit with very different styles. (excerpts from Washington Post dated on January 6, 2008)

ニューハンプシャー州でもクリントン氏が敗退すれば、流れは大きくオバマ氏に流れていく可能性がある。スタートから波乱含みの展開だ。

【まだ始まったばかり】

しかし、選挙は始まったばかりだ。これから11月の本選挙に向けて民主・共和両党の候補者が各州の予備選や党員集会を勝ち抜いていき、夏に開催されるそれぞれの党のNational Conventionで大統領・副大統領候補を決定して、一騎打ちとなるのだ。それまで未だ10ヶ月近くある。

ブッシュ大統領の不人気と有力候補者不在の状況で共和党は劣勢だ。果たして米国初の黒人大統領になるのか、はたまた女性大統領が出現するのか、今年の米大統領選挙は面白くなりそうだ。  



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