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2008年01月13日

【驚異の低価格】

これほど安いとまさに「驚異」であり、他の自動車メーカーにとっては「脅威」でもあるでしょうね。

『インドの大手財閥タタ・グループ傘下のタタ自動車が10日、1台10万ルピー(約28万円)の超低価格車を初めて報道陣に公開した。

 二輪車から乗用車への乗り換えが急ピッチで進むインド市場での浸透を狙う。11日からデリーのモーターショーで一般公開する。

 全長3・1メートル、幅1・5メートル、高さ1・6メートル。車名は微細さを表す「ナノ」。10万ルピーは税別、送料別の価格で、インド国内で現在、最も安い小型車の半額以下だ。発売は2008年後半になるという。

 思い切ったコスト削減のためエアコン、ラジオ、パワーウインドーなどは付いていない。ワイパーも1本、ドアミラーも運転手側だけと、装備は最小限に絞り込んだ。グループ総帥でタタ自動車会長のラタン・タタ氏は「4年前に開発に着手してから原材料価格も上昇した。多くの人がこの価格での開発は無理だと言ったが、約束は約束だ」と語った。』 (1月11日付読売新聞)


【超小型車、開発激化?】

タタ自動車の当面の狙いは国内マーケットだろう。現在、インドではシェア首位のスズキが約60万円相当の小型車を販売しており、タタ自動車が今回の激安車を投入して国内シェア首位を奪還するのを狙っているのだ。

しかし、28万円とは驚異的な値段だ。付属品をつけたとしても40万~50万円くらいで買えるのではないだろうか。インド国内だけでなく、モータリゼーションが爆発的に進んでいるアジアなどの発展途上国で売り出せば、爆発的な売れ行きになる可能性をはらんでいる。

遅れてはならないとばかり、トヨタ、日産、米フォードモーター、独フォルクスワーゲンも小型・低価格車の生産を検討しており、競争は熾烈を極めるだろう。

【懸念される環境への負荷】

安い車を望んでいる消費者にとっては朗報だろうが、懸念もある。ただでさえ、途上国の爆発的な車の増加はCO2の排出源として問題を抱えており、環境対策をきっちり施さなければタタのような超小型車が地球温暖化問題への新たな負荷となるかもしれないのだ。

自動車メーカーは低価格での競争とともに、環境にやさしい超小型車の開発に今以上に配慮してほしいと願うばかりだ。  



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