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2008年05月27日

【驚愕の数字】

その消滅のあまりの速さと大きさに言葉を失ってしまいます。

『世界自然保護基金(WWF)は、1477種の野生生物の生息状況について、過去35年間で27%減少したとする報告書をまとめた。

 地球上の多様な生物を守る生物多様性条約の締約国会議が現在、ドイツのボンで開かれているが、「2010年までに多様性の損失速度を大幅に減少させるという国際目標の達成は困難」との見方を示している。

 WWFは定点観測されている約4000の個体群について、1970年を基準年にして、生息個体数や営巣数などを指数化して分析した。

 その結果、開発などによる生息地破壊や乱獲などによって、05年段階で哺乳(ほにゅう)類や鳥類など陸地の動物は25%、魚類や水鳥など海に生息する動物は28%減った。海の動物は特に南太平洋で53%、南大西洋は46%減少したという。』(5月23日付読売新聞)


【多様性の喪失】

野生生物の急速な消滅には、世界的に進行する熱帯雨林の消失が深く関係している。折りしもアメリカやブラジルがリードして世界中に広まり、今年の未曾有の食糧危機の原因だと疑われているバイオエタノール燃料用のトウモロコシ等の穀物栽培の一部は、広大なアマゾン等の熱帯林を伐採して行われているのだ。

増えすぎた人間の欲望が引き起こす生物多様性の喪失。あまりのスピードの速さに思わず寒気がしてくる。いづれこの原因となっている人類が、そのツケを払うときがくるだろう。

※写真は絶滅の危機に瀕するインドのベンガルワシ

【例外ではない日本】

日本も例外ではない。環境白書によれば、『我が国に生息する野生生物の種の数は、これまで学名が付けられているものに限ってみても、哺乳類136、鳥類530、爬虫類76、両生類52、淡水魚類187、昆虫類約2万9,000、種子植物及びシダ植物5,565となっており』、明治時代以降の急速な経済成長により、野生生物の生存に不可欠である良好な自然環境の改変が進行し、かつて身近に見られたオオカミなどの動植物の数が次第に減少し、あるいは、絶滅に瀕するようになってきているという。

日本は自然環境への配慮が行き届いていて、生物種の消滅などは遠い海外の話などと思っていてはダメなのだ。自分達の子供や孫が幸せに暮らせるように、今何をすべきか真剣に考えないといけない。みなさんはどうお考えですか?
  




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