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2008年06月17日

【温室効果ガスの排出源】

家畜の飼育が、地球全体でどれくらい温室効果ガス排出に寄与しているかご存知ですか? 

なんと18%にもなるそうです。一説によると1キロの牛肉生産にはその8倍~10倍の飼料用穀物が必要だということですから、現代の石油漬けの農業ではやむをえない結果なのかもしれません。ではどうするか?

その解決策のひとつとして、6月16日号タイム誌に掲載された記事に・・・嫌いな人は卒倒するかもしれませんが・・・「虫を食べる」("Eating Bugs")と題してこれからの地球に優しい食べ物として「虫」を提案しています。

【「食虫」の効用】

虫を食用にすることを、科学用語ではエントモファジィ(entomophagy、食虫)と言うそうですが、この「食虫」が今話題になっているというのです。

もちろん、その利点はというと最小限のCO2排出で最大限の栄養を得ることが出来るということでしょう。虫を飼うのに広大な牧場は必要ないし、家畜のような膨大な穀物も要りません。また、栄養面でもしかりです。例えば、中央アフリカのいも虫100グラムには1羽の鶏以上にもなる28グラムのたんぱく質が含まれています。また、食べてどれだけ人の身体の血肉になるかという物差しで測ると、ドイツのゴキブリが44%に対して牛は10%だそうです。

これだけ凄い効用があることがわかれば躊躇することは何もないはず。

【文化の違い】


しかし、如何せん、人間は効用だけでモノを食べてるわけではありません。そこには長い食文化に根ざした好みや習慣が介在しています。

アフリカやタイでは当たり前であっても、アメリカや日本でそのまま受け入れられるというわけではないのです。それが過去数千年に亘って培われた食文化の多様性かもしれません。

しかし、温室効果ガスの排出による気候変動、人口爆発などによる食糧危機は身近に迫っています。つい50年ほど前まで生の魚など食べなかったアメリカで、今ではニューヨークに9000軒もの寿司屋があることを考えれば、そう遠くない将来日本でも「芋虫料理屋」や「さそりの天婦羅屋」がごく普通のお店としてあちこちに出来るかも知れませんよ。みなさん、心の準備は出来ていますか?

ボナ・ペティ! ("Bon appetit!")、いやバグ・ぺティ!("Bug appetit!")

  




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海や山、自然が好きな九州男児です。あらゆる機会をとらえて、時代の変化をいつも感じていたいと思っています。
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