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2008年10月28日

【恐るべき現実】

世界が金融危機の脅威に怯えている間にも、気候変動の影響は確実に、しかも予想以上のスピードで迫りつつあるようだ。

『世界自然保護基金(WWF)は21日、地球温暖化が加速し、北極海の海氷が2013-40年に、夏には完全に消失する可能性があるとの報告を公表した。北極海の海氷が夏に消失するのは、過去100万年以上見られなかった現象という。
 国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」は昨年、第4次統合報告で海面上昇などが起きるとして地球温暖化に警鐘を鳴らしたが、WWFの報告はこれより30年以上早いペースで北極海の海氷の消失が進むと予想した。』(10月22日付時事通信)


【科学者の予測を超えて進む温暖化】

今回の記事にあるように、気候変動、地球温暖化はIPCCの報告書や科学者の予想をはるかに超えて進行している。北極海の現場で、その急激な異変を毎日目の当たりにしている科学者たちは、僕らが映像で見るよりもその恐怖を感じているだろう。

予想を上回るスピードでの気温上昇が起こっている北極の現実は、すでに地球温暖化がさらなる温暖化を加速する「正のフィードバック現象」が始まり、もう後戻りできないところまで来ている(ポイント・オブ・ノーリターン)ことを示しているのだ。

従来の気候変動が起こるサイクルというのは、100年とか数千年とか数万年という単位で、人間が生きている間にその変化が目の当たりに出来るような変化とは全く次元を異にしていた。それが根底から変わりつつあるのだ。地球が温暖化しているのかどうかは議論をひとまず置いたとしても、これほど短期間での気候変動が地球上の生物にあたえる影響は計り知れないものがあるだろう。

先にお伝えした北極圏の5度にものぼる気温の上昇とともに今回のWWFの報告も、まさに猛烈なスピードで進む極地氷解は、もう引き返せないところまで来ているということを改めて考えさせられる変化のひとつだろう。みなさんはどう思われますか?

  




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海や山、自然が好きな九州男児です。あらゆる機会をとらえて、時代の変化をいつも感じていたいと思っています。
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