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2008年10月30日

【無賃乗車日記を公開】

世の中、いつどこで誰に見られているかわからないものです。

『東京ガス(東京都港区)の社員が、通勤定期券を使用し、複数回にわたり無賃乗車による“小さな旅”を繰り返していたことが分かった。不正乗車は判明しているだけで計8回。その成果は、日記サイトに「ぶらり鈍行列車無賃乗車の旅パート〇」などと題して報告しており、罪の意識はなかったようだ。

 今回、会員制日記サイト「ミクシィ」で確信犯的な無賃乗車が発覚したのは、入社5年目の技術系男性社員(25)。無賃乗車で小旅行を繰り返す理由を、「『ガス主任技術者試験』っていう国家試験があって、(中略)家だと誘惑が多くてなかなか勉強できないため、鈍行列車の車内で勉強している」と記述していた。

 無賃乗車の手口については、「定期券を使って駅に入って、ひたすら鈍行列車(特急列車や新幹線では切符拝見されてしまうため)で〇〇(=目的地)まで行き、(中略)鈍行列車で帰り、定期券で××駅(=最寄り駅)から出れば、乗車賃は0円という仕組みです。どう? 巧妙な作戦でしょ?(笑)」などと告白している。』(10月24日付夕刊フジ)


【自己顕示欲と罪の意識】

それにしても、入社5年目のこの社員、あまりにも正直で無防備というか、一体社会人としての常識はどこに置き忘れていたのだろうかとあきれてしまいます。

誰しも無賃乗車をつい出来心でしてしまったという経験はあるかも知れませんが、それを継続して行い、さらにはその「手口」をネット上で公開してしまうという無邪気さ。きっと今頃、ご本人は「公開」したことを大いに「後悔」していることでしょう。

しかし、よく考えてみると、この社員のような罪の意識のなさと自己顕示欲の強さ、そしてネットの無防備な利用は、最近多くの若い人たちに観られる共通した特徴なのかも知れません。

【匿名の怖さ】

日本で最も使われているソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)である「ミクシィ」。これらのサイトでの日記公開や情報交換などは日本では名前は匿名にして、ハンドルネームで行われるのが一般的です。欧米など海外のSNSでは匿名ではなく、実名が使われることが多いのとは対照的です。そこに大きな落とし穴があります。

匿名であれば、予期せぬ中傷や非難などから身を守ることは出来るかもしれませんが、その分自分が発する情報は無防備に公開する傾向が強くなる人が多いのではないでしょうか。自分や他人のプライバシーを匿名だから安心と思って公開するのは実社会とまったく同じく慎重でなければいけないでしょう。

この社員の方が今回の無賃乗車の発覚で払わなければならないペナルティーは20万円近くになるそうですが、これから生きていくために大事なことを教えてもらったと思えば、考えようによっては高くないのかも知れませんね。

ネットの社会も実社会も守るべきルールは同じなのです。

  




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