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2008年11月11日

【受験生、困惑】

語学の検定協会が突然閉鎖して、受験生が困惑している。

『通訳の検定試験を35年間行ってきた日本通訳協会(東京都新宿区、向鎌治郎代表)が「経済不況で必要な金融支援を受けられない」として閉鎖したことが分かった。9日に全国6都市で予定されていた試験も中止され、会場を貸していた施設には受験生からの問い合わせが相次いでいる。

 協会はホームページなどで「今般の経済不況の中で必要な金融支援も受けられず、やむなく閉鎖せざるを得なくなった」と説明。9日と12月14日、09年2月1日の試験を中止するとしたうえで「業界の各社と協議中で受験料が無駄にならないように努力していく所存」としているが、現在、直接連絡が取れない状態になっている。』(11月8日付毎日新聞)



【老舗の通訳協会】

日本通訳協会の検定試験と言えば、通訳を志したことのある方は一度はチャレンジしたことがあるのではないだろうか。協会自体は、1973年設立で「通訳技能検定試験」「ボランティア通訳検定試験」などを実施しており、これまでの受験者は約13万人、協会が「通訳士」と認定した合格者は約3万8000人と言われている。

僕も10年以上前に、この協会の英語の通訳技能検定試験2級を受験し、合格して通訳士の登録証をもらった。ただ、この通訳士の登録証は2年間の有効期限があり、継続するには確か再受験する必要があったのでそれ以後は受験していない。というのは、実力をある程度確認するのには有効な試験かも知れないが、たとえ通訳士としての登録証を持っていてもクライアントにとっては、その人が本当に通訳の能力があって実践で役立つかどうかが問題なのだから、実力のある人はそんな登録証などをいちいちクライアントに見せたりしないからだ。

それにしても、通訳を志す人たちにとっては自分の実力がどのくらいかを判断するのには、ひとつの物差しとして有効な試験だったのではないだろうか。

【しのびよる不況の影】

それにしても、サブプライム問題に端を発した今回の金融危機は実体経済に深く影響を及ぼし始めており、とりわけ語学や海外留学といった業界にも深刻な影響が広がり始めているようだ。さきほど倒産した留学支援大手のゲートウェイ21に続いて、今回の日本通訳協会の突然の閉鎖もその一端だろう。

しのびよる不況の影。自分に火の粉がふりかからないようにするには、たとえ小額の受験料などでも前払いが必要なときには、試験や企画を実施している企業内容を可能な限り見ておくに越したことはないのかもしれない。

《参考》

「日本通訳協会」のウェブサイト

  




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海や山、自然が好きな九州男児です。あらゆる機会をとらえて、時代の変化をいつも感じていたいと思っています。
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