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2008年12月01日

【通知書届く】

裁判員制度候補者ノミネートを知らせる通知が続々と届き始めたようです。

『司法の歴史に新たなページを開く裁判員制度が半年後に施行されるのを前に、候補者になったことを知らせる通知が29日、全国各地の国民のもとに届き始めた。

 戸惑いや重圧を感じた人、参加に意欲を示す人……。思いもよらない通知の到来に、候補者たちは様々な表情を見せた。

 「刑事裁判と民事裁判の違いもわからない。法律の知識がないのに、人を裁けるのだろうか」。「裁判員候補者名簿記載通知書」を受け取った東京都新宿区の70歳代の無職女性は、まず不安を感じた。

 経理や秘書の職歴が長いが、今は時間的余裕がある。70歳以上の人は辞退できるとはいえ、「候補に選ばれた以上、引き受けたい」と前向きで、「これを機会に法律も勉強したい。そうしないと、法廷で被告人や検事の話を聞いてもわからない」と意欲を示した。』(11月30日付読売新聞)


【我が家にも】

通知書が発送されたとのニュースが流れた日、家族でもし通知書が来たらどうしようという話をしていました。

「もし通知書が来たら、義務だから裁判員やらなきゃしようがないね。」

「いや、仕事の接待とか理由があれば辞退出来るらしいよ。」

そして、その翌日、郵便ポストに青い封筒で通知書が入っているではありませんか。300分の1の確率だから、ありうるかもと思っていたらそのとおりになりました。

来たからには真摯に対応するしかないでしょう。でも仕事のことが気になります。何とかして辞退する道はないものかと考えるのが本心ではないでしょうか。

【あくまでも候補】

予想通り、最高裁が東京都内に開設した候補者専用のコールセンターには11月29日だけで870件近い問い合わせがあり、その半数が辞退の問い合わせだったそうです。

今回の通知は、翌年に裁判員になる可能性があることを事前に伝え、心づもりをしてもらうために送られたものであり、この段階ではすぐに裁判所に出向く必要はありませんし、あくまでも今回通知された方のなかから、事件ごとに候補者を選び、裁判所で候補者から裁判員を選ぶ手続きを経て6人の裁判員が選ばれるという事前予告のようなものなのであわてる必要はないのかもしれません。

原則的には国の義務なのですから、よほどの理由がない限り辞退は出来ないと腹をくくって、裁判の仕組み、裁判員としての役割などをじっくり勉強しておいたほうがよさそうですね。みなさんの手元には通知書は来ましたか?

《参考》

・「いよいよ始まる裁判員制度」・・・2008年10月21日付の僕のブログ記事

  




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海や山、自然が好きな九州男児です。あらゆる機会をとらえて、時代の変化をいつも感じていたいと思っています。
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