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2009年02月03日

【苦しみの意見陳述】

こんなことが許されていいのでしょうか。3年前の事故を思い出される記事が目に留まりました。

『福岡市東区で2006年8月に起きた飲酒運転3児死亡事故で、業務上過失致死傷などの罪で懲役7年6月の判決を受けた元同市職員今林大(ふとし)被告(24)の控訴審の公判が30日、福岡高裁(陶山博生裁判長)であり、3児の父大上哲央(あきお)さん(35)と母かおりさん(32)が意見陳述し「被告は自分が犯した罪に向き合ってほしい」と訴えた。

 大上さん夫妻が法廷で意見陳述するのは1、2審を通じて初めて。哲央さんは「あなた(被告)は私が居眠り運転したと主張しているが断じてない。身内や友人からも私に過失があるのではと疑われた。虚偽の事実でぬれぎぬを着せる行為は開き直りで、反省が伝わってこない」と語った。

 かおりさんは、今林被告に追突され海中に転落した車両から幼児2人を救出し、3人目を助けようとしたら2人を抱いて泳ぐ夫が海に沈みかけたとし「今まで直面したことのない恐ろしい選択。私は夫のところに行き、1人をあきらめざるを得なかった」と話した。

 その上で「そのときあなた(被告)は現場から逃げ去った。自分の意思で飲酒運転し、事故後も救出せずに逃げた行為は殺人犯に等しい」と厳罰を求めた。

 続いて、検察側が最終弁論で被告について「正常な運転は困難な状態だった」と主張し、1審判決を破棄して、より刑の重い危険運転致死傷罪を適用するように求めた。

 公判後、大上さん夫妻は記者会見し、哲央さんは「今まで苦しんできた思いを訴えることができた。被告には本当に心から反省してほしい」と訴えた。次回公判は2月27日で、弁護側が最終弁論して結審する予定。』(1月31日付西日本新聞)


【痛ましい事故】

本当に痛ましい事故でした。3年前の2006年8月25日深夜。今でもそのときのニュース映像や、事故後しばらくして通った事故現場に捧げられていた花束などを鮮明に思い出します。

この事故をきっかけに飲酒運転への社会的な批判の高まりから、法改正が行われ危険運転致死傷罪なども作られたと記憶しています。

ただ、どんなに刑罰が重くなっても、3人もの子供さんを一瞬のうちに亡くしてご遺族となったご両親にとっては、苦しみを軽くするようなものではありません。子供たちは帰ってこないのですから・・・

【温かい故郷を】

にもかかわらず、この3年の間の裁判の過程で遺族でありながら様々な批判や中傷があったり、反省を示さない被告の態度に打ちのめされてでしょう、3児の父大上哲央(あきお)さんと母かおりさんのお二人は福岡にも住めなくなって、海外に暮らしているそうです。罪を犯した被告が福岡で暮らしていると言うのに・・・・これには驚きました。

長年暮らしてきた福岡の地さえ住めなくなったご両親。いったい何の罪があってそんな仕打ちをされなければならないのか、お二人の苦しみは察するに余りあるほどです。せめて、故郷の福岡に住む僕たちが温かく見守っていかなければ、亡くなった子供さんも浮かばれないし、海外で暮らさざるを得なくなっているご両親も生きる希望を無くしてしまうのではと思うのは僕だけでしょうか。

《参考》

・「飲酒がもたらす災禍 」・・・2006年8月27日の僕のブログ記事


  



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