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2009年02月12日

【豪州、燃ゆ】

あまりの規模の大きさにニュースを見てもなかなか実感が湧かないというのが正直な感想だ。

『オーストラリア南東部のビクトリア州で発生した大規模な山火事で、ブランビー州首相は10日、行方不明者が依然として50人以上いることから、死者は200人を超えるとの見通しを明らかにした。豪ABC放送が伝えた。警察は同日夜の時点で死者を181人と発表している。
 警察はまた、山火事の1部は放火の疑いが強いとみて専門の捜査班を設置。約100人の警官を投入し、山火事の原因究明に全力を挙げる構えだ。
 山火事は10日午後の時点でも25カ所で火災が続いており、約3900人の消防隊員が消火作業に当たっている。延焼面積は埼玉県にほぼ匹敵する36万5000ヘクタールに上り、1000棟近い家屋が焼失。家をなくしたり、避難したりしている住民は5000人以上とみられる。』(2月10日付時事通信) 


【熱波、放火、それとも?】

もともとオーストラリア南部のビクトリア州は最近、毎年熱波に襲われているのと、森林への放火も多いという。今年は特に熱波がひどく、先月末のメルボルンでは気温が3日連続で43度を超え、記録を取り始めた1855年以来、最高の猛暑連続日数を記録したとAP通信は伝えている。メルボルンで先月末行われていたテニスの全豪オープンが熱波のために中断したのを覚えておられる方も多いだろう。それほどひどい暑さなのだ。

それにしても延焼面積は埼玉県にほぼ匹敵する36万5000ヘクタールで、1000棟近い家屋が焼失、死者が200人を超える被害と言うのは想像を絶する山火事だ。全地球的規模の気候変動が、オーストラリアでも猛威を振るっているのだ。

人口がそれほど多くなく、森林の中に家が点在するビクトリア州でそれだけの犠牲者が出ているのだから、日本であれば数千人単位以上の犠牲者が出たのではなかろうか。

犠牲者の方々に心からお悔やみ申し上げるとともに、出来るだけ早く鎮火させ、災害の復旧に取りかかれるように願ってやまない。
  




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