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2009年02月27日

【カートカンって何?】

ニュースの中にある耳慣れない言葉が目に入ったのでご紹介します。

 『ヨーロッパ生まれの紙製飲料容器「カートカン」がスーパーマーケットなどの店頭に増えてきた。原料にスギやヒノキの間伐材など国産材を使用し、飲み終えると牛乳パックのようにリサイクルできるのが特徴だ。飲むことで日本の森林保全に貢献できる商品として、にわかに注目を集めている。

 カートカンという名称は、紙の包装を意味する「カートン」と金属缶の「カン」を合わせた造語だ。原料には、人工林を間引きする際の間伐材や、製材所で材木を切った後に残る端材(はざい)を含む国産材を3割以上使用している。また、内側にアルミ箔(はく)を使う従来の紙パックよりもリサイクルが簡単で、牛乳パックと同様にトイレットペーパーなどに再生できるという。

 カートカンの普及を推進する「森を育(はぐく)む紙製飲料容器普及協議会」の世木田大介さんは「国内の間伐材を有効に活用することで、二酸化炭素を吸収する元気な森が育ち、地球温暖化防止にもつながる」と説明する。現在は全国約50の飲料メーカーが、コーヒーや果汁飲料など約150種類を発売している。』(2月19日付産経新聞)


【温暖化防止と森林保護】

記事にあるように、カートカンとは「カートン」と「カン」を合成した造語です。僕は見た事はありませんが、このカンをアルミ缶に代えることによって日本の森林の国産材が使用でき、しかもリサイクルがしやすく、地球温暖化防止にもつながればこんな素晴らしいことはありません。

日本の森林の荒廃の最も大きな原因のひとつは、輸入材との競合などで商業的に植林をしても採算が合わなくなっていることにあります。そういう面で、カートカンの利用は日本の森林の商業利用の普及促進に役立つ可能性があるのです。

また、アルミ缶は大量の石油を使って作られるため、その過程でたくさんの二酸化炭素を出す製品です。これに取って代わることも非常にいいことですね。

しかし、この記事によれば、カートカンを国内で製造する凸版印刷(東京都台東区)によると、昨年度の生産量は約1億7000万本。需要は右肩上がりに伸びているものの、アルミ缶やスチール缶など500ミリリットル以下の小容量飲料全体の1%にも満たないというのも現実です。


【これからの普及に期待】


ただ、希望も持てます。平成8年に国内メーカーで初めてカートカンを採用したポッカコーポレーション(名古屋市)には、環境への関心が高まっている最近では消費者だけでなく、自治体や企業からの問い合わせが増えているそうです。

また、昨年から、UCC上島珈琲やサントリーなど大手メーカーが相次いでカートカンを採用するなど、大手メーカーも消費者の敏感な環境意識の高まりや自社の環境保護への取り組み強化からカートカンの採用を増やし始めているようです。

こんな素晴らしい取り組みにはどんどんエールを送って、もっと普及を促して生きたいですね。
  




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