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2009年07月24日

【機内、ヒヤリ】

日食見たさに起きたヒヤリとさせるニュースです。

『湖北省上空を飛行中の中国国内便。窓の外が、一瞬にして真っ暗になった。皆既日食だ。乗客が一斉に、片側の窓につめかける。飛行機が傾いた。22日午前、中国の空でヒヤリとさせる珍事が発生した。京華時報が伝えた。

 中国国際航空(CA)4513便は定刻の午前7時45分、四川省の成都空港を離陸した。早朝の便なので、いつもは「もう一眠りしよう」と目を閉じる乗客も多いが、この日は違った。飛行中に皆既日食帯を通過することが知らされており、乗客は空から「世紀の天体ショー」を見ることができると期待していた。観測用の眼鏡を準備している人も多かったという。機内では刻々と、日食に関する各地からの情報がアナウンスされた。

 湖北省上空を飛行中の午前9時20分ごろ、太陽は三日月のような形になった。そして、壮観なダイヤモンドリング。同時に、飛行機周辺に「暗黒の空」が出現した。上空では星がまたたいている。乗客は大歓声を上げ、「黒い太陽」が見える側の窓に殺到した。すると、急に重心が移動したため、飛行機の床が傾斜しはじめた。客室乗務員は大声で、「危険です! 着席をお願いします」と訴えた。

 約4分後、飛行機は皆既日食帯を抜け出した。改めてダイヤモンドリングが出現し、太陽は徐々に力強い黄金の光を取り戻した。CA4513便は無事、上海の浦東空港に到着した。』(7月23日付 サーチナ)


【あわや墜落?】

世界中で注目された46年ぶりの皆既日食はいろいろな場所で様々な珍事を起こしたようですが、この中国からのニュースもそのひとつでしょう。

国内便で福岡から東京に向かうときや、反対に東京から福岡に戻るときに機長が富士山が見えますよと機内アナウンスするときがありますが、初めて富士山を見る人にとっては席を移動してでも見たくなるものかも知れません。富士山であれば、数百人の乗客のほんの一部が席を離れて機内の片方に移動するだけなので全体としてそれほど影響がないのでしょうが、今回の皆既日食のように乗客の大半が簡易メガネまで持って乗り込んでいるような状態では起こるべくして起こったといえるかも知れませんね。

飛行機が傾いたときにはみんな真っ青になったのではないでしょうか。いくら安全性が高い現代の航空機に乗っているとはいえ、ちゃんと機長や乗務員の注意を聞かないと大変なことになるという典型的な実例となりました。
  
タグ :皆既日食




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