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2009年08月25日

【オバマ不支持】

オバマ大統領に不支持が広がっています。

『米紙ワシントン・ポストは21日、ABCテレビとの合同世論調査の結果を報じた。それによると、オバマ大統領が「国のために正しい判断を下す」と答えた人は49%で、4月より11ポイントも下落した。
 オバマ大統領が目指す医療保険改革への反発などが影響しているとみられる。特に昨年の大統領選で勝敗を左右した無党派層の落ち込みが大きいという。
 また、「国が間違った方向に進んでいる」との回答は4月より7ポイント増え55%に達した。大統領支持率は同月のピーク時の69%から57%に下がった。
 世論を二分している医療保険改革に関しては、オバマ大統領の取り組み方を支持する人は4月より11ポイント低い46%で、不支持の50%に逆転された。
 一方、財政赤字に対する取り組みには半数以上が不支持だったが、景気刺激策に対しては43%の人が支持し、不支持の23%を大幅に上回った。調査は今月13~17日、全米の成人約1000人を対象に実施された。』 (8月22日付産経新聞)


【不支持の原因】

不支持の原因は明らかにオバマ大統領の医療保険改革(通称、「オバマケア」)への反発でしょう。オバマケアは、高額な医療支出を削減すると同時に新たな公的保険を設け、約4700万人いる無保険者の解消を目指すものですが、10年間で1兆ドル(約95兆円)というコストが最大のネックとなっているのと、何と言っても大きな政府を嫌うアメリカ国民の反発、それをうまく利用した共和党の戦術が功を奏していると言えるかもしれません。

7月から夏休みの休会に入ったアメリカ議会両院の議員は、それぞれの地元に戻ってタウンミーティングで有権者にオバマケアについて意見交換をしていますが、CNNをはじめとする米国のメディアが連日報道している通り、オバマ大統領や民主党議員の思惑とは裏腹に政府介入を嫌う保守層の反発が日増しに強まっているようです。

【オバマケアの行方】

大統領就任から7ヶ月あまり。百年に一度といわれる金融・経済危機への速やかな対応などでしっかりと国民の支持を広げてきていたオバマ大統領ですが、ここに来て大統領自身の言葉を借りれば「歴史は明らかだ。改革が可決に近づくと、特別利益団体があらゆる手段を使って抵抗してくる」状況に後退を余儀なくされているようです。

変化を志向し、ドラスティックな改革を進めようとすれば必ず既得権益を持った勢力が猛反発してくるのはどこの国でも同じことです。これまでの改革にあまり反発がなかったのが、異例だったということでしょう。オバマ大統領は政治生命を賭けてここはしっかり腹を据えて、クリントン政権がなしえなかった本物の医療改革を実現してほしいものです。

  



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