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2010年06月17日

【英国政府が支援】

いよいよ英国政府が乗り出すことになりそうです。

『キャメロン英首相は10日、米メキシコ湾で起きた英石油大手BP<BP.L>の原油流出事故をめぐり、同社を支援する考えを表明した。また、オバマ米大統領との会談でこの問題について協議する意向を示した。
 アフガニスタンを訪問中のキャメロン首相は原油流出事故について記者団に対し「これは環境上の大惨事だ。状況に対処する上でBPはできることをすべて実施する必要がある。英国政府は支援する用意がある」と述べた。
 「米政府の不満は完全に理解できる。最も重要なことは(事故の)影響を抑制し問題の把握に努めることだ。これについて来週、米大統領と協議する」と語った。
 ロンドンの関係筋によると、キャメロン首相とオバマ大統領は週末に電話会談を行う予定。』(6月10日付ロイター通信)


【拡大する被害】

それにしても米国のメディアは連日、このBPによる原油流出事故について報道していて、その責任追及は事故を起こしたBPはもとよりオバマ政権にまで及んでいます。それもそうでしょう、毎日毎日海底の破損したバルブから出る原油の映像や打つ手もなく茫然と立ちすくむメキシコ湾沿岸の漁師たちの姿を見ていると、僕でも事故当事者のBPやオバマ政権は何をやっているんだと思いたくなります。

実際、BPによる原油ストップ作戦は何度も失敗し、事故から50日以上経った今でも止まっていないのです。

【もうひとりのキャメロン】

先日、iPhoneでラリーキングライブ(Larry King Live)を見ていたら、キャメロン氏が出てBPを支援したいと言っていました。キャメロンとはいっても英国首相のキャメロン氏ではなく、あの「タイタニック」や「アバター」の監督ジェームス・キャメロン氏です。キャメロン監督は「タイタニック」を作る過程で様々な深海探査技術を学び、深海探査ロボットなどについても詳しいとのことで、その知識を生かしてBPや米国政府の力になりたいと力説していました。

特にキャメロン監督の発言で印象深かったのは、深海での作業の複雑さと難しさを強調していたことでした。海面から数千メートル以上もの深海では、潮流のちょっとした変化や予測できないことが多々あり、ましてや大量に流出する原油のパイプに蓋をして止めるなどと言うことは至難の業であり、そのあたりの現実をよく知る必要があるということでした。素人目にはBPは何をやっているんだともどかしい気持ちや怒りばかりが先行してしまいがちですが、そもそもこんな深海での作業は今まで人類が経験したことのないことなのだと冷静に見直してみる必要がありそうです。

いづれにしても、おそらく今回の原油流出事故は、かつてない規模での深海での原油採掘失敗となり、その環境に与える影響だけでなく、今後の深海での原油採掘のあり方から米政権への影響まで幅広い社会的・政治的影響を及ぼし続けることになるでしょう。キャメロン氏のように様々なジャンルの人が英知を出し合って解決に向けた努力が実っていくことを祈るばかりです。  




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海や山、自然が好きな九州男児です。あらゆる機会をとらえて、時代の変化をいつも感じていたいと思っています。
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