2010年08月04日

【ねぎらいのお言葉】

これほど嬉しいことはないかもしれません。

 『天皇陛下は3日午前、日本相撲協会の村山弘義・理事長代行に対し、名古屋場所で全勝優勝を果たし、昭和以降、歴代3位の連勝記録を達成した横綱・白鵬関の活躍をねぎらう書簡を渡した。天皇陛下が力士に対してねぎらいの書簡を送るのは異例。
 宮内庁によると、天皇陛下の言葉を川島裕侍従長名で書簡にしたもので、両国国技館(東京都墨田区)で宮内庁側から村山理事長代行に手渡された。書簡は「困難な状況にありながら、連日精励奮闘して幕内全勝優勝を果たしたのみならず、大鵬関の連勝記録を超え、歴代3位の連勝記録を達成した横綱白鵬関に、おねぎらいとお祝いをお伝えになるとともに、今後とも元気に活躍するよう願っておられる」などと記されているという。』(8月3日付毎日新聞)


【陛下と白鵬】

相撲は神道に基づいた神事として、日本国内の各地で「祭り」として地域住民によって行われています。それは、健康と力に恵まれた男性が神前にてその力をささげ、神々に敬意と感謝の意を示す行為なのです。したがって、礼儀作法にも厳しく、東京・名古屋・大阪・福岡で毎年行われてる大相撲興行も神事としての位置づけを有しているため、古代から現代にいたるまで皇室との縁も深いと言われています。

暴力団との関係を取り沙汰され、かろうじて開催だけは出来た名古屋場所でしたが、天皇賜杯も優勝力士には渡されませんでした。白鵬関が最終日悔し涙を見せたのはこの天皇賜杯がなかったためとも言われています。

しかし、結果として名古屋場所の後相撲界から逮捕者も出たし、日本相撲協会の暴力団との関係も完全に疑念なしとなったわけではありません。だから天皇賜杯がなかったのもやむを得ないことだと思います。そこを慮ってねぎらいのお言葉を白鵬関にかけられた天皇陛下。本当に素晴らしいことだと感じました。

日本の大相撲はまだまだ奈落の底から這い上がるまでには時間がかかりそうですが、日本の相撲の伝統を必死で守ろうとするモンゴル出身の白鵬関と、天皇陛下のお言葉に一筋の光を見出したいと願うのは僕だけでしょうか。  




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海や山、自然が好きな九州男児です。あらゆる機会をとらえて、時代の変化をいつも感じていたいと思っています。
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