2010年08月24日

【電力と百貨店】

猛暑効果は電力をモーレツに押し上げているようです。

『記録的な猛暑が7月の経済統計に異変をもたらしている。家庭用の電力需要が過去最高となる一方、猛暑効果で百貨店の売上高の落ち込み幅も縮小した。

 電気事業連合会(電事連)が19日発表した全国の電力会社10社の7月の電力需要実績(速報)によると、家庭向けに販売した電力量は前年同月比6.1%増の225億8200万キロワット時で、7月の家庭向けとしては、調査を始めた72年以降最高となった。

 全国的に猛暑日が記録される中、エアコンの使用が増えたことが影響したようだ。電事連によると、8月も19日現在で、前年実績を上回っているという。

 日本百貨店協会が19日発表した7月の全国百貨店売上高は、前年同月比1.4%減と29カ月連続の前年割れだったが、減少幅は6月の6.0%から大幅に縮小した。1%台のマイナスは08年3月以来、2年4カ月ぶり。

 クールビズ関連が好調な紳士服の売上高が1.6%減と6月の減少幅から4.7ポイント改善。サングラスや日傘などの「身の回り品」も2%減で6月より3.4ポイント改善した。ウナギやそうめんなどの売れ行きが良かった食料品は1.9%増と3カ月ぶりに増えた。

 ただ、暑さが長引くと、商戦を迎えつつある秋物衣料品の売れ行きに影響が出る。秋物は単価が高いため「猛暑はそろそろ終わってほしい」(飯岡瀬一専務理事)との声も聞かれる。』(8月19日付毎日新聞)


【クーラーなしではいられない?】

それにしても今年の夏は異常です。35度以上の日が全国各地で連続しているのですから、かつて経験したことのない事態でしょう。正確にはわかりませんが、10年以上前は夏が暑いといっても30度少し上回るくらいの温度だったような気がします。それが気象庁の公式の数字で35度以上ということは、アスファルトばかりの都会や照り返しのひどい海辺などでは優に40度を超えているのではないでしょうか。
こんな異常事態にやせ我慢して、あるいはエコに配慮してクーラーなしで過ごそうとしたら、室内で熱中症になってしまいます。我が家も夜は多少クーラーの温度は上げてはいるものの、明け方までつけっぱなしの日が続いています。これほどの暑さはまさに未体験ゾーンといった感じです。

これでは電力需要がピークを超えて伸びるのはやむを得ないでしょうし、自衛手段として様々な猛暑対策のグッズが飛ぶように売れるのもわかる気がします。

21世紀に入ってからの10年間の気象はそれまでとは全く違った様相を呈しています。相次ぐ大規模洪水や干ばつ、森林火災などのニュースはそれ以前は遠い外国の話と思っていましたが、深層崩壊やゲリラ豪雨など身近なところで気象の大激変の予兆が見られるようになり、身の危険さえ感じることが出てきているのです。全地球的な規模での気候変動には私たち人間はなす術もないのです。

それにしてもこの猛暑、なんとか峠を越してほしいものですね。
  




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