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2010年11月29日

【踊らない会議】

会議がもう目前と言うのに昨年とは打って変わって世界からは一向に注目されていないようです。

『地球温暖化対策を話し合う国連気候変動枠組み条約第16回締約国会議(COP16)が29日、メキシコで開幕する。京都議定書に基づく削減期間が12年末で切れるのを踏まえ、新たな枠組みづくりが主要議題となる。事前交渉では、議定書の枠組み延長論が浮上し、日本は、米国や中国など主要排出国が削減義務を負わない現行枠組みでは実効性が乏しいと反対する。松本龍環境相は12月7日からの閣僚級会合の前から現地入りし各国に理解を求める。

 日欧は米中を枠組みに加えるよう主張するが、中国は排出削減義務が経済に悪影響と反発。米国も参加に消極的で、これまでの事務レベル交渉は空転した。このままでは13年以降に削減目標がない空白期間が生じるとして、途上国を中心に現行枠組みを延長する声が強まり、日本は孤立しかねない状況になっている。

 議定書で削減義務を負う国の排出量が世界全体の27%で、米中不参加の枠組みは日本の産業にとって国際競争で不利になる。松本環境相は「議定書延長が世界全体で二酸化炭素を減らすという目標につながると思えない」と話す。』(11月27日付毎日新聞)

【遠のく合意、高まるリスク】

COP15が残した傷は深く、京都議定書に基づくCO2の削減期限が12年末に迫る中、世界各国を巻き込んだ実効性のある新たなCO2削減策が合意される可能性は極めて低い。これが世界の現実なのだ。

多くの科学者が危惧する地球規模の危機を回避しなければならないという総論には賛成しながらも、どこの国がどれだけ削減するかという各論に入っていけばいくほど各国の政治的思惑や自国の利害の前に一歩も進めなくなるという現実。

3年、5年先のリスクならば回避する術を持ち得ても、10年、20年先のリスクには目をつぶってしまう人間の愚かさ。他人の批判をすることには熱心でも、大きなリスクを冒して自ら行動することには躊躇する愚かな人間たち。

最も想像力を働かせて、今こそ立ち上がるべきときに何もなしえない人間たちには、この気候変動の危機を乗り切ることは本当に困難なことなのでしょうか。注目されないからこそ、今年のCOP16の帰趨をしっかりと見ておくべきだと思うのは僕だけでしょうか。  




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海や山、自然が好きな九州男児です。あらゆる機会をとらえて、時代の変化をいつも感じていたいと思っています。
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