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2010年12月02日

【国際手配】

ウィキリークスの創設者が国際手配されることになりました。これからの展開は予断を許さないでしょう。

『国際刑事警察機構(インターポール)はスウェーデンの裁判所からの要請を受け、米告発サイト、ウィキリークス創始者のジュリアン・アサンジュ氏(39)を国際手配した。

ストックホルムの刑事裁判所は2週間前、8月にストックホルム近郊で起きた事件に関連して強姦や性的暴行などの容疑でアサンジュ氏の逮捕状を出し、インターポールに手配を要請していた。

インターポールの手配は、加盟188カ国向けに発行される「レッドノーティス」と呼ばれるもの。国際指名手配の令状として機能するものではないが、アサンジュ氏の拘束と身柄引き渡しを念頭に、加盟各国に対して手配対象者の発見に向けた協力を要請する。

アサンジュ氏の弁護士は11月の時点で、スウェーデン当局の捜査はアサンジュ氏が女性2人との間で同意に基づく性的関係を持ったことが発端だと説明。女性2人がアサンジュ氏を告訴したのは、それぞれが同氏と関係を持っていたことを知った後のことだと主張している。同弁護士に対してもアサンジュ氏本人に対しても、スウェーデンの当局から捜査についての連絡は一切ないという。

アサンジュ氏も一貫して無実を主張、中東の衛星テレビ局アルジャジーラに対し、事件捜査は自分に対する陰謀だと訴えていた。』(121日付CNN.co.jp)


【別件逮捕?】

これはまさしく国際的な「別件逮捕」とでも言えるのではないでしょうか。11月29日にウィキリークスが米国外交機密文書約25万点を次々と公開する中、その驚くべき内容に世界中が衝撃を受けてまだ数日しか経っていないのですが、暴露文書に関わっている各国政府の堪忍袋の緒が切れたというところでしょう。

それにしても時すでに遅しです。衝撃的な機密文書は次々と公開されていて、米国政府は分刻みで政府としての信頼を失いつつあるのですから。個人情報同様、いったん公開されてしまって人々の目に触れたら、もう後戻りは出来ないのです。

【情報は権力なり】

正直、こんなサイトがあるとは知りませんでした。ウィキペディアを見ると、ウィキリークスは中国政府の反対者と、台湾、欧米、オーストラリア、南アフリカのジャーナリスト、数学者、ベンチャー企業の技術者によって運営され、「アジア、旧ソビエト連邦、アフリカのサハラ砂漠以南、そして、中東の圧制を強いている政権を白日のもとに晒すことであり、また、世界の全ての地域で、政府や企業によって行われている非倫理的な行為を暴露したいと考えている人たちを支援していきたい」と主張しているそうです。正論ではありますが、実態はよくわかりません。

権力と反権力、国家と個人、機密と公開、正義と反逆、いろいろな対比が頭に浮かんできます。このような告発サイトが生まれ、米国の機密文書をこれほど大量に入手・公開できたのは、9/11の際米国の連邦政府の省庁間で情報の共有がなされてなかったとの反省から、アフガニスタンの兵士でさえ機密文書が見られるほどに横の情報連絡がイントラネット上で出来るようになり、ハッカーの餌食になったという報道がありました。きっとその通りなのでしょう。何事も「進んでいる」アメリカだからこそ起こったとも言えそうです。

ウィキリークスがやっていることがすべて正しいとは思えませんが、強すぎる権力に対する反作用としてインターネットが個人のチカラを結集して国家に対峙する。ものすごい世の中になったものです。この情報漏洩に比べれば日本の尖閣ビデオの漏えいなど子供だましみたいなものかもしれません。僕らは北朝鮮がいつ崩壊してもおかしくないと思っていますが、アメリカだって情報の渦の中でいつ崩壊するかもしれないということを思わずにはいられないほどの大事件ですね。みなさんはどう思われますか?

≪参考≫

・「ウィキリークス」のサイト → http://www.wikileaks.org/
  




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