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2011年03月09日

【深海温度上昇】

海の奥深いところでも温度の異常が起きているようです。

『深さ3000メートル以深の海水温が地球のほぼ全域で上昇していることを海洋研究開発機構が突き止め、5日付の米地球物理学誌で発表した。年間の貯熱量は、国内の全エネルギー消費量に換算して25~65年分に匹敵した。地球温暖化が原因とみられる。海水温の上昇は、海流の変化や海面上昇をもたらし、地球規模での異変につながる恐れがあるため、観測強化が急がれそうだ。

 09年までの10年間、海洋地球研究船「みらい」などを使って世界各地の海水温を測り、90年代の記録と比較。南極海を中心に深層の水温が10年間で最大0・077度上昇していることが分かった。地球の平均気温は100年間で0・7度上昇したが、もし深海の貯熱効果がなければわずか1年で気温を0・2度押し上げた恐れがある。

 原因として、温暖化で南極周辺の海面近くの水温が上昇したために、本来深海に沈み込んでいた氷になるような冷水の量が減り、海洋大循環で地球規模に広がったことが考えられるという。今後、深海のこれまで温暖化を和らげてきた「クッション役」が継続するのか注視する必要がある。』(3月4日付毎日新聞)


【深刻化する地球温暖化】

地球温暖化のメカニズムに関して素人にはなかなか事の重大さはわかりにくいのですが、地球のほぼ全域の3千メートル以上もの深海で海水温が上昇しているというのは現象面だけ捉えてもかなり深刻な事態だというのが僕らにもわかります。記事にあるように極地の温暖化によって深海に浸みこんでいくべき冷水の量が減り、海洋の大循環のサイクルが大きな異変を起こしているというのが科学者の見方のようです。

すでに温暖化の影響が海の奥深いところまで来ているとすれば、これはもう取り返しのつかないところまで来ているのではないかとの懸念が高まります。短期的に見てもここ数年から10年の期間に世界各地で起こった干ばつ、洪水、山火事、ハリケーンなどの自然災害の大規模化の少なからぬ原因は地球温暖化の進行にあると言われていますが、中長期的に見ても地球温暖化が関係していると見られる深海温の上昇はさらに大きな異変を地球全体にもたらすことになるのでしょうか。  




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海や山、自然が好きな九州男児です。あらゆる機会をとらえて、時代の変化をいつも感じていたいと思っています。
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