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2011年06月21日

【拙速】

海江田経産相が原発立地県に原発の再稼働要請に動くそうです。

『海江田万里経済産業相は18日、東京電力福島第1原発事故を踏まえ、全国の原発に指示した追加安全対策が、実施済みであることを確認したと発表した。併せて、定期検査を終えた原発の再稼働を認めるよう要請する方針を表明したが、立地する自治体の理解を得られるどうかは依然不透明だ。
 「電力の供給不安は、日本企業を海外に退避させ、産業の空洞化を招く恐れがある」。経産相は18日の臨時記者会見でこう指摘し、自治体に理解を求めるため、自ら出向いて説明することに意欲を示した。経産省によると、定期検査後の再稼働が遅れている原発は関西電力美浜原発1号機など5基。夏には、さらに6基が検査後の再稼働を控えている。
 「(電力不足を回避するために)スケジュールありき的な発想はよくない」。原発を抱える道県でつくる「原子力発電関係団体協議会」の三村申吾会長(青森県知事)は、以前からこう強調し、政府の出方を強くけん制してきた。中部電力浜岡原発の全面停止を要請する一方、他の原発を安全と結論付ける政府の立場は、周辺住民をはじめ地元には理解しにくいのが実情だ。』(6月18日付時事通信)


【批判続出】

この経済産業相の発表に対して原発立地県の知事からは批判が噴出しているそうです。福井県や大阪府をはじめ、知事たちは過酷事故対策が適切とした経産相発表に根拠がまだ明確でないと説明を求めており、これから海江田大臣の各地の訪問時には紛糾することが予想されています。当然でしょう。

福島第一原発の事故原因さえ特定されていないのに、地震対策は示さずに津波対策に偏った一夜漬けのような安全対策では誰も信じないのは当然です。しかも福島第一原発では汚染水処理装置も5時間でストップ、トラブル続きで事故収拾の見通しも立たないという状況下です。

申し訳ないけど、経産省のあせりは夏の電力不足懸念を材料に停止中の原発を再稼働させて、原発稼働容認の既成事実を積み上げようとしているとしか思えません。住民の安全など二の次だというのは明白です。

経産相は近く福井県と九州を訪問するそうですが、強硬に反対している福井県知事の説得は真っ先に必要と考えているからでしょうが、九州については比較的説得が容易にできると踏んでいて、九州を突破口にしたいとの思惑があるのかもしれません。住民の安全よりも何が何でも原発の稼働を優先しようとする経産省の姿勢には強い懸念を感じます。  




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