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2011年06月23日

【原発が遊園地?】

ドイツの奇想天外な発想に正直驚かされます。

 『ドイツ西部カルカーの原発跡地に造られた遊園地「ワンダーランド・カルカー」では、高速増殖炉として建設された施設が、現在ではメリーゴーラウンドとして第2の人生を送っている。

 東京電力福島第1原発の事故を受けて反原発の世論が高まる中、ドイツ政府は今月に入り、2022年までに国内すべての原発を停止にする方針を決定。運転停止後の原発施設をどうするのかが今後の焦点となる。

 カルカー高速増殖炉は完成後に一度も運転することなく廃止となり、1995年にオランダの投資家が買収。その後テーマパークとして生まれ代わり、現在では年間約60万人が訪れているという。』(6月21日付ロイター通信)


【明と暗】

なんと、かつての高速増殖炉がメリーゴーラウンドとして子供たちに親しまれているというのです。一度も稼働することがなかったので遊園地として再生できたのでしょうが、いづれにしても日本でこんな発想が出てくるでしょうか?答えは「否」です。

※写真は元の炉内から見上げたメリーゴーラウンド

日本の高速増殖炉は福井県の敦賀市にありますが、あまりの危険性と将来性のなさに世界ではどこの国も高速増殖炉から撤退しているというのに、日本だけがナトリウム漏れ事故をはじめとして何度も何度も事故を起こしながら、今も危険なまま運転もできずに捨て置かれているというのが現実です。もちろん住民に対する十分な情報公開も行われず、事故の情報はブラックボックスそのものです。子供が近づくなんて発想自体がありません。

高速増殖炉もんじゅにしても福島第一原発にしても、日本の55基の原発はある意味、放射能の影響を最も受ける子供たちにとっては悪魔のような存在ではないでしょうか。

その過ちを認めて高速増殖炉からは早々に撤退し、3/11後は原発そのものからも撤退を決断したドイツ。このドイツのメリーゴーラウンドに「変身」した高速増殖炉を「明」とすれば、日本のもんじゅや大量の放射能をまき散らし続けて暴走し続けている福島第一原発は「暗」でしょう。

第二次世界大戦で敗戦したドイツと日本。なぜこうまで違ってしまったのでしょうか。深く、深く考えるべき二つの国の「かたち」だと思います。  




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