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2011年10月04日

【わさびで受賞】

こんなユニークな研究もあったんですね。

『ユーモアがあり、かつ意義深い科学的研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」の授賞式が29日に行われ、わさびのにおいを使って火災を知らせる「わさび火災警報装置」を開発した今井真滋賀医科大講師(49)、田島幸信・香りマーケティング協会理事長(57)ら日本人7人が「化学賞」を共同受賞した。

 わさび警報装置は、火災発生時にわさびのにおいがする気体を噴射し、眠っている人を起こす仕組みだという。

 このほか、「医学賞」は尿意が意思決定に及ぼす影響を調べた米ブラウン大学などのチームに、「公衆衛生賞」は高速道路で運転するドライバーの注意力の散漫について研究したカナダ・トロント大学のジョン・センダース氏にそれぞれ贈られた。「心理学賞」は、人がため息をつく理由を解明しようとしたノルウェー・オスロ大学のKarl Halvor Teigen氏が受賞した。

 授賞式は米ハーバード大学で行われ、過去のノーベル賞受賞者らが賞を授与した。日本人の受賞は5年連続だという。』(9月30日付ロイター)


【5年連続の快挙】

このイグ・ノーベル賞は「裏ノーベル賞」とも呼ばれていて、米国の「ユーモア科学研究ジャーナル」誌の編集長、マーク・エイブラムス氏が91年に創設したそうです。これまでに日本人は31人が受賞しているとのことで、あの発明家のドクター中松氏や犬語翻訳機「バウリンガル」の開発者なども受賞していてなかなかユニークです。そんな中、2007年からは日本人が連続して受賞しているとのことで、政治や経済の世界では衰退の一途と言われる日本人も捨てたものではないなあと嬉しくなりますね。

※「イグ・ノーベル賞日本人受賞者の一覧表」

それにしてもわさびの火災報知器とは、よく考えたなあと感心します。わさびって刺身には欠かせないものとして日本人にはなじみ深い食べ物ですが、その鼻にツンと来る匂いを火災報知器に使うというのはホントに日本人らしい発明ですよね。「七人のサムライ」先生方に脱帽!!!
  



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