上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  


2011年10月14日

【ビール党に朗報?】

ビール党にとっては朗報だと言うべきでしょうか?いやあ、違うか。

『中高年男性にみられるぽっこりと出た「ビール腹」は、ビールを飲む量とは関係ないことが、滋賀医科大の上島弘嗣・特任教授らの調査でわかった。

 ビールをよく飲む中高年の男性と、そうでない人を比べても、腹囲に差はみられなかった。13日から名古屋市で開かれるアルコール・薬物依存関連学会合同学術総会で発表する。

 同大学などのグループは2005~08年、無作為で抽出した滋賀県草津市内の40~70歳代の男性1095人に面談し、飲酒量や腹囲などを調べた。アルコールの総摂取量のうち、ビールが30%を超える「ビール党」(166人)の腹囲は平均85・3センチだったのに対し、日本酒などほかの酒を主に飲んだり、飲酒しなかったりする「非ビール党」(924人)は85・5センチで、0・2センチ大きかった。腹囲85センチ以上は、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の基準に該当する。

 年代別に見ると、50~60歳代ではビール党の腹囲が上回ったが、差は0・3~0・8センチしかなく、40歳代と70歳代では非ビール党が0・3~1・8センチ大きかった。日本酒などを含む飲酒の総量も、統計的に計算すると、腹囲とはあまり関係なかった。同グループでは、食べ過ぎと運動不足が「ビール腹」の原因とみる。』(10月12日付読売新聞)

【中高年のシンボル?】

ビール腹は日本では中高年男性のシンボルのようなものです。町を歩いていると、あっちを見てもこっちを見ても樽のようなお腹のオンパレード。一体どうしてあんなにモッコリとお腹が出てくるんでしょうか。不思議ですよね。

ビール腹というのはもともとビール樽のようなお腹という意味もあるのかもしれませんが、必ずしもビールを飲みすぎたからビール腹になるのではないという今回の調査結果はビール党にとってはひとつの安心材料(?)になるのかもしれませんね。

でも油断は禁物。というのは、ビールのカロリーの3分の2はアルコールですが、残りの3分の1は糖質であり、アルコールは体内に蓄積しないものの、糖質は脂肪に変わって体内に蓄積されていくため、飲み過ぎればその分、体重に反映されていくということがわかっています。また、ビールとともに食べるおつまみも、当然、体重増加の大きな要因となりますから、やはりビールを飲みすぎるのはお腹だけでなく肥満の原因になっていくということは肝に銘じておく必要がありそうです。あなたはビール腹、それとも?  




< 2011年10>
S M T W T F S
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
hLg
プロフィール
luckymentai
luckymentai
海や山、自然が好きな九州男児です。あらゆる機会をとらえて、時代の変化をいつも感じていたいと思っています。
Copyright(C)2024/博多っ子の元気通信 ALL Rights Reserved