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2012年08月06日

【やる気なし】

こういうふざけたことが許されるのでしょうか?

『国会の原発事故調査委員会がまとめた報告書を巡って、野党の一部からは質疑を行うよう求める意見が出ていますが、各党の間で具体的な調整は進んでおらず、国会に提出されて1か月となる今も質疑などが行われる見通しはたっていません。

国会の原発事故調査委員会は、先月5日、東京電力福島第一原子力発電所の事故について、歴代の規制当局と東京電力の経営陣の安全への取り組みを批判したうえで、「自然災害」ではなく明らかに「人災」であるなどとした報告書をまとめ、衆参両院の議長に提出しました。
これについて、国民の生活が第一やみんなの党などからは、委員長を務めた黒川清元日本学術会議会長を参考人として国会に招致して、質疑を行うべきだという意見が出ています。
また、先月31日に開かれた衆参両院の議長や副議長らと、調査委員会の委員を務めた有識者らとの会合では、報告書の提言を踏まえて速やかに国会に原子力の問題に関する常設の委員会を設置する必要があるなどという指摘が出されました。
しかし、これまでの原子力政策や原発の再稼働などを巡って、各党の間で意見が分かれていることもあって、具体的な調整は進んでおらず、報告書が国会に提出されて1か月となる今も質疑が行われる見通しはたっていません。』(8月5日付NHK)


【全国会議員を辞めさせるべき】

こんなデタラメなことをやっているのが国会議員です。自分たちが作った原発事故調査委員会が出した報告書を審議しようとさえしないなんて、本当に国民を馬鹿にしています。国会事故調の報告書にもいろいろと問題はあることはわかっています。大前研一氏は他の事故報告書同様、「原子炉」の詳細な分析をおろそかにして聞き取り調査だけで「人災」と決めつけるのは3面記事と同レベルだと極評しているほどです。

しかし、原子力の専門家ではない委員の限界はあったにしても、大前氏も含めて今まで原子力を推進してきた「原子力ムラ」の人間たちの責任を追及し、彼らがフクイチの事故を「人災」にしたというのは少なからぬ真実があると思います。国会が任命した委員がそういう調査を真摯にやってせっかく結論を出したのに、国会そのものがその報告書を有効に活用しないとしたら一体何のための事故報告書なのか。国会議員たちは一体何をやっているのか、官僚たちはこの報告書をすでにうやむやにしようと画策をしているようですが、国会議員たちまでがそのような策謀に乗っかろうとするならば、国民は絶対に許してはいけないと思います。

次の選挙では原子力の見直しに消極的な議員たちは落選させるべきです。こんなデタラメを許していたら、間違いなく原子力によってこの国は崩壊の淵に立つことになるでしょう。
  




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海や山、自然が好きな九州男児です。あらゆる機会をとらえて、時代の変化をいつも感じていたいと思っています。
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