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2012年11月27日

【嘉田知事動く】

滋賀県の嘉田知事が動いた。これからは女性が国を動かす。その象徴的存在になってほしい。

『滋賀県の嘉田由紀子知事は27日午後、大津市内で記者会見し、12月16日投開票の衆院選に向け、新党「日本未来の党」結成を表明した。嘉田氏は「卒原発」「脱増税」など六つの結集軸を掲げ、賛同する勢力と連携する方針を明らかにした。これに対し、国民の生活が第一は解党して合流する方針を決定。「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」(略称・脱原発)も合流を決めた。
 既成政党とは一線を画す「第三極」陣営では、共闘を目指す日本維新の会とみんなの党にきしみが生じる一方、嘉田氏を中心に脱原発を旗印とした勢力の結集が急速に進展。「みどりの風」も合流を検討しており、衆院選の構図に大きな影響を与える可能性もある。
 会見で嘉田氏は「国民の信頼を取り戻し、希望を持てる未来への選択肢となる新しい政治軸を立てる」と訴えた。新党の代表には嘉田氏が、代表代行には橋下徹大阪市長(日本維新の会代表代行)のエネルギー政策でのブレーン的な存在だった飯田哲也大阪市最高顧問が就く。嘉田氏は知事を続投し、自らは衆院選には出馬しない。 
 一方、生活は27日、小沢一郎代表も出席して党本部で常任幹事会を開き、嘉田氏の示した「卒原発」などの結集軸について協議。「政策面では全く一緒だ」(幹部)として未来への合流を決めた。
 また、脱原発の山田正彦共同代表は生活本部で小沢氏と会談、脱原発も未来に合流することを伝えた。小沢氏はこの後、記者団に「脱原発も未来の呼び掛けに応じる」と語り、山田氏は「合流して一緒に頑張ろうということになった」と述べた。
 社民党に離党届を出した阿部知子前衆院議員も神奈川県藤沢市で記者会見し、未来への参加を表明した。』(11月27日付時事通信)


【市民の怒りを結集せよ】

昨年の3/11の福島第一原発の核惨事は日本の政治・文化・社会の情景を一変させました。この事故は人災であり、その人災は政治では自民党、経済界では電力会社、行政組織では中央官僚、学会では御用学者、そして大手メディアなどの原子力ムラにあります。今でも万人単位の福島周辺の方々が放射能におびえて暮しておられます。

そんな状況を無視したまま、あまりにも傲慢不遜、あまりにも無反省な自民党、3年間の大失敗に学べない民主党、コバンザメのように自民党について回るだけの公明党、こんな政党に日本の未来を託して、再び原発帝国に逆戻りしたらもうニッポンは次の原発大事故によって世界地図から抹殺されてしまうでしょう。残るのは10万年もの長い間有害な放射能を放出し続ける放射性廃棄物と逃げる術のない世界の棄民となった日本民族の無残な姿だけです。世界に誇る1千年の都・京都も放射能まみれになって人がいなくなれば10年と持たず朽ちてしまうでしょう。

そんな日本に絶対にしたくない。そう思うからこそ原発からの脱却を目指す。当然の感情であり、当然の人間らしい道です。そんなことすらかなぐり捨てて、「原発が再稼働しなければ日本経済は持たない」と国民を脅し続ける自民党をはじめとする政治家、電力業界、中央官僚、御用学者、大手メディアなどの原子力ムラの面々に痛烈な一撃をくらわせる時は今しかありません。

嘉田知事の新党「日本未来の党」、支持します。僕たちの原発への怒りを結集してほしい。その一点です。代表代行に飯田哲也氏が就くのも期待が持てます。小沢氏の剛腕、今までは嫌悪していましたが今回は違います。日本をいい方向に向かわせるのなら最後のチャンスを与えてもいいと思います。まだ政治的意思を固めていないあなた、あなたはどう思われますか?
  



2012年11月27日

【脱原発で結集?】

小さな党の寄せ集めでは自民・民主・公明には勝てない。ではどうするか。

『 「国民の生活が第一」(小沢一郎代表)と新党「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」(共同代表・山田正彦元農相、河村たかし名古屋市長)は、脱原発の第3極勢力を結集する新党結成に向けた調整に入った。

 「みどりの風」(共同代表・谷岡郁子参院議員ら)にも参加を呼びかけている。原発再稼働に慎重な姿勢をとってきた嘉田由紀子滋賀県知事を党首に迎える案が出ており、嘉田氏の動向が焦点だ。

 嘉田氏は26日夕、記者団に対して態度を表明する予定だ。関係者によると、嘉田氏はすでに「脱原発」の河村氏らと東京都内で会談し、原発政策などをめぐって意見交換した。河村氏は、新党が結成された場合、嘉田氏に党首に就任するよう打診したという。嘉田氏は、党首に就任した場合でも知事を辞職しない考えという。周辺では、新党の名称を「日本未来の党」とする案が出ている。

 脱原発の小泉俊明前衆院議員は26日朝のフジテレビの番組で、「別々の政党では、選挙戦は事実上できない。新しい党にひとつになるという方向を目指していきたい」と述べ、3党合流に意欲を示した。「みどりの風」の谷岡氏も同番組で、合流について「連携の必要性がある」として、検討する考えを明らかにした。』(11月26日付読売新聞)


【脱官僚支配は脱原発から】

総選挙の公示日をほぼ1週間後に控えて、大きなうねりが広がりつつあります。各種世論調査を見ても自民党、民主党の得票予想比率が高くなっている中、小政党がいくら頑張っても大勢を逆転するには力不足です。ではどうするか。やはり同じ政策目標を立ててひとつの党として政治勢力を結集することです。その目標として今最も多くの人々が何とかしたいと思っていることは何か。

それは原発を早くなくしてほしいということではないでしょうか。原発ゼロの期限目標はバラバラでも向かうところが同じであれば、総選挙後の新しい議席の中で決めることは十分できます。嘉田知事には是非新党を創ってその代表として頑張ってほしいものです。

脱原発というのはそもそも他の政策公約とはひとまわりもふたまわりも違う政策公約です。今回の総選挙で問われるべきは、福島第一原発事故が国の存亡にかかわるような重大な事故であったということ、地震大国日本では原発の真の安全は成り立たないという共通認識を持って、命を守り、日本の社会・経済・文化を守り抜くために脱原発を目指すかどうかです。脱原発は新エネルギー産業の創出と放射性廃棄物処理への明確な道筋の確率へもつながり、経済にもプラスの影響をもたらすでしょう。

そういう意味で既得権益まみれの自民党が原発温存を政権公約に入れるのは問題の先送り以外の何物でもありません。この政党の懲りない性根を糺すために、市民と第三局の政党が手を結べば脱原発は実現できます。最後まで頑張りましょう。
  




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海や山、自然が好きな九州男児です。あらゆる機会をとらえて、時代の変化をいつも感じていたいと思っています。
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