2008年10月27日

【ついに建て替え】

以前から取りざたされていた歌舞伎座の建て替えがついに決まりました。

歌舞伎座、建て替えへ『歌舞伎の殿堂として知られる東京・銀座の歌舞伎座が、2010年4月公演を最後に建て替えに入ることが20日、松竹から発表された。現在の建物は築50年以上が経過し、老朽化が激しいため、数年前から建て替えが取りざたされていた。工期は約3年を予定。新劇場はビル内に入る予定だ。

 松竹によると、来年の正月から16カ月間は「歌舞伎座さよなら公演」を実施。正月は松竹系全劇場の公演を3日初日とし、2日に歌舞伎座の舞台に全幹部俳優を集めて記念式典を行う。建て替え中の歌舞伎公演は新橋演舞場を中心に行われる。

 歌舞伎座は1889年創建。1924年に奈良様式と桃山様式を合わせた現スタイルの原形が建てられたが、45年5月に東京大空襲で焼失。51年に新築し、翌年に再開場した。2002年に国の登録有形文化財に登録された。』(10月20日付毎日新聞)


【思い出深い建物】


歌舞伎座、建て替えへ仕事で東京に住んでいた頃、せっかく東京にいるのだから毎月歌舞伎が見られる唯一の劇場である歌舞伎座で本物の歌舞伎を観ようと足しげく通った時期がありました。

もちろん、足しげく通うとなるとサラリーマンでは1万円以上もする1等席や2等席は買えません。行くのは決まって4階にある「一幕見席」。ここであれば1幕ずつ入場券を購入できて、しかも500円から1500円程度で買えます。予約も要らないし、歌舞伎役者に掛け声をかける大向こうさんも結構座っていて「歌舞伎通」の席でもあるのです。

外国人観光客にもよく出会ったし、義経千本桜では狐忠信に扮した猿之助が4階の一幕見席の隅からワイヤで宙吊りの芸を披露するのも目の前で見ることが出来ました。

【新生歌舞伎座に期待】

時代は変わり、古いものは新しいものに変わっていきます。どんなに堅牢な建物でもいつかは寿命が来て、建て替えるときがやってくる。寂しい気もしますが、新しい時代にふさわしい歌舞伎演劇を新装なる歌舞伎座で味わうというのも、いいのかもしれません。

庶民の演劇である歌舞伎を後世に伝えていくために、是非、松竹さんには一幕見席を残した庶民にやさしい新生歌舞伎座を作ってほしいものです。



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