2009年02月09日

【驚くべき不遜】

政治と官僚のせめぎ合いを目の前で見せられるような光景だ。

驚くべき不遜-政権を公然と侮辱する人事院総裁 『「いま、そういってはなんだが、政権の交代ということも起こりうる-」

 人事院の機能を大幅に「内閣人事・行政管理局」に移管する政府の「工程表」決定に反対した谷公士(まさひと)人事院総裁が4日朝、TBSのテレビ番組に出演し、麻生政権交代の可能性に言及した。

 谷氏は、政権交代しても中立・公正を信条とする公務員の立場を説明したかったようだが、自民党内では「麻生内閣退陣で公務員制度改革の法案が『お蔵入り』することを期待しているのではないか」ともささやかれている。

 人事院総裁のテレビ生出演は極めて異例で、谷氏は出演理由を「人事院が設けられた意味を国民に申し上げる立場だからだ」と説明した。さらに「国会で決まるまでは意見を申し上げ続けることが私の義務だ」と述べ、法案策定や国会審議の場でも政府案に徹底抗戦する考えを強調した。』(2月4日付産経新聞)


【国家、国民不在】

とても国民のために、国家のために語っているとは思えない不遜な態度。麻生政権などどうせ直ぐに交代すると言い放つ人事院総裁の態度には正直驚きを通り越して、これが公僕と言われる官僚のあるべき姿なのかとあきれて物も言えなくなった。この総裁の言動がもしも日本の官僚諸氏の思いを代弁しているとしたら、日本の将来は本当に危ないと感じるのは僕だけだろうか。

同じ産経新聞の別の記事によれば、『谷氏は昭和39年に郵政省に入り、平成10~13年に郵政事務次官を務め、退官後は同省所管の財団法人「郵便貯金振興会」(現ゆうちょ財団)理事長へ天下り、同時期にさらに2つの財団法人の理事長を兼任。15年6月には有料CS放送の関連会社会長となり、16年4月に人事官に就任、18年4月から人事院総裁を務めている』とのこと。

また、 『長く折衝してきた甘利明行政改革担当相は「あんな不遜(ふそん)な官僚は見たことがない」と憤りを隠さない。甘利氏が話をしようとしても、谷氏は「事務方と同じ見解ならば会う必要はない」と面会を度々拒否。交渉過程では、甘利氏との電話での会話を無断で録音するなど抵抗戦術を続け、「われわれを総務省や財務省などと同列にしないでほしい」と言い放った』そうだ。

こういう人には、国民や国家のことなど頭にはないだろう。

【怒りの鉄拳】

どんなに偉くても、内閣総理大臣をも公然と愚弄することが人事院総裁には許されているのだろうか。日本のトップは曲がりなりにも総理大臣なのだ。

人間は追い詰められたときや、真剣勝負をするときにはその本性が現れるものだ。政治家と官僚の間でも時折、その本性が明らかになる場面がある。

国民である僕たちは、こういう政治と官僚のせめぎ合いの現場をしかと見て、記憶にとどめておく必要がある。そして怒るべきときには怒らないといけないとこの記事を見て心底思った。みなさんはどうお考えですか。



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