2010年07月22日

【猛暑にウォッカ?】

思わぬ天災になす術なしというところでしょうか。

猛暑にあえぐロシア―気候変動直撃『連日、記録的猛暑に見舞われているロシアの非常事態省は、ウオツカなど酒に酔って、水浴びをし、水死する人の数が急増していることを明らかにした。6月だけで死者1200人以上、7月も既に400人以上で、今年に入り合計1600人以上が命を落とす異常事態になっている。政府は全国的に非常事態を宣言。暑さとは程遠いイメージのあるロシアが今夏、危機的状況となっている。

 この夏、早くも1600人以上―。ロシアで暑さと飲酒による水死者数が、異常なペースで増え続けている。

 ロイター通信などによると、同国では6月中旬から、130年ぶりという記録的猛暑で、降雨もない酷暑が続いている。気温40度を超える地域もある。夏の平均気温が20度前半の首都モスクワでも17日に、同日気温では過去最高の35度を記録。月間平均気温は例年を6度以上も上回る見込みだという。

 軍も暑さの影響で毎週恒例のパレードを中止するほどの事態。エアコンは在庫が売り切れており、市民は涼を求め、ビールやウオツカを飲み、水浴びする姿がロシア各地の水辺で見られている。』(7月19日付スポーツ報知)


【日本でも猛暑続き】

日本でも梅雨が明けたと思ったら、連日35度を超す猛暑が日本各地で観測されています。海の日の19日にも、全国各地で気温はぐんぐん上がり、気温が35度以上の「猛暑日」となり、大分県中津市で36.8度を記録したとのことでした。

日本ではここ数年、真夏は35度以上というのはあまり珍しくなくなりましたが、30年以上前はせいぜい30度前後というのが普通でした。つい先々週にはアメリカや欧州で40度以上という熱波が襲っていたことを考えると日本はまだまだましなのかもしれません。

しかし、極寒のシベリアを有するロシアでは35度を超えるような暑さは少なくとも今生きている人たちには経験したこともない暑さなのですから、ウォッカを煽って海に飛び込む気持ちもわからないではありません。

【年々深刻化する猛暑】

このニュースによれば、ロシアの非常事態省は全国83地域中、20地域近くで非常事態を宣言したそうです。また、米海洋大気局(NOAA)の分析では、地上と海面を合わせた地球全体の今年1~6月の平均気温が14・2度と、観測が始まった1880年以来最高だったことが分かったばかりであり、今世紀に入ってからの気候変動、地球温暖化の動きは確実に深刻さの度合いを増しているように思います。

たった数十年、いや数年でこれほどまでの気候の変化が世界各地で頻発するのは尋常ではない事態でしょう。本当にこれから僕たちの世界はどうなっていくのでしょうか。1人1人の人間はしばらくの間、気候変動や地球温暖化の脅威について忘れていることが出来るかもしれませんが、現実は人間の記憶などお構いなしに変化し続けています。もう個人の力でも、企業の力でも、国家の力でもどうしようもない事態が迫っているのでしょうか。



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