2010年07月29日

【アジアの子供たち】

こども達が訴える地球温暖化の脅威―みらいサミットみなさんは「アジア太平洋こども会議・イン福岡」という団体を御存じでしょうか?この団体はアジア・太平洋地域のこどもたちと福岡のこどもたちとの交流を目的に1988年に福岡に設立され、今年で活動を始めてから22年目になります。テーマは「We are the BRIDGE つなげます、世界の夢を」ということで、毎年7月になるとアジアの30カ国近い国・地域からたくさんの子供たちがやってきて、福岡の市民の家にホームステイしたり、福岡の子供たちと交流キャンプなどを通じて国際理解を深めています。

こども達が訴える地球温暖化の脅威―みらいサミットもう20年近くになるので、最初のころの子供たちは30代くらいに成長していて、アジア各国で活躍しており、そのネットワークは年々成長しています。これって福岡が地域としてやっている事業としては最も未来のある事業だと僕は信じて疑いません。なぜなら、子供たちが主役だからです。

【みらいサミットでの発表】

そのアジア太平洋こども会議が今年の事業のひとつの目玉として福岡市の協力を得て、福岡市の市議会議事堂で各国の子供たちが未来を語るという会議を7月24日の土曜日の午後に開催しました。幸いにもその会議に参加することができたのですが、正直感動しました。なぜでしょう。それは以下の理由からです。

1. 30カ国近いアジアの子供たちが、あの大きな議事堂の中で、堂々と家族の未来、学校の未来、地域の未来、地球の未来、人類の未来といったテーマで、しっかりと自分たちの主張を述べたことです。中にはそのまま政治家になってもいいくらいの立派な「演説」をしていた子供たちもいました。

2. まだ10歳にも満たない子供たちが英語という共通の言葉で、考え、発表し、行動し、お互いを理解しあっていることです。もちろん、言葉などなくても通じ合える正直な心が子供たちにはあることも実感できました。

3. 最後に、参加している国・地域の中に名前も知らなかった国や地域があったのですが、一番驚いたのはツバルやモルジブ、トンガといった太平洋の諸島国家から来た子供たちが地球温暖化の脅威にさらされている自分たちの国の将来を真剣に憂い、なんとかしたいと訴えていることでした。

これらの国々のこどもたちの未来は、もちろん子供たち自身と子供たちの国々の大人たちが第一義的には作っていくべきものですが、国レベルではどうしようもない地球規模の災禍である気候変動、地球温暖化には僕たち日本国を含め先進国といわれる国々が先頭に立って解決に向けた真摯な努力をしていかなければいけないと痛感させられました。

そうしなければ今回参加した太平洋の島嶼国の子供たちに未来はないのです。子供たちの真剣なまなざしに打たれた一日でした。

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