2010年11月12日
【事情聴取】
一体、彼は起訴されるのでしょうか。
『中国漁船衝突のビデオ映像流出事件で、神戸海上保安部の海上保安官(43)が警視庁捜査1課と東京地検の事情聴取に「船内の共用パソコンで映像を見た」と話していることが11日、捜査関係者への取材で分かった。
同課は海上保安官が乗務していた巡視艇「うらなみ」や第5管区海上保安本部(神戸市)、第11管区海上保安本部(那覇市)に捜査員を派遣。神戸市内の自宅官舎も家宅捜索し、パソコンの解析や事情聴取で流出経緯を解明する。
捜査関係者によると、海上保安官は映像データの持ち出しや流出を認めた上で、「船内の共用パソコンで映像を見た」と話したという。
さらに「外部記憶媒体で保存していた」と説明。投稿場所とされる神戸市内の漫画喫茶に持ち込んだという。
捜査1課は職員からデータ取り扱いの実態などについて聴取。共用パソコンなどを解析し、実際に映像が閲覧できたかを確認する。』(11月11日付時事通信)
【誰が悪いのか】
今回のビデオ流出事件で、国会では政府は野党から厳しい追及を受けていますが当然だと思います。そもそも事件が起こってから今まで政府のスタンスはあまりにもフラフラしすぎていると言わざるを得ないでしょう。中国政府はその隙を巧みに突いて尖閣諸島を自国領土と日本に認めさせるべく揺さぶりをかけ続けています。
そして一部国会議員にのみ公開していたビデオ映像のまさかの流出。日本政府にとっては対策が後手後手に回る上に、情報管理の甘さが恥の上塗りとなりました。You Tubeに本物の映像が出たことで中国政府は苦々しく思っているのではないでしょうか。そういう意味ではビデオを公開した海上保安官はよくやったと言える部分もあるかも知れません。多くの市民が海上保安官を責めるどころか擁護しているのも理解できます。
もっと政府の対応がしっかりしていれば今回のビデオ流失という失態も起こらなかったのではないかと僕も思います。さらにビデオ流失について危惧するのは、情報管理の徹底という大義名分のもとでビデオ情報などを共有することで現場対応能力を高めていた海上保安庁の対応力が落ちるのではないかということです。海上保安庁の中にはかなり政府の対応に不満がたまっているのではないかということを真剣に受け止めて、トカゲの尻尾を切るようなことではなく、もっと国として筋の通った対策を大局的にじっくりと議論して考えるべきだと思います。
みなさんはどう思われますか?
一体、彼は起訴されるのでしょうか。

同課は海上保安官が乗務していた巡視艇「うらなみ」や第5管区海上保安本部(神戸市)、第11管区海上保安本部(那覇市)に捜査員を派遣。神戸市内の自宅官舎も家宅捜索し、パソコンの解析や事情聴取で流出経緯を解明する。
捜査関係者によると、海上保安官は映像データの持ち出しや流出を認めた上で、「船内の共用パソコンで映像を見た」と話したという。
さらに「外部記憶媒体で保存していた」と説明。投稿場所とされる神戸市内の漫画喫茶に持ち込んだという。
捜査1課は職員からデータ取り扱いの実態などについて聴取。共用パソコンなどを解析し、実際に映像が閲覧できたかを確認する。』(11月11日付時事通信)
【誰が悪いのか】
今回のビデオ流出事件で、国会では政府は野党から厳しい追及を受けていますが当然だと思います。そもそも事件が起こってから今まで政府のスタンスはあまりにもフラフラしすぎていると言わざるを得ないでしょう。中国政府はその隙を巧みに突いて尖閣諸島を自国領土と日本に認めさせるべく揺さぶりをかけ続けています。
そして一部国会議員にのみ公開していたビデオ映像のまさかの流出。日本政府にとっては対策が後手後手に回る上に、情報管理の甘さが恥の上塗りとなりました。You Tubeに本物の映像が出たことで中国政府は苦々しく思っているのではないでしょうか。そういう意味ではビデオを公開した海上保安官はよくやったと言える部分もあるかも知れません。多くの市民が海上保安官を責めるどころか擁護しているのも理解できます。
もっと政府の対応がしっかりしていれば今回のビデオ流失という失態も起こらなかったのではないかと僕も思います。さらにビデオ流失について危惧するのは、情報管理の徹底という大義名分のもとでビデオ情報などを共有することで現場対応能力を高めていた海上保安庁の対応力が落ちるのではないかということです。海上保安庁の中にはかなり政府の対応に不満がたまっているのではないかということを真剣に受け止めて、トカゲの尻尾を切るようなことではなく、もっと国として筋の通った対策を大局的にじっくりと議論して考えるべきだと思います。
みなさんはどう思われますか?
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