2011年12月31日
【今年の10大ニュース】
いよいよ今年も今日で終わり。年の最後に2012年を振り返るべく、読売新聞の読者が選んだ10大ニュースを見てみましょう。先ずは「日本編」。
1.東日本大震災、死者・不明者約2万人
2.サッカー「なでしこジャパン」世界一
3.福島第一原発事故で深刻な被害
4.大相撲で八百長発覚、春場所中止に
5.新首相に野田佳彦氏
6.スカイツリー「世界一」634メートルに到達
7.大型台風上陸相次ぎ記録的被害
8.大阪ダブル選、「都構想」で共闘の橋下氏が大阪市長、松井氏が府知事に初当選
9.テレビ放送が地デジに移行
10.節電の夏、37年ぶり電力使用制限令
今年のニッポンは、とてつもない災害に見舞われた年となりました。3月11日に起こった東日本大震災、巨大津波、そして福島第一原発事故。この日を境にして、ニッポンという国の形が実際に地図の上でも動いただけでなく、あらゆる意味で「この国のカタチ」が変わった、そして変わらなければならなくなりました。この大災害に比べれば他のどのニュースもあまりにも小さく見えるのは僕だけでしょうか。
【国際編10大ニュース】
では同じく読売新聞から国際編の10大ニュースをどうぞ。
1.タイで洪水被害、日系企業も大打撃
2.ウサマ・ビンラーディン殺害
3.チュニジアで長期独裁政権が崩壊、エジプト、リビアにも「アラブの春」
4.ニュージーランド地震で日本人28人を含む180人以上死亡
5.ユーロ危機深刻化、欧州各国に波及
6.中国高速鉄道で追突事故、40人死亡
7.米アップル社のスティーブ・ジョブズ会長が死去
8.世界人口が70億人突破
9.中国が日本を抜き世界第2の経済大国に
10.英ウィリアム王子が結婚
今年の海外の10大ニュースの上位にも、タイの大洪水やニュージーランドの大地震が入りました。大規模な自然災害が世界でも頻発し、地球全体でも気候変動や地殻変動が人々の暮らしを脅かしていることがわかります。そして自然の変化は人間の在り方にも大きな影響を及ぼしますが、その典型的な動きがチュニジアに端を発した中東の民主化のうねりだったのではないでしょうか。世界が音を立てて変わりつつあるという予感がした1年でした。
【僕のブログの10大ニュース】
そして最後に独断と偏見で選んだ僕のブログの10大ニュースを発表します。
1.「メルトダウンの恐怖-福島第一原発」・・・3月13日記事
2.「破局回避を天に祈る―福島第一原発」・・・・3月15日記事
3.「運転員不在―福島第一原発」・・・・・・・3月16日記事
4.「福島第一原発の惨禍に想う」・・・・・・・・・3月17日記事
5.「原発事故に想う―福島第一原発」・・・・・・・3月19日記事
6.「空気から食品へ―放射能の脅威 」・・・・・・3月20日記事
7.「原発事故に想う―福島第一原発その2」・・・・3月21日記事
8.「安堵と不安の連鎖続く―福島第一原発 」・・・・3月22日記事
9.「急速に進む「恐れていた事態」―食品・水・土壌の放射能」・・3月24日記事
10.「原発事故後に見えてきたもの―福島第一原発」・・3月27日記事
今年は僕にとっての最大のニュースは、何といっても福島第一原発の核惨事です。したがって異例ですが、10大ニュースすべてを原発事故が起こって数週間の記事だけにしました。1986年4月26日のチェルノブイリ原発の事故以来、日本で起こってほしくないと思っていたことが現実に福島で起こった。これは本当に恐怖でした。3月11日の事故発生以来の数日間は夜も眠れないくらいの恐怖を味わいました。もしかしたらあの数日間で日本が壊滅していたかもしれないと思うと今でもその当時書いた記事を読みなおすとその当時の恐怖がよみがえります。今も数十万人の方々が家も土地も職も家族も失い、故郷を失ったまま漂流を余儀なくされていると思うと胸が痛みます。これほどの大事故を起こした政府、東電、そして原子力ムラの住民と言われる関係者は厳罰に処せられるべきだと思いますし、これから重い十字架を背負って被災された方々の償いを一生にわたってしてもらいたいと思います。年が明けてもこの事故については追及し、監視し続けたいと思っています。
《参考》
・「今年の締めくくり10大ニュース」・・・・2010年12月31日の僕のブログ記事
いよいよ今年も今日で終わり。年の最後に2012年を振り返るべく、読売新聞の読者が選んだ10大ニュースを見てみましょう。先ずは「日本編」。
1.東日本大震災、死者・不明者約2万人
2.サッカー「なでしこジャパン」世界一
3.福島第一原発事故で深刻な被害
4.大相撲で八百長発覚、春場所中止に
5.新首相に野田佳彦氏
6.スカイツリー「世界一」634メートルに到達
7.大型台風上陸相次ぎ記録的被害
8.大阪ダブル選、「都構想」で共闘の橋下氏が大阪市長、松井氏が府知事に初当選
9.テレビ放送が地デジに移行
10.節電の夏、37年ぶり電力使用制限令
今年のニッポンは、とてつもない災害に見舞われた年となりました。3月11日に起こった東日本大震災、巨大津波、そして福島第一原発事故。この日を境にして、ニッポンという国の形が実際に地図の上でも動いただけでなく、あらゆる意味で「この国のカタチ」が変わった、そして変わらなければならなくなりました。この大災害に比べれば他のどのニュースもあまりにも小さく見えるのは僕だけでしょうか。
【国際編10大ニュース】
では同じく読売新聞から国際編の10大ニュースをどうぞ。
1.タイで洪水被害、日系企業も大打撃
2.ウサマ・ビンラーディン殺害
3.チュニジアで長期独裁政権が崩壊、エジプト、リビアにも「アラブの春」
4.ニュージーランド地震で日本人28人を含む180人以上死亡
5.ユーロ危機深刻化、欧州各国に波及
6.中国高速鉄道で追突事故、40人死亡
7.米アップル社のスティーブ・ジョブズ会長が死去
8.世界人口が70億人突破
9.中国が日本を抜き世界第2の経済大国に
10.英ウィリアム王子が結婚
今年の海外の10大ニュースの上位にも、タイの大洪水やニュージーランドの大地震が入りました。大規模な自然災害が世界でも頻発し、地球全体でも気候変動や地殻変動が人々の暮らしを脅かしていることがわかります。そして自然の変化は人間の在り方にも大きな影響を及ぼしますが、その典型的な動きがチュニジアに端を発した中東の民主化のうねりだったのではないでしょうか。世界が音を立てて変わりつつあるという予感がした1年でした。
【僕のブログの10大ニュース】
そして最後に独断と偏見で選んだ僕のブログの10大ニュースを発表します。
1.「メルトダウンの恐怖-福島第一原発」・・・3月13日記事
2.「破局回避を天に祈る―福島第一原発」・・・・3月15日記事
3.「運転員不在―福島第一原発」・・・・・・・3月16日記事
4.「福島第一原発の惨禍に想う」・・・・・・・・・3月17日記事
5.「原発事故に想う―福島第一原発」・・・・・・・3月19日記事
6.「空気から食品へ―放射能の脅威 」・・・・・・3月20日記事
7.「原発事故に想う―福島第一原発その2」・・・・3月21日記事
8.「安堵と不安の連鎖続く―福島第一原発 」・・・・3月22日記事
9.「急速に進む「恐れていた事態」―食品・水・土壌の放射能」・・3月24日記事
10.「原発事故後に見えてきたもの―福島第一原発」・・3月27日記事
今年は僕にとっての最大のニュースは、何といっても福島第一原発の核惨事です。したがって異例ですが、10大ニュースすべてを原発事故が起こって数週間の記事だけにしました。1986年4月26日のチェルノブイリ原発の事故以来、日本で起こってほしくないと思っていたことが現実に福島で起こった。これは本当に恐怖でした。3月11日の事故発生以来の数日間は夜も眠れないくらいの恐怖を味わいました。もしかしたらあの数日間で日本が壊滅していたかもしれないと思うと今でもその当時書いた記事を読みなおすとその当時の恐怖がよみがえります。今も数十万人の方々が家も土地も職も家族も失い、故郷を失ったまま漂流を余儀なくされていると思うと胸が痛みます。これほどの大事故を起こした政府、東電、そして原子力ムラの住民と言われる関係者は厳罰に処せられるべきだと思いますし、これから重い十字架を背負って被災された方々の償いを一生にわたってしてもらいたいと思います。年が明けてもこの事故については追及し、監視し続けたいと思っています。
《参考》
・「今年の締めくくり10大ニュース」・・・・2010年12月31日の僕のブログ記事
この記事へのコメント