広がるオバマ効果-今度は携帯
【オバマ効果】
オバマ新大統領のことなら今は何でも話題になるようです。
『ホワイトハウスの新しい「顔」となったロバート・ギブス大統領報道官(37)は22日、初めての記者会見を開き、オバマ大統領がホワイトハウスでも、多機能型携帯電話「ブラックベリー」を手放さないことなど、大統領の新生活の一端を明らかにした。
オバマ氏は選挙期間中も「ブラックベリー」を愛用。ただ、機密保持の面で懸念され、顧問弁護士やシークレットサービスは使用継続に反対していたとされる。大統領就任後、手放すかどうか注目されていた。
報道官によると、情報保護措置を強化した上で、ごく少数の親しい友人や上級スタッフらに限って、連絡を取り合っている。ただ、メールは大統領記録法に基づき、公的記録として保存されるという。
このほか、大統領はホワイトハウスの広さに戸惑ったこともあったが、「昨日は家族と食事をし、新生活を楽しんでいる」と説明した。
ギブス報道官は、大統領選ではオバマ陣営の広報戦略を担い、報道対応に手慣れている。会見では、約50分にわたる矢継ぎ早の質問を笑顔でそつなくこなした。会見には報道関係者100人以上が詰めかけた。』 (1月23日付時事通信)
【ブラックベリーって何?】
それにしても
「ブラックベリー」って何だろうと先ずは思われた方も多いのではないでしょうか。ブラックベリーはカナダ移動通信機器大手リサーチ・イン・モーション(RIM)が販売する携帯電話のヒット商品です。海外の週刊誌などを見ると、よく写真付きの広告が載っています。日本ではまだ普通の携帯電話と比べると普及率は2%程度と言われるiPhoneなどの多機能型携帯電話ですが、NTTドコモがこの春にも日本でも発売を計画しているようです。
オバマ大統領はずいぶん以前からこのブラックベリーで友人とのやり取りなどをしているそうですが、大統領となると今までみたいに気軽にいうわけにはいかないようですね。
それにしても、世界一有名になったオバマ氏に無料で宣伝してもらえるブラックベリーのメーカーやリサーチ・イン・モーション(RIM)はウハウハでしょうね。それもそのはず、ニューヨークタイムズ紙によると、もし大統領が民間人だった場合には広告出演料は2500万~5000万ドル(約23億~45億円)以上に上るのではないかと書いてありました。すごい。
関連記事