パソコンを節電しよう!

luckymentai

2011年05月13日 08:38

【マイクロソフト公開】

ウィンドウズパソコンの節電法が日本マイクロソフトから公開されました。

『「OS起動時に消費電力最大」「最も有効な節電策はディスプレイの輝度調整」──日本マイクロソフトは5月10日、Windows搭載PCの消費電力を検証し、効果的な節電の方法をWebサイトで公開した。節電の設定を一括で行うプログラムの配布も始めた。

 今夏、電力不足が見込まれる東京電力と東北電力エリアに加え、浜岡原子力発電所の停止で中部電力エリアも節電が求められそうな状況。同社は財団法人・電力中央研究所の協力でWindows搭載パソコンの消費電力を検証し、以下の結果をまとめた。

・最新のPCは、5年前に発売されたPCに比べて平均約53%の節電効果。ノートPCは同じ年に発売されたデスクトップPCに比べて平均約66%の節電効果
・PCの電力量はOS起動時に多く消費しており、OS起動時はスリープ状態からの復帰時に比べて3倍以上の電力量を消費している
・電源OFF時の待機電力とスリープOFF時の待機電力との間には約0.5ワットの差しかない。従って、1時間45分(XP搭載PCの場合)以内にPCを再度使用する場合は、電源オフではなくスリープ(Windows XPではスタンバイ)を推奨
・PC利用時の最も有効な節電策はディスプレイの輝度調整。画面の明るさを100%から40%に変更することで平均23%の電力削減が可能である
・上記から、Windows搭載PCの利用では、スリープ/スタンバイの有効活用と、利用時のディスプレイ輝度調節による節電を行うことで1台当たり約30%、16ワット分の節電効果がある。』(5月10日付ITmedia News )


【大きい節電効果】

福島第一原発の核惨事であらゆる場面で日本人すべてのライフスタイルの根本的な見直しが迫られていますが、その中でも電気の使い方は最大のものです。これから夏に入ると最も気をつけなければならないのは冷房の使い方でしょう。その他、オフィスでも家庭でもこまめに照明を消したり、電化製品のコンセントを抜いたりすることも大事ですが、パソコンの設定を変えることで1台当たり30%近い節電効果があるというのは驚きでした。

特にディスプレイの輝度調節はこの記事を見た後に直ぐ実行することにしました。少し見づらい感じはしますが23パーセントもの節電効果があるとなればここは我慢のしどころです。パソコンは今オフィスから家庭まで幅広く浸透しています。みんなが一度設定変更をしてしまえば小まめにスイッチを入れたり消したりするような面倒な手続きなしに、大きな節電効果が日本全体で期待できそうです。みなさんも是非実行してください。危険な原発に依存しない新しい日本にするためには、個人個人の自覚と努力が大切です。

詳細については、下記をご参照ください。

Windows PC節電策 → http://technet.microsoft.com/ja-jp/windows/gg715287

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