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2012年06月04日
【即位60周年記念】
英国では今、350年ぶりの規模の記念行事が開かれようとしています。
『英国のエリザベス女王(86)即位60年を祝う「ダイヤモンド・ジュビリー(ダイヤモンドの祝祭)」の記念行事が2日、ロンドンを中心に始まる。5日まで、英全土は祝日となり女王がさまざまなイベントに参加して国民の祝福を受ける。
初日の2日、女王はロンドン郊外のエプソン競馬場で開かれる伝統の競馬レース・ダービーを観戦。3日には「テムズ川ページェント」と題したイベントが開かれ、女王を含む王室メンバーがボートでテムズ川を下る。
4日はバッキンガム宮殿で祝福コンサートがあり、歌手のポール・マッカートニーさんやスティービー・ワンダーさんが出演予定。最終日の5日、女王はセントポール大聖堂での礼拝に参列した後、国会のあるウェストミンスター・ホールからバッキンガム宮殿までの約2キロを約20分かけて馬車で移動する。
英国国王(女王)で即位60年を祝ったのは、ビクトリア女王(1819~1901年、在位63年7カ月)以来、2人目。世界では、昭和天皇(1986年)やタイのプミポン国王(2006年)などがいる。』(6月2日付毎日新聞)
【大祝賀行事】
皆さんはこのエリザベス即位60周年記念式典をイギリスでは何と言っているかご存知でしたか?僕はつい最近まで知りませんでした。それはこの新聞記事の冒頭にあるように、「The Diamond Jubilee (ダイヤモンドの祝祭)」と言います。先週のタイム誌もこのダイヤモンド・ジュビリーをカバー・ストーリーとして取り上げていました。
式典は、4日間にわたって行われます。先ず、6月2日(土)の女王の好きな競馬レース「エプソムダービー」から始まり、3日(日)には女王が乗る船を先頭に1000隻もの船がテムズ川を下る盛大な水上の祭典、4日にはバッキンガム宮殿での無料コンサート、そして最終日の5日にはセントポール大聖堂での礼拝、女王が乗ったパレードでその幕を閉じるとのことです。
この祝賀行事、空前の規模で行われると言うことですから是非現地で見てみたかったですが、それは叶わなくてもテレビで見ることはできます。みなさんも是非ご覧になってみてください。楽しみですね。
≪参考≫
・「The official website of The Queen's Diamond Jubilee」
英国では今、350年ぶりの規模の記念行事が開かれようとしています。

初日の2日、女王はロンドン郊外のエプソン競馬場で開かれる伝統の競馬レース・ダービーを観戦。3日には「テムズ川ページェント」と題したイベントが開かれ、女王を含む王室メンバーがボートでテムズ川を下る。
4日はバッキンガム宮殿で祝福コンサートがあり、歌手のポール・マッカートニーさんやスティービー・ワンダーさんが出演予定。最終日の5日、女王はセントポール大聖堂での礼拝に参列した後、国会のあるウェストミンスター・ホールからバッキンガム宮殿までの約2キロを約20分かけて馬車で移動する。
英国国王(女王)で即位60年を祝ったのは、ビクトリア女王(1819~1901年、在位63年7カ月)以来、2人目。世界では、昭和天皇(1986年)やタイのプミポン国王(2006年)などがいる。』(6月2日付毎日新聞)
【大祝賀行事】

式典は、4日間にわたって行われます。先ず、6月2日(土)の女王の好きな競馬レース「エプソムダービー」から始まり、3日(日)には女王が乗る船を先頭に1000隻もの船がテムズ川を下る盛大な水上の祭典、4日にはバッキンガム宮殿での無料コンサート、そして最終日の5日にはセントポール大聖堂での礼拝、女王が乗ったパレードでその幕を閉じるとのことです。
この祝賀行事、空前の規模で行われると言うことですから是非現地で見てみたかったですが、それは叶わなくてもテレビで見ることはできます。みなさんも是非ご覧になってみてください。楽しみですね。
≪参考≫
・「The official website of The Queen's Diamond Jubilee」
2010年11月25日
【明るいニュース】
久々の明るいニュースです。
『英王室は23日、ウィリアム王子とケイト・ミドルトンさんの結婚式を来年4月29日にロンドンのウェストミンスター寺院で挙げると発表した。
挙式の費用は過去の前例にならって王室が負担する。キャメロン首相によれば、交通や警備関連の費用は政府の負担になるという。
キャメロン首相は当日を国民の祝日にすると発表、「ケイトさんとウィリアム王子の結婚式は幸福な記念すべき日となる」「この日を祝日として、できるだけ多くの人に祝ってもらえるようにしたい」との談話を出した。
ウェストミンスター寺院は西暦960年に建立され、1245年に現在のようなゴシック様式の教会になった。1066年以降は国王と女王が即位する際の戴冠式が行われている。
同寺院は王室との関係が深く、エリザベス女王は1947年に同寺院でフィリップ殿下と挙式。1997年にはウィリアム王子の母、故ダイアナ元妃の葬儀が営まれている。
チャールズ皇太子とダイアナ元妃は1981年にセントポール大聖堂で挙式しており、ウィリアム王子とミドルトンさんがウェストミンスター寺院を選んだのは、この時と比べられるのを避けたいという意向がはたらいた可能性もある。』(11月24日付毎日新聞)
【昭和の日が英国の祝日に】
この4月29日という日。日本では「昭和の日」の祝日にあたります。昭和天皇がご存命のときには「天皇誕生日」だったのですが、1989年1月7日の今上天皇即位によって、天皇誕生日は今上天皇の誕生日である12月23日に改められたので、4月29日は今では「昭和の日」となっています。
来年の「その日」は日本では「大安」でもあります。こんなおめでたい日が英国でもウィリアム王子の結婚式の日となり、さらには英国の新たな祝日として英国民のみならず、世界中の人々にとっても大切な英王室に対する祝福の日となるなんて、ほんとうに素晴らしいですね。
思えば、1986年5月11日にウィリアム王子のお母さんであった故ダイアナ妃はチャールズ皇太子とともに東京・青山をパレードして「ダイアナ・フィーバー」を巻き起こしました。あれから1/4世紀を経た今、ようやく英王室に明るい季節がやってきます。来年の4月には幸せなお二人を本当に祝福してあげたいですね。
久々の明るいニュースです。

挙式の費用は過去の前例にならって王室が負担する。キャメロン首相によれば、交通や警備関連の費用は政府の負担になるという。
キャメロン首相は当日を国民の祝日にすると発表、「ケイトさんとウィリアム王子の結婚式は幸福な記念すべき日となる」「この日を祝日として、できるだけ多くの人に祝ってもらえるようにしたい」との談話を出した。
ウェストミンスター寺院は西暦960年に建立され、1245年に現在のようなゴシック様式の教会になった。1066年以降は国王と女王が即位する際の戴冠式が行われている。
同寺院は王室との関係が深く、エリザベス女王は1947年に同寺院でフィリップ殿下と挙式。1997年にはウィリアム王子の母、故ダイアナ元妃の葬儀が営まれている。
チャールズ皇太子とダイアナ元妃は1981年にセントポール大聖堂で挙式しており、ウィリアム王子とミドルトンさんがウェストミンスター寺院を選んだのは、この時と比べられるのを避けたいという意向がはたらいた可能性もある。』(11月24日付毎日新聞)
【昭和の日が英国の祝日に】
この4月29日という日。日本では「昭和の日」の祝日にあたります。昭和天皇がご存命のときには「天皇誕生日」だったのですが、1989年1月7日の今上天皇即位によって、天皇誕生日は今上天皇の誕生日である12月23日に改められたので、4月29日は今では「昭和の日」となっています。
来年の「その日」は日本では「大安」でもあります。こんなおめでたい日が英国でもウィリアム王子の結婚式の日となり、さらには英国の新たな祝日として英国民のみならず、世界中の人々にとっても大切な英王室に対する祝福の日となるなんて、ほんとうに素晴らしいですね。
思えば、1986年5月11日にウィリアム王子のお母さんであった故ダイアナ妃はチャールズ皇太子とともに東京・青山をパレードして「ダイアナ・フィーバー」を巻き起こしました。あれから1/4世紀を経た今、ようやく英王室に明るい季節がやってきます。来年の4月には幸せなお二人を本当に祝福してあげたいですね。