2008年05月02日

【国民の理解?】

政治家の論理と言うのは、本当に身勝手でどうしようもないと思ってしまう一例です。

暫定税率復活の屁理屈『町村信孝官房長官は30日、閣議後の会見で、揮発油税などの暫定税率を復活させることについて「ガソリンの価格を高く設定してその消費を抑制することは地球温暖化対策に確実に役立つ」として「ゴールデンウィーク直前に値上げすることの評判はよくないとは思うが、国民は理解してくれると確信している」と述べた。
 その上で「この後、首相から国民に対して話があると思う」と述べて福田康夫首相が記者会見で暫定税率復活について説明を行うことを明らかにした。
 与党は30日午後の衆院本会議で暫定税率改正法案を「みなし否決」を適用して成立させる方針だが、これに民主党など野党が反発していることついて官房長官は「民主党をはじめ野党が3月中に審議を拒否してきたことをまず反省すべき」とし「審議拒否は怠慢ではないのか」と批判した。』(4月30日付ロイター)


【何でも後づけ】

町村官房長官の理屈はそのまま政府の理屈なのでしょうが、都合が悪くなると直ぐに「地球温暖化対策だから」という大儀を持ち出すのはどうかと思うのは僕だけでしょうか。

もともと、暫定という名の下に30年近くもこんな税率を維持して道路建設だけに使えるようにしてきたなんて、道路族や国土交通省や旧道路公団の権益のため以外の何ものでもないでしょう。時代は大きく変わったのに、場当たりで今までやってきたツケが一気に噴出してきたのだから。

与党や政府としての過去の責任を言及せずして、「地球温暖化に確実に役に立つから・・・国民は理解してくれる」なんてちゃんちゃらおかしい。

民主党の手段を選ばない「先ず政略ありき」のやり方もどうかと思いますが、政府も自民党も国民を愚弄するばかりでなく、本気で「地球温暖化防止のため」というなら、道路に特定された税金の使い道を環境税としてCO2対策に全部振り向けるとか思い切った対応を行うなど、一刻も早く明日の日本をどうするのか長期的な戦略を真剣に考えて国民に提示してほしいものです。

みなさんはどう思われますか?




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