2009年06月17日
日本女性のカルシウム不足が相当深刻であるというニュースが目に留まりました。

調査は今年3月、20~50歳代の女性を対象にインターネットで実施し、722人が回答した。カルシウムを「適度にとっている」「とりすぎ」と感じている人は計36・5%いたが、実際の食生活から摂取状況を推定するチェック表を使って自己診断してもらったところ、「足りている」は0・8%で、「少し足りない」を含めても5%未満だった。
女性のカルシウム摂取量(18歳以上で1日600~700ミリグラム)について77・1%が「分からない」と答え、正解率は8・7%だった。
ライフスタイルとの関連を分析したところ、やせ傾向の人に不足が目立ち、朝食を抜いたり夕食を外食で済ませることが多い人ほど不足していた。』(6月12日付毎日新聞)
【食習慣の改善を】
この調査を行ったダノン健康・栄養普及協会(ダノン・インスティテュート・ジャパン/略称DIJ)とは、同協会のホームページによるとフランス最大の食品会社であるダノン・グループが設立した日本における非営利学術組織で、1999年から活動を開始しているとのことで、しっかりとした研究成果を出しているようです。
それにしても日本女性の99%がカルシウム不足というのは相当ショッキングな数値ですね。しかも調査結果から見ると、若い女性のカルシウム摂取に対する認識が甘いことがわかります。外見にばかりに気を取られて本来強化すべき健康面のケアが遅れているのではないでしょうか。
女性のカルシウム不足は生まれてくる子供の骨の発育にも直接関係するでしょうし、女性は閉経後に骨量が急激に減少すると言われていますから骨そしょう症の原因にもなります。
この調査、是非女性の方々は深刻に受け止めて先ず自らの健康維持のためにカルシウム摂取に努めてもらいたいと思います。
ちなみに、カルシウム摂取量の不足を補うためには吸収率を上げることが必要ですが、カルシウムやマグネシウムの吸収を促す食品として、フラクトオリゴ糖や乳果オリゴ糖があるそうです。女性のみなさん、正しい栄養知識と正しい食習慣を身につけるようにしてくださいね。
日本でカルシューム不足は、私のような老人には不思議で仕方無い。魚がタンパク質摂取には一番入手し易く、しかも青魚を主に食べる。石灰岩帯も適当に分布するから、軟水ばかりではない。しかし、痩せが美人との風潮、だから食事を充分に取らず、でもKFC、マック、スナック菓子は何故か沢山食べる。それと一番不思議なのは、運動すれば筋肉が付くからと運動不足で尚更カルシューム摂取されない。博多は美人の産地でも、本当の「上物さん」は少ないのが事実。東京は外見重視、中身軽視が蔓延して、人三化七が自己陶酔と言うか、自己妄想美人が多くて疲れる毎日。兎にも角にも、男女共骨っぽい人間が増えるように願います。最後に欧米の美人規範が、この国に当て嵌まるのは無理でしょう。元気な赤ちゃんの為に等と言うと女性差別と言われそうです。長い悪文お詫びします。
Posted by FKSnoopy at 2009年06月18日 09:26
FKSnoopyさま、いつもコメントありがとうございます。
最近の女性の心理というのは本当にわからないことばかりですが、どんなに外見をよく見せようとしても健康を害してしまっては、心まで危なくなりますからね。気をつけてほしいものですね。
Posted by luckymentai at 2009年06月19日 18:10