2012年10月18日
原子力規制委員会が来月早々に大飯原発の活断層調査を実施するそうです。

【図で見る】全国の原発の敷地内にある断層の検討状況
現地調査団のメンバーは、規制委の島崎邦彦委員長代理(前地震予知連絡会会長)のほか、岡田篤正・立命館大教授▽重松紀生・産業技術総合研究所主任研究員▽広内大助・信州大准教授▽渡辺満久・東洋大教授--の計5人。調査の公平・中立性を保つため、過去に原発の安全審査に関わった専門家は外して選考したとしている。
活断層の疑いが指摘されているのは大飯原発1、2号機と、3、4号機の間をほぼ南北方向に走る「F-6断層(破砕帯)」と呼ばれる地層。旧経済産業省原子力安全・保安院が全国の原発について断層調査を実施する中で、大飯など六つの原子力関連施設について、敷地内に活断層がある可能性が浮上した。
先月発足した規制委は、全国で唯一稼働している大飯原発を優先して現地調査を実施することを決め、人選を進めてきた。残り5施設についても順次、メンバーと日程を決め、現地調査を行う。
大飯原発の断層をめぐっては、関電も8月から調査を始めており、月内に中間報告を公表する見通し。【中西拓司】』(10月17日付毎日新聞)
【調査結果と規制委判断を注視】
そもそも大飯の活断層は再稼働の前から東洋大の渡辺満久教授などの専門家がその存在を指摘していたにも関わらず、断層の再調査もせずに再稼働に踏み切っていました。もし活断層であれば、今断層が動いても原子炉に重大な危険が及び、原子炉崩壊といった事態が起これば日本列島が東西に分断されかねない重大なことなのです。それを事業者の関西電力や保安院は今の今まで資料が紛失してないとかいろいろな屁理屈をこねて調査さえしてこなかったのは言語道断でしょう。
今回の調査団のメンバーの中にはその危険性を指摘した渡辺満久教授も入っているということですから、一応学問的、中立的な調査が行われることを期待しますが、調査結果によっては規制委が何らかのバイアスをかけてくる可能性も否定できません。まさに今回の活断層調査は規制委の姿勢をリトマス試験紙にかける最初の「踏み絵」として注視しておきたいと思います。
それでも日本人は、原発の再稼働を選んだ。
一億総ざんげへの道。動き出したら止まらない。
この道は、いつか来た道。ああ、そうだよ、民族の歴史は繰り返す。
意思のあるところに方法はある。(Where there’s a will, there’s a way).
意思のないところに解決法はない。
意思は未来時制の内容であり、日本語には時制がない。
それで、日本人には意思がなく、解決法が見つけられない。
自然鎮火を待つのみか。
耐え難きを耐え、忍び難きを忍んで、もって万世のために太平を開かんと欲す。
不自由を常と思えば不足なし。
座して死を待つか、それとも腹切りするか。
私の父は、玉砕した。何のお役に立てたのかしら。
安らかに眠ってください。過ちは繰り返しますから、、、、
わかっている、わかっている。皆、わかっている。
ああしてこうすりゃこうなると、わかっていながらこうなった、、、、、
十二歳のメンタリィティには、知恵の深さが見られない。教養がない。
わかっちゃいるけど やめられない。ア、ホレ、スイスイ、、、、
白く塗られた黒いオオカミの足を見破ることは難しい。
だます人は悪い人。だまされる人は善良な人。おとり捜査は難しい。
この調子では、人の命はいくつあっても足りるものではない。
我々は、自らは望むことなく危機に陥る民族なのか。
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Posted by noga at 2012年10月20日 20:11