2008年12月01日
裁判員制度候補者ノミネートを知らせる通知が続々と届き始めたようです。

戸惑いや重圧を感じた人、参加に意欲を示す人……。思いもよらない通知の到来に、候補者たちは様々な表情を見せた。
「刑事裁判と民事裁判の違いもわからない。法律の知識がないのに、人を裁けるのだろうか」。「裁判員候補者名簿記載通知書」を受け取った東京都新宿区の70歳代の無職女性は、まず不安を感じた。
経理や秘書の職歴が長いが、今は時間的余裕がある。70歳以上の人は辞退できるとはいえ、「候補に選ばれた以上、引き受けたい」と前向きで、「これを機会に法律も勉強したい。そうしないと、法廷で被告人や検事の話を聞いてもわからない」と意欲を示した。』(11月30日付読売新聞)
【我が家にも】

「もし通知書が来たら、義務だから裁判員やらなきゃしようがないね。」
「いや、仕事の接待とか理由があれば辞退出来るらしいよ。」
そして、その翌日、郵便ポストに青い封筒で通知書が入っているではありませんか。300分の1の確率だから、ありうるかもと思っていたらそのとおりになりました。
来たからには真摯に対応するしかないでしょう。でも仕事のことが気になります。何とかして辞退する道はないものかと考えるのが本心ではないでしょうか。
【あくまでも候補】

今回の通知は、翌年に裁判員になる可能性があることを事前に伝え、心づもりをしてもらうために送られたものであり、この段階ではすぐに裁判所に出向く必要はありませんし、あくまでも今回通知された方のなかから、事件ごとに候補者を選び、裁判所で候補者から裁判員を選ぶ手続きを経て6人の裁判員が選ばれるという事前予告のようなものなのであわてる必要はないのかもしれません。
原則的には国の義務なのですから、よほどの理由がない限り辞退は出来ないと腹をくくって、裁判の仕組み、裁判員としての役割などをじっくり勉強しておいたほうがよさそうですね。みなさんの手元には通知書は来ましたか?
《参考》
・「いよいよ始まる裁判員制度」・・・2008年10月21日付の僕のブログ記事
>原則的には国民の義務なのですから、よほどの理由がない限り辞退は出>来ないと腹をくくって、裁判の仕組み、裁判員としての役割などをじっくり勉>強しておいたほうがよさそうですね。
いよいよ師走でLuckymentaiさんは、昼夜を分たず忙しいことと、同情します。(^^#) 私は裁判員制度は仰るとおり国民の義務だと思うのです。このような義務感が乏しいのが気になります。・・等というと変わり者とのご時世には疑義を呈したいのです。「市民ケーン」という古い映画があります。民主主義が眠衆主義にならぬ為に、こういう制度に積極的に同意すべきと思うのです。一部の弁護士、法曹界、市民代表?とやらが異議を唱えていますが、国民を愚民と誤解していないのかと甚だ疑問です。あと、民間企業従業者が参加し辛い等、私には理解できません。公が私に優先するとは?です。何れの国でも、予備役軍人が定期訓練に出るなと企業が言ったら、どうなるのか等少しは参考にして欲しいのです。
Posted by FK_Snoopy at 2008年12月01日 14:13
FK_Snoopyさんの言うとおり、国民の義務として決まったことであり、しっかりと果たすべきだと僕も思います。辞退の言い訳ばかりを考えていても人間としての成長はおぼつかないですよね。
Posted by luckymentai at 2008年12月02日 04:35