2010年04月02日

【重大発表?】

変わらぬ体質―警視庁公安部のオウム名指し『1995年3月の警察庁長官銃撃事件で、公訴時効が成立した先月30日、警視庁公安部が、オウム真理教の信者だった同庁の元巡査長(44)ら8人を「容疑グループ」とする「捜査結果概要」を公表したことについて、1日開催された定例国家公安委員会で、委員5人の一部から「あそこまで踏み込まなくても」と懸念が示されたことがわかった。

 中井国家公安委員長が定例記者会見で明らかにした。

 これに対し、警察庁側は「批判はわかるが、団体規制法の監視対象である団体であり、あえて異例の公表に踏み切った」と説明したという。記者会見に同席した警察庁の安藤隆春長官も「警察の現職トップが狙われたのは治安に対する挑戦。警視庁は、捜査内容の説明責任を果たすという公益性を重視して公表したと理解している」と話した。』 (4月1日付読売新聞)


【変わらぬ体質】

変わらぬ体質―警視庁公安部のオウム名指し15年前、日本中を震撼させたオウム真理教への捜査が大詰めを迎えようとしていた矢先に起こった警察庁長官の狙撃事件。あの時の衝撃は国松長官の狙撃現場の映像が今でも目に焼きつくほど鮮明に覚えている。警察のトップが撃たれるなんて・・・そんな国民ひとりひとりにとって警察への信頼を根底からなくすほどの衝撃的な事件だったのだ。しかし、様々な状況証拠や警察内部のオウム真理教信者への疑惑などからオウム真理教が関わっているとの見方が多かったにもかかわらず、結局その真相をつかむことが出来ず時効という結果になってしまった。

疑惑の組織解明の途中で警察庁長官が狙撃されたというのも考えられない失態であるが、そのトップへの重大な犯罪の真相をついに掴めなかったというのもそれ以上の失態である。その責任を棚に上げて、「オウムが悪い」と異例の発表をしたところで国民には「負け犬の遠吠え」としか聞こえないだろう。

原因の追及さえ出来ない組織を国民は信頼するだろうか。そんな体質が大事件を招いたのではなかろうか。国民のひとりとして猛省を促したいと思うのは僕だけだろうか。



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