2010年11月01日
【博多の女(ひと)】
カーネギーホールで歌ったことのある博多出身のボーカリストって知ってますか?そう、高橋真梨子です(彼女のオフィシャルサイトはここをクリック!)。
その高橋真梨子のコンサートにまた性懲りもなく行ってきました。今回もファンクラブに入っているので、1階席前から13番目で見ることが出来ました。それもステージが真正面の真ん中の席だったのですが、ちょっと前の人の頭で真梨子さんが見えにくかったのが残念!
今年のコンサートのタイトルは「Sing it!」。例年は9月後半なのですが、今年は10月末となりました。翌日がハローウィーンだったこともあるのか、ヘンリーバンドの面々が最後のほうにお面をかぶったり、時間も例年よりも少し長かったりと、お祭り気分もいっぱいでファンを楽しませてくれました。また、カバー曲が中心だった昨年とは違って、なじみの持ち歌が中心。これもよかったです。
今回のコンサートも、中高年のファンを中心に人気が高く、土日二日間の博多での会場となっているサンパレスは相変わらず立ち見も出るほどの盛況でした。僕も大人の雰囲気とさりげなさを持ち、世界にも通用する歌唱力を持つ彼女は、博多っ子として大ファンです。そう、彼女は博多っ子の元気の源なのです。
【根強いファンの支持】
いつものことですが、真梨子さんは博多に帰ってくると本当にリラックスして唄えるようです。毎回真梨子さんは博多に「戻ってくる」のが楽しみという語りでコンサートが始まります。今回は九州巡業最後の博多滞在だそうで、いつものことながら博多の町をブラブラしてみたり博多の空気を満喫しておられたようです。
それもそのはず、真梨子さんは博多出身で、小学校も大楠小学校出身。同級生にはタモリがいたそうです。また、後輩には森口博子や氷川きよしも。
そんな博多を愛する真梨子さんを前に、コンサートが始まってしばらくは静かだった観客も、中盤以降は結構立ちっぱなしの状態になり、恒例の「グランパ」での総立ちの前から手を振って、会場はずっと熱気に包まれていました。この真梨子さんのコンサート、今年で37年目だそうです。凄い。そしてヘンリーさんも66歳、ヘンリーバンドの平均年齢も51歳だそうです。あと何年見られるのでしょうか、少し不安になります。
ファンのほうもヘンリーさんたちに負けず劣らずシニア層と呼ばれる50代から60代以上と見られる人ばかり。そう、僕の母が若い頃、高橋真梨子は中洲の「あざみ」という老舗のスナックの近くの彼女の母親が経営するライブハウスで「ペドロ&カプリシャス」のヴォーカルで唄っていたのです。(彼女の母親は10年ほど前に亡くなり、例年9月に福岡に来られるのは彼岸に合わせて供養も兼ねているのかもしれません。) その頃の人たちが皆そういう年代になっているのです。だから、彼女は全国でも知られていますが、博多ではシニアほどよく知っているのです。
【同時代に生きる】
さて、コンサートでの衣装は、前半は白っぽいドレスと黒のドレスでしたが、後半はロングパンツ姿でシックにまとめていた真梨子さんです。どちらかというとスカート姿よりもロングパンツのほうが似合います。今回も、若い世代のコンサートとはやや趣が異なるのは確かでした。
しかし、共通する部分もあります。生のコンサートの醍醐味というか、ファンを中心に歌手の歌とリズムにあわせて皆が立ち上がり会場全体が一体感に包まれるところは老いも若きも一緒です。
10年後ならともかく、100年後にはこのコンサート会場にいる10代も70代も皆この世にはいません。その中で同時代に生きているという共感、証(あかし)を得たいという心理が自然とそうさせるのでしょう。この瞬間を精一杯生ききる・・・これって大事にしたいですね。
また、来年もファンクラブでいい席をゲットして来たいと強く思ったハローウィーン直前の高橋真梨子コンサートでした。

その高橋真梨子のコンサートにまた性懲りもなく行ってきました。今回もファンクラブに入っているので、1階席前から13番目で見ることが出来ました。それもステージが真正面の真ん中の席だったのですが、ちょっと前の人の頭で真梨子さんが見えにくかったのが残念!
今年のコンサートのタイトルは「Sing it!」。例年は9月後半なのですが、今年は10月末となりました。翌日がハローウィーンだったこともあるのか、ヘンリーバンドの面々が最後のほうにお面をかぶったり、時間も例年よりも少し長かったりと、お祭り気分もいっぱいでファンを楽しませてくれました。また、カバー曲が中心だった昨年とは違って、なじみの持ち歌が中心。これもよかったです。
今回のコンサートも、中高年のファンを中心に人気が高く、土日二日間の博多での会場となっているサンパレスは相変わらず立ち見も出るほどの盛況でした。僕も大人の雰囲気とさりげなさを持ち、世界にも通用する歌唱力を持つ彼女は、博多っ子として大ファンです。そう、彼女は博多っ子の元気の源なのです。
【根強いファンの支持】

それもそのはず、真梨子さんは博多出身で、小学校も大楠小学校出身。同級生にはタモリがいたそうです。また、後輩には森口博子や氷川きよしも。
そんな博多を愛する真梨子さんを前に、コンサートが始まってしばらくは静かだった観客も、中盤以降は結構立ちっぱなしの状態になり、恒例の「グランパ」での総立ちの前から手を振って、会場はずっと熱気に包まれていました。この真梨子さんのコンサート、今年で37年目だそうです。凄い。そしてヘンリーさんも66歳、ヘンリーバンドの平均年齢も51歳だそうです。あと何年見られるのでしょうか、少し不安になります。
ファンのほうもヘンリーさんたちに負けず劣らずシニア層と呼ばれる50代から60代以上と見られる人ばかり。そう、僕の母が若い頃、高橋真梨子は中洲の「あざみ」という老舗のスナックの近くの彼女の母親が経営するライブハウスで「ペドロ&カプリシャス」のヴォーカルで唄っていたのです。(彼女の母親は10年ほど前に亡くなり、例年9月に福岡に来られるのは彼岸に合わせて供養も兼ねているのかもしれません。) その頃の人たちが皆そういう年代になっているのです。だから、彼女は全国でも知られていますが、博多ではシニアほどよく知っているのです。
【同時代に生きる】
さて、コンサートでの衣装は、前半は白っぽいドレスと黒のドレスでしたが、後半はロングパンツ姿でシックにまとめていた真梨子さんです。どちらかというとスカート姿よりもロングパンツのほうが似合います。今回も、若い世代のコンサートとはやや趣が異なるのは確かでした。
しかし、共通する部分もあります。生のコンサートの醍醐味というか、ファンを中心に歌手の歌とリズムにあわせて皆が立ち上がり会場全体が一体感に包まれるところは老いも若きも一緒です。
10年後ならともかく、100年後にはこのコンサート会場にいる10代も70代も皆この世にはいません。その中で同時代に生きているという共感、証(あかし)を得たいという心理が自然とそうさせるのでしょう。この瞬間を精一杯生ききる・・・これって大事にしたいですね。
また、来年もファンクラブでいい席をゲットして来たいと強く思ったハローウィーン直前の高橋真梨子コンサートでした。
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