2012年05月11日

【議案隠し続編】

昨日お伝えした「新大綱策定会議」の議案隠ぺい疑惑の続編です。

何が何でも原発推進の闇-原子力委の議案隠し続編『長期的な原子力政策を論議する「新大綱策定会議」(議長・近藤駿介原子力委員長)の議案が原発再稼働の妨げになるとして隠蔽(いんぺい)された問題で、会議の事務局を務める内閣府幹部が毎日新聞の取材に「(内容を)相談するため事前に外部に提示した」と認めた。提示先は電力各社で作る電気事業連合会など推進派に限られ、一部だけの意見を反映させ議案の修正を図っている実態が明らかになった。
策定会議の委員は反発しており、伴英幸・原子力資料情報室共同代表は9日の策定会議で事務局19人全員の解任を要求する方針だ。  内閣府原子力政策担当室の中村雅人参事官によると、議案書「原子力利用の取り組みと国民・地域社会との共生に向けて」を4月19日夕、電事連、経済産業省・資源エネルギー庁側に提示した。「見てもらってブラッシュアップする(磨き上げる)ためだった」と意向次第で書き直す方針だったことを認めた。慎重派には提示しておらず偏った議事運営が裏付けられた。
中村参事官は同24日の議案から外した理由を「出来が悪かったため」と強調した。しかし関係者によると、エネ庁側が「『地域』を今取り上げると、どの範囲を地域と呼ぶかが問題になり関西圏首長に理解を求める活動に影響する」と議案から外すよう要求したことが判明している。 細野豪志原発事故担当相は8日の閣議後の記者会見で「いろんな当事者から話を聞かないと議論できない」と述べ、議案書を外部に示した内閣府の対応を擁護した。
伴氏は「委員に配られていない議案が事業者や経産省に渡っているとは何ごとか。策定会議は出直すべきだ」と猛反発。9日の会議に「事務局をすべて解任し、新たに策定会議の委員の中から選任して議事運営に当たるべきだ」とする意見書を提出する。委員の金子勝・慶応大教授も「電事連やエネ庁の望む通りに議論を進め近藤氏も少なくとも黙認している。信頼性を傷つける『事件』だ」と憤り近藤氏に説明を求める方針だ。【清水憲司、太田誠一、高島博之】』(5月9日付毎日新聞)

【ヘドが出る推進派のやり口】

本当にこれが民主主義国家の進める民主的な会議運営なのでしょうか。この会議の様子を映像で見ると、より一層推進派と言われる人たちの発言の出鱈目ぶりに驚かされます。こんな独りよがりの審議をやって、経産官僚の事務局の筋書き通りに原子力政策を進めてきた結果が「安全神話の崩壊」であり、フクイチの事故だったということを反省すらしようとせず、国民のほとぼりがいづれ冷めれば原発の寿命を40年でも60年でも100年でも延長して原発を維持しようという魂胆なのです。

こんな腐った連中がこれ以上原発推進を続けていけば、国民の命をもてあそぶだけでなく、国家そのものの破滅まで一直線に突き進んでいくのは間違いないでしょう。経産官僚と原発関連企業群と御用学者たちが結託して3/11以前とまったく変わらない手口で進める原発推進体制の復活。

反対派の委員である伴英幸・原子力資料情報室共同代表が怒るのももっともであり、これ以上、国民を愚弄する前に委員長も事務局もすべて退場させるべきだと思います。


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