2009年12月14日
【いよいよ登場?】
盗作防止のためのソフトが売り出されるようです。
『ソフト開発会社のアンクは11日、コピペ判定支援ソフト「コピペルナー」を発表。12月下旬から発売開始する。おもに教育機関・ビジネス向けとして販売する予定。
不正コピペを一度でお見通し?
同ソフトは、レポートや論文などの電子文書において、web上の文章や、ほかの電子文書からの不正なコピー・アンド・ペーストが行なわれていないかどうかを解析するのに役立つ判定支援ソフト。金沢工業大学知的財産科学研究センター長・杉光一成教授が考案し、アンクが開発した形となる。
機能としては、1つもしくは複数の文書を読み込み、webページや文献データベースを検索。それにより、コピー・アンド・ペーストが行なわれている箇所を解析するとうたう。判定結果には、コピペ割合やコピー元の文献などを表示。コピペしたと思われる箇所は、完全一致またはあいまい一致によって色別で表示されるという。さらに複数の文書を読み込み、文書間のコピペを点検し、グループ化して相関関係を表示することができる。
教育機関向けのスタンダードライセンスは45,675円。スターターライセンス(シングルチェッカーのみの機能)は9,450円。スターターライセンスからのアップグレードは38,850円。ビジネス向けのスタンダードライセンスは67,200円。全て1ユーザーあたりの価格で、スタンダードライセンスについては、ユーザー数に応じてボリュームディスカウントを提供する。
対応OSはWindows 7/Vista(SP2以降)/XP(SP3以降)。必須アプリケーションはMicrosoft Word 2003以上、Adobe Reader 8.0以上。対応ファイル形式はMicrosoft Word(*.doc,*.docx)、Adobe Acrobat(*.pdf)、テキストファイル(*.txt)。
考案者である杉光教授は、このソフトを教育機関が用いることで「どうせコピペしてもばれてしまうから自分で考えてレポートを書こう」と思ってくれたら、と期待を寄せている。』(12月11日付 RBB TODAY)
【恐るべきコピー文化】
それにしてもインターネットでどんな項目でも文献でも調べられ、誰でもすぐにコピーしてあたかも自分が書いたかのごとく利用できるようになった現在、なんでも安易にコピーしてしまうのが当たり前のような風潮があるのは事実でしょう。
最近、大学生のレポートや論文などもインターネットからのコピーでどこまで本当に学生が書いたのかわからなくなっているそうです。恐るべきコピー文化ですね。このブログだって、引用とはいうもののネットで配信されている新聞記事をコピーしていますから他人ばかり批判してはいられません。
このコピペ判定支援ソフトは、他人の文書を不正使用する輩にとってどれくらい効果があるかわかりませんが、ひとつの対抗策にはなりえるでしょう。しかし、大学の先生方にとっては自分の学生の癖や学力を知っていれば、こんなソフトを使わなくともレポートの中身が盗用かどうかはある程度わかるのではないでしょうか。
また、レポートや論文を書く側からすれば、どんなにコピー文書で糊塗しても、自分の考え方がないままにつぎはぎだらけの文章を作っても空しくなるばかりですし、その上、こんなソフトで不正の疑いをかけられて恥の上塗りをするくらいなら、たとえどんなに下手でも自分の文書を自ら書いたほうがいいと思いますが、みなさんはどう思われますか?
盗作防止のためのソフトが売り出されるようです。

不正コピペを一度でお見通し?
同ソフトは、レポートや論文などの電子文書において、web上の文章や、ほかの電子文書からの不正なコピー・アンド・ペーストが行なわれていないかどうかを解析するのに役立つ判定支援ソフト。金沢工業大学知的財産科学研究センター長・杉光一成教授が考案し、アンクが開発した形となる。
機能としては、1つもしくは複数の文書を読み込み、webページや文献データベースを検索。それにより、コピー・アンド・ペーストが行なわれている箇所を解析するとうたう。判定結果には、コピペ割合やコピー元の文献などを表示。コピペしたと思われる箇所は、完全一致またはあいまい一致によって色別で表示されるという。さらに複数の文書を読み込み、文書間のコピペを点検し、グループ化して相関関係を表示することができる。
教育機関向けのスタンダードライセンスは45,675円。スターターライセンス(シングルチェッカーのみの機能)は9,450円。スターターライセンスからのアップグレードは38,850円。ビジネス向けのスタンダードライセンスは67,200円。全て1ユーザーあたりの価格で、スタンダードライセンスについては、ユーザー数に応じてボリュームディスカウントを提供する。
対応OSはWindows 7/Vista(SP2以降)/XP(SP3以降)。必須アプリケーションはMicrosoft Word 2003以上、Adobe Reader 8.0以上。対応ファイル形式はMicrosoft Word(*.doc,*.docx)、Adobe Acrobat(*.pdf)、テキストファイル(*.txt)。
考案者である杉光教授は、このソフトを教育機関が用いることで「どうせコピペしてもばれてしまうから自分で考えてレポートを書こう」と思ってくれたら、と期待を寄せている。』(12月11日付 RBB TODAY)
【恐るべきコピー文化】
それにしてもインターネットでどんな項目でも文献でも調べられ、誰でもすぐにコピーしてあたかも自分が書いたかのごとく利用できるようになった現在、なんでも安易にコピーしてしまうのが当たり前のような風潮があるのは事実でしょう。
最近、大学生のレポートや論文などもインターネットからのコピーでどこまで本当に学生が書いたのかわからなくなっているそうです。恐るべきコピー文化ですね。このブログだって、引用とはいうもののネットで配信されている新聞記事をコピーしていますから他人ばかり批判してはいられません。
このコピペ判定支援ソフトは、他人の文書を不正使用する輩にとってどれくらい効果があるかわかりませんが、ひとつの対抗策にはなりえるでしょう。しかし、大学の先生方にとっては自分の学生の癖や学力を知っていれば、こんなソフトを使わなくともレポートの中身が盗用かどうかはある程度わかるのではないでしょうか。
また、レポートや論文を書く側からすれば、どんなにコピー文書で糊塗しても、自分の考え方がないままにつぎはぎだらけの文章を作っても空しくなるばかりですし、その上、こんなソフトで不正の疑いをかけられて恥の上塗りをするくらいなら、たとえどんなに下手でも自分の文書を自ら書いたほうがいいと思いますが、みなさんはどう思われますか?
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