上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  


2011年08月23日

【新たな武器】

日本柔道に新たな戦力が加わったとのニュースが目につきました。

『23日にパリで開幕する柔道世界選手権の日本代表チームに新たな戦力が加わった。文部科学省のマルチ・サポート事業の一環で選手とコーチ全員に多機能情報端末「iPad(アイパッド)」が貸与され、国立スポーツ科学センター(JISS)が集めた外国選手の映像がいつでも見られるようになった。

【世界柔道】浅見、福見決勝対決が濃厚…女子48キロ

 外国選手の映像は、全日本柔道連盟が持っていた資料に、JISSが09年世界選手権から独自に集めたものを加えて数万点をデータベース化した。これまではパソコンを使って見ていたが、練習や試合の合間にも見られるようにとiPadが配備された。

 女子52キロ級で2連覇がかかる西田優香(了徳寺学園職)は20日の練習中にiPadに見入った。「北朝鮮の選手がエントリーしたと聞いたので見た。すぐに情報が得られるのがいい」と積極活用している。一方、男子90キロ級で前回の銀メダリストの西山大希(筑波大)は「あまり相手を考え過ぎると頭が固まってしまう。確認の時だけ見るようにしている」と話す。

 スポーツの世界でのiPadの使用は、昨年のバレーボール女子世界選手権で、真鍋政義監督が相手のデータを試合中にリアルタイムで把握して銅メダルを獲得。アジア大会のレスリングでも、優勝した吉田沙保里(綜合警備保障)が試合の間に相手選手を確認するなど広がりを見せている。昨年の東京大会では、10個の金メダルを獲得した日本柔道。新たな情報戦略がどのような効果を導き出すか注目される。』(8月22日付毎日新聞)

【果たして有効?】

柔道や空手、剣道といった武術にiPadという情報端末がどれだけ有効に機能するのでしょうか?確かに今あらゆるスポーツにおいて情報の重要性は高まりこそすれ低くなることはない現代。野球においても、ゴルフにおいても、あるいは相撲という日本古来のスポーツにおいても、相手チームや競合する選手の情報をいかにすばやく集め、分析して自分の技に活かせるかどうかが勝負の分かれ目になっています。その中にはVTRなどの映像を通して相手の動きなどを何度も見ることによって勝負に活かすことは今では当たり前になっているようです。

そうした中での全日本柔道連盟のユニークな決定。iPadに収められた外国選手の映像を分析するのにフルに活用すれば確かに有効なのかもしれませんが、「太鼓の達人」に没頭してしまうような選手はいないでしょうねえ。ゲーム世代の今の若者にとっては、両刃の刃かもしれませんよ。みなさんはどう思われますか?  



2011年07月26日

【見事な勝ち越し】

あっぱれです。

『細身の体で十両の土俵を沸かせているチェコ出身の隆の山が勝ち越した。初土俵から58場所目で迎えた新十両場所で給金を直したが「まだ場所は終わっていない」と表情は緩めない。
 この日の武州山戦は土俵際での逆転勝ち。しぶとさが魅力だが、「きょうも相手を持っていくことができなかった」。187センチ、107キロの体格は気にせず、正攻法を目指している。』(7月21日付時事通信)


【唯一の外国人力士】

今場所では16年ぶりに大関以上に日本人力士がいなくなったそうですが、日本人力士の育成にこだわりがある部屋はどこかご存知ですか?それは僕が九州場所での事務局を仰せつかっている鳴戸部屋です。鳴戸部屋には「おしん横綱」として有名だった鳴戸親方のもとで稀勢の里、若の里、高安の3人の関取を含め15人の日本人力士が頑張っています。

そこに唯一の外国人力士として頑張っているのがチェコ出身の隆の山なのです。

実は鳴戸親方は、外国人力士ばかりが跋扈する今の日本の相撲界に厳しい目を向けていて、自分の部屋も敢えて外国人力士を増やさず日本人力士で固めているのです。ハングリー精神旺盛で意欲満々で実力もある外国人力士を入れれば部屋は安泰なのですが、そこは鳴戸親方、今の日本の相撲界よりも将来の相撲界のことを考えて日本人力士の育成に力を入れているのです。

その中にあってひとり頑張る隆の山。2000年に鳴戸部屋に入門してから今まで11年間「おしん親方」を見習って故郷のチェコにも帰らず頑張り通してきた甲斐があってついに今場所から幕内の十両力士として土俵に上がったのです。日本人力士ばかりの鳴戸部屋の中で肩身の狭い思いもしたかもしれませんが、親方の期待通りの成果を着々と挙げてきたのは本当に立派です。

九州場所では毎朝ぶつかり稽古している隆の山の頑張りを見てきましたが、ほんとうにガンバリ屋であり、技もある彼のさらなる精進を期待したいと思います。  



2011年07月21日

【あっぱれ】

魁皇がやってくれました。

『大相撲の大関魁皇(38)=本名・古賀博之、友綱部屋=が13日、名古屋場所4日目に西二枚目の豊ノ島(28)を突き落としで下し、元横綱千代の富士と並ぶ歴代最多の通算1045勝を達成した。

 立ち合いで豊ノ島の当たりを受け止めると、左から突き落とし。勝利の瞬間に土俵上で一瞬笑顔をのぞかせた。

 魁皇は福岡県直方市出身。昭和63年春場所で初土俵、同期には元横綱曙、元横綱3代目若乃花、元横綱貴乃花(現貴乃花親方)らがいる。平成4年初場所で新十両、5年夏場所で新入幕。12年夏場所で初優勝を果たし、同年名古屋場所後に大関に昇進した。左四つに組んでの豪快な投げ、力強い寄りを武器に優勝5回を誇る。

 魁皇が持つ主な記録に幕内勝利数1位(877勝)、幕内在位1位(106場所)。22年3月には長年の功績を称え、政府から内閣総理大臣顕彰を受けている。』(7月13日付サンケイスポーツ)


【満身創痍の中で】

魁皇関の取り組みを見ているとまさに「満身創痍」という言葉がぴったりとはまります。全身に故障を抱えて歩くのがやっとといった風情で土俵に上がる魁皇関は、本人自身も先場所の名古屋で「歩くのもやっとだよ。右腕もここまでしか上がらないし」と語っていました。

その言葉通り、腰や脚、腕などあらゆるところに慢性的な痛みを抱えて全身に故障歴が刻まれているというのに、それを今まで執念で克服してきたことが毎回の取り組みからひしひしと窺われるのです。

1988年の春場所の土俵以来、19度の休場もありましたが、どうにかこうにか身体をだましだましここまで現役を続けてきて、ただそれだけではなく歴代最多の通算1045勝を達成したというのは本当に偉業と言えると思います。八百長疑惑などで直ぐに消えて行く力士たちは論外ですが、これからも華々しくはなくとも世界に1人だけの力士という気概を後輩たちに示し続けていってほしいと思います。おめでとう、魁皇関。  



2011年02月07日

【中止決定】

ついに中止に追い込まれたようです。

『大相撲の八百長疑惑で、日本相撲協会は5日、春場所(3月13日初日・大阪府立体育会館)の開催を中止する方針を固めた。6日の緊急理事会で正式決定する。本場所が開催されないのは昭和21年夏場所以来、65年ぶり。

 本場所は第二次大戦中にも続けられ、大正12年の関東大震災で旧両国国技館が焼失した後には名古屋に場所を移して実施。昭和7年の「春秋園事件」では番付を再編し、昨年の野球賭博事件では文科省の勧告に従う形で開催した。だが今回は、力士による土俵上での不祥事ということもあり、最悪の結果になった。

 6日の日本大相撲トーナメントと、11日のNHK福祉大相撲も中止された。』(2月5日付産経新聞)


【日本の正念場】

相撲協会にとっては、場所を休場すると10億円から15億円の収入が吹っ飛んでしまうと言われています。しかしながら、ここまでくるともうお金の問題ではないというのが正直なところでしょう。なぜなら相撲界が本当にファンの信頼をなくせば、収入の源泉であるチケットを買いたいという人がいなくなるわけですから。

先ずは八百長疑惑解明を進めている伊藤座長率いる特別調査委員会の事実解明を真摯な姿勢で待つために、休場するのはやむを得ないと僕も思います。果たして日本相撲協会がこれからどういう決断を下すのか、世間は固唾を呑んで待つことになりますが、今度こそ一部力士のみを除名して協会そのものの責任逃れをするようなことをすれば、相撲そのものがなくなってしまうほどの重大な局面になるかもしれません。本当に土俵際に立たされているのは日本相撲協会だと思います。

それから、石原都知事が「(八百長は)昔から当たり前のこととしてあったんだよ。」と言う発言がありましたが、もともと石原氏は以前から相撲界の八百長の存在をいち早く指摘してきた人であり、そういう意味では石原氏は敢えて英語で言うところのdevil's advocate(議論や提案の妥当性を試すためにわざと反対意見を述べる人)になっているのだと思います。

石原氏の指摘を待つまでもなく、今の世間の風潮や相撲界の現状からすると、疑惑の解明を進めれば進めるほど相撲が相撲でなくなってしまうようなジレンマを抱えているというのが正直なところではないでしょうか。なにか、相撲界は日本社会そのものが抱えている様々な問題の縮図のようなものかもしれませんね。
  



2011年02月04日

【メール削除】

メールを削除したらばれないと思ったのでしょうか。

『十両の清瀬海が昨年6月、竹縄親方(元幕内春日錦)に、それまでのやり取りの削除を求めるメールを送っていたことが、捜査関係者への取材でわかった。

 メールの送信日には、野球賭博に絡む恐喝事件で、元幕下力士が逮捕されており、清瀬海は八百長相撲についても発覚を恐れて証拠を隠そうとしたとみられる。

 捜査関係者によると、清瀬海から竹縄親方に「メールの削除はよろしくお願いします」と書かれたメールが送られたのは、昨年6月24日夜。

 この日は野球賭博事件に絡んで、元幕下の古市満朝被告(38)が恐喝容疑で警視庁に逮捕されており、清瀬海は削除依頼のメールを送る直前にも、「なんでばれてたんすか?通帳見せたんですか?自分らってカワイイ方ですよね」と、事件を意識したようなメールを竹縄親方に送信していた。 』(2月3日付読売新聞)


【行きつくところまで】

力士の稽古中の死亡事件から野球賭博まで、もうこれ以上はないだろうと思っていた矢先の今回の八百長発覚事件。相撲界の八百長と言えば過去何度も週刊誌沙汰になったにもかかわらず、証拠が掴めず一度も処分にまでは至らなかったことを思うと、今回は全く事情が違います。

それはマスコミから流れた噂ではなく、当局が別の事件の捜査の過程で発見し動かぬ証拠を掴んでから公表したということ、さらには一連の相撲界の不祥事の発覚で世の中が相撲界に対して極めて厳しい対応を求めていることなどを考えれば、八百長をやったとみられる本人たち、そしてそれを監督する立場にある人達には逃げ場がないということです。

あまりにも何度も「今回限り」、「今度こそは」という言葉を聞かされてきた私たちにとって、相撲界はどう応えていくつもりなのでしょうか。  



2011年02月02日

【日本優勝】

手に汗握る試合というのはこういうものだと実感しました。

『サッカー・アジア杯決勝(日本1-0オーストラリア、現時時間29日、カタール・ドーハ)日本が延長戦から途中出場したFW李忠成が決勝ゴールを決め、1-0でオーストラリアを破り、04年中国大会以来2大会ぶりのアジアの頂点に立った。日本は単独最多の4度目の優勝で、W杯のプレ大会と位置づけされるコンフェデレーションズカップへの出場権を得た。

 日本は前半、立ち上がりからオーストラリアの高さを使った攻撃に苦しみ、ピンチを数度作ったがDF陣の踏ん張りで無失点で前半を終えた。後半に入ると序盤にDF岩政を投入も流れを代えることはできなかった。後半27分にはオーストラリアが決定的なシーンを作ったがGK川島が好セーブを見せ切り抜けた。

 延長戦に入ると両チームとも運動量が大きく落ちた所で日本はFW李を投入。すると延長後半4分、長友が左サイドで粘りながら突破し、クロス。李が完全フリーの状態でボレーシュートを決めた。』(1月30日付サンケイスポーツ)


【光るチーム力と監督采配】

アジア・カップを今回決勝までずっと見続けてきましたが、カタール戦も韓国戦も一瞬たりとて気を抜けない試合ばかりでした。逆説的に言うと、非常に優れた選手の個人技で相手チームを凌駕するというのではなく、チーム力で勝ってきたという印象だったのではないでしょうか。

そしてそのチーム力を支えたのは、もちろんザッケローニ監督の第六感的ではあるけれども経験と実績に裏付けされた名采配とベテラン選手・若手選手の一致団結力でした。今回の決勝でもテレビの解説にもあったように、途中で長身の岩政を入れてバックを固め、長友を前に出し、最後に李にパスを通して1点をもぎとった場面を作り出したのはまさに監督の采配がもたらしたものだと思います。

ハラハラドキドキの二時間半だったけれど、これほど小気味のいい試合はありませんでした。ありがとう、ニッポン、ありがとう、ザッケローニ監督!!!  



2011年01月27日

【日韓戦の後で】

2日前のアジアカップ日韓戦での韓国選手の行為が波紋を広げています。

『25日に行われたアジアカップ準決勝の日本戦で先制ゴールを挙げた際、日本を侮辱するかのような猿のパフォーマンスをしたとして批判にさらされている韓国代表MFのキ・ソンヨンが自身のTwitterで事の真相を語った。

 キ・ソンヨンは試合後、Twitterに、「観客席にあった旭日旗を見た時は涙が出る思いだった」と書き込み、旭日旗がパフォーマンスの引き金だったと示唆。さらに約5時間後には、「(パフォーマンスに対する)弁解ね……私は選手である前に大韓民国の国民だ」とのコメントを掲載。事実上、日本人に向けて意図的に人種差別的なパフォーマンスを行っていたと認めた。

 猿の物まねは、白人が東洋人に対して侮辱の意味を込めて使うことが多い。過去にキ・ソンヨン自身も人種差別行為を経験した“被害者”でもあった。しかし、今回の行動により非難の的となることは避けられず、FIFA(国際サッカー連盟)により処分される可能性も浮上。

 長谷部誠とパク・チソンの両国キャプテンら、多くの選手たちはお互いの健闘をたたえ合うコメントを残していたが、この行為により後味の悪さも残る日韓戦となってしまった。』(1月26日付SOCCER KING )


【スポーツマンシップ】

25日の日韓戦は最終的には日本が勝ったのですが、3時間近い死闘の中で両チームとも本当によくやったと思うし、負けた韓国の選手たちも試合後に日本選手を祝福しているのを見て、そのスポーツマンシップを感心していた矢先に流れてきたのがこのニュースでした。

猿のものまねが日本人を侮辱するものだというのは、僕も学生のときに経験したことがあります。アメリカに旅行に行くときに米国の航空会社のスチュワーデスが僕が何か別の乗客の物真似をしていると思ったのか、「Monkey see, monkey do.」と言ったのです。それが侮辱だったかどうかは覚えていないのですが、そう言われたことに少しびっくりしたことを今でも覚えています。いづれにしても、たとえ些細なことでも人種差別的な侮辱を受けるのは気持ちのいいものではありません。

しかし、キ・ソンヨン氏の侮辱行為に対して「度が過ぎている」と批判が出てきたのは韓国国内からだったという点も忘れてはならないと思います。今の世の中はネットを通じてある程度各国の価値観の共有化が進んでいるのも事実です。そんな中、自国の人間の間違った行為などに対して、国を超えて姿勢を正すという人々も増えているのだと思います。

たとえどんなに優れた能力や技能を持っていても、人としてもとるような行動をすれば自らの首を絞めることにつながるということをキ・ソンヨン選手も今回の件でよく勉強してもらいたいものです。それにしても日本選手たちはその大活躍ぶりもさることながら、試合中のマナーの良さには本当に日本人として誇らしく思いました。みなさんはどう思われますか?  



2011年01月20日

【唖然、またしても】

この人がまたしてもやってくれました。

『大相撲初場所11日目(19日、両国国技館)横綱白鵬は2場所連続で稀勢の里に敗れる波乱があり、10勝1敗となった。先場所からの連勝は「23」でストップ。白鵬の単独トップは変わらず、琴欧洲と隠岐の海、栃乃洋の3人が2敗で追走。把瑠都は痛い3敗目を喫した。

 白鵬は立ち合いで稀勢の里に上手く右腕をいなされ、一方的に攻め込まれると、あっさりと押し出された。稀勢の里は先場所2日目に白鵬の連勝記録を「63」で止めて以来、再び大金星を挙げた。

 琴欧洲は立ち合いで日馬富士に押し込まれたが、慌てずに寄り切って2敗を守った。把瑠都は琴奨菊に寄り切られて3敗目を喫し、優勝争いから後退。がぶり寄りが功を奏した琴奨菊は勝ち越した。魁皇は玉鷲に押し出されて、勝ち越しはお預け。小結の栃煌山は取り直しの末、嘉風にはたき込みで敗れて負け越しが決まった。ベテランの栃乃洋は時天空を寄り倒して2敗をキープ。隠岐の海は1分を超える戦いの末に若の里を下手投げで破り、こちらも2敗を堅守した。このほか、人気の高見盛は朝赤龍を寄り切って7敗を守った。同じく人気の豊真将は激しい押し上げから最後は引いて、臥牙丸を引き落としで下した。』(1月19日付サンケイスポーツ)


【稀に見る勢い】

稀勢の里という名前はそもそも今の鳴戸親方が命名したもので、「稀に見る勢い」という意味です。これは親方から直接お聞きしたので間違いはないのですが、今回もその本領を発揮してくれた大一番でした。「痛快!」と言っていいでしょう。前回の九州場所での白鵬の連勝記録を63」ストップもさることながら、今回は二度目の対戦でまたしてもあの白鵬に立ちふさがったというのは誰しも大金星という評価に異論はないのではないでしょうか。実は僕もこの日、テレビの前で「今回はリベンジに燃える横綱にあってなく敗れるだろう」と思っていた矢先の出来事でした。

しかも一方的な展開での勝ちっぷり、見事と言うほかありませんでした。テレビの解説者も唖然、客席も座布団が飛び交い、あっけにとられていた感があります。

なんか負けなくてもいい相手に負けてしまう稀勢の里ですが、闘志を燃やす相手が横綱ならばそれもよし。さあ、大関昇進に向けて残りの4戦も是非勝ってほしいものですね。  



2011年01月05日

【福岡に到着】

寛平さんが帰ってきました。

『マラソンとヨットで世界一周を目指す「アースマラソン」に挑戦中のタレント、間寛平さん(61)が4日、福岡市西区の西福岡マリーナに中国・青島からヨットで到着、約2年ぶりに日本の地を踏んだ。

 寛平さんは2008年12月17日に大阪・難波を出発。09年元日に千葉・鴨川から出航。10年1月には前立腺がんが見つかり、約2か月間、米国で治療に専念したが、予定通りに帰国した。スタートからの総距離は約4万キロ。

 午前7時45分、同マリーナの沖合に寛平さんが乗ったヨットが姿を現すと、強い風雨の中で待ち構えた約2500人のファンらから一斉に歓声が上がった。

 寛平さんは船上で両手を高々と上げ、桟橋に降り立つと、妻・光代さん(52)と涙を流して抱き合った。

 記者会見では、「東に向かって走り、西から帰ってきた。地球は丸いんや、とよくわかった」と振り返った。ゴールの大阪城音楽堂(大阪市中央区)には21日に到着する予定。』(1月4日付読売新聞)

【元気をもらおう】

4万キロもの距離をマラソンとヨットでほぼ2年をかけて走ってきた寛平さん。スタートしたときは50代。ゴールするときは61歳。今では50代~60代はまだまだ若いと言われていますが、それでもこれほど過酷なマラソンを途中前立腺ガンという病魔にも襲われながら走り続けたというのは驚くほかはありません。

もちろん、綿密な計画を立てたうえで、スタッフやメディアの力も大いに活用したとは思いますが、その男のロマンをあくまでも追い続ける姿勢は尊敬に値します。僕もやり方は違っても、その寛平さんの目標に対するあくなき姿勢に見習いたいと思います。寛平さん、大阪まであと600キロほど残っているそうですがとりあえず福岡にお出でいただきありがとうございました。そしてここまでの長い行程、お疲れさんでした。  



2010年12月27日

【思わず拍手!】

お見事でした。

『フィギュアスケート・全日本選手権第3日(26日、長野市ビッグハット)女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)2位の安藤美姫(23)=トヨタ自動車=が合計202・34点で逆転し、6年ぶりの優勝を果たした。SP首位の浅田真央(20)=中京大=は合計193・69点で2位、SP3位の村上佳菜子(16)=愛知・中京大中京高=は、合計187・52点で3位だった。

 SPで3回転-3回転の連続ジャンプなどを回避、安全策をとって2位につけた安藤は、フリーでノーミスの演技を披露、6年ぶり3度目の頂点に輝いた。大会5連覇を狙う浅田は、フリーでもトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に挑み、無事に着氷。他のジャンプも見事に決めて暫定首位に立ったが、安藤に逆転を許した。』(12月26日付サンケイスポーツ)


【女王の貫録】

何と言っても今回の注目は、浅田真央がこのところの不振を乗り越えて世界選手権の切符を手に入れるかどうかでしたが、期待通りに浅田は見事復活を遂げました。前日のショートプログラムをしっかりこなしていたので大丈夫だろうとは思っていましたが、やはり本番は何が起こるか分からないので終わるまでは一抹の不安もあったのではないかと察します。大会五連覇は逃したものの、とにかく復活を印象付けたことだけでも浅田真央におめでとうと祝福の言葉をかけてあげたいですね。

もうひとつの見どころは安藤美姫でした。安定感があり、ダイナミックな演技で安藤の前に滑った浅田の暫定1位を見事にひっくり返して1位となった安藤は本当に素晴らしかった。これで若手の村上を加えて3人の世界選手権行きが決定しました。さあ、小塚らの男子ともども次は世界選手権でその実力を存分に発揮してほしいですね。
  



2010年11月17日

【大金星】

お見事でした!!!!

『稀勢の里が相撲史に残る大仕事をやってのけた。白鵬を力強く寄り切って連勝を63でストップさせた。「(最後まで)勝てるとは思わなかった。あれっ、あれっという感じだった」。上気した表情で、殊勲の瞬間を振り返った。

白鵬の力任せの張り手をかいくぐって得意の左四つ。右上手をがっちり引くと、横綱のなりふり構わぬ左すくい投げや内掛けを腰を落としてしのぎ、休まず寄り切った。「勝ち名乗りを受けてやっと勝ったという感じ。でも実感が出るまでには時間がかかりそうです」と、興奮冷めやらぬ口調だった。

大関候補と評されながら、最近は2場所連続で負け越して平幕に落ちるなど影が薄かった。稀勢の里は「これを何かのきっかけにしたい。自信になればいい」と、言葉に力を込めた。』(11月15日付スポーツ報知)

【稀に見る勢い】

今度の九州場所での大一番がこんなに早く来るとは予想だにしていませんでした。それをやってのけたのが稀勢の里関。日本力士期待の星と言われながらも、なかなか大関になれない稀勢の里に、テレビの解説者はいつも稽古嫌いだとか、精神力が弱いとか酷評してきましたが、この日ばかりは大金星の稀勢の里に賛辞の嵐。いや本当によくやりました。

鳴戸親方にお聞きした話によると、稀勢の里の「稀勢」というのは「稀にみる勢い」という意味だそうです。まさに今回、その稀に見る勢いを見せつけてくれた稀勢の里関。この勢いで今場所は是非勝ち越して、双葉山の70連勝を阻んだ前頭3枚目安藝ノ海のように、いづれ横綱になってほしいと願っています。

頑張れ、稀勢の里!!!  



2010年11月10日

【全員救助】

遭難2日後に無事救助されました。

『川根本町の沢口山(標高1425メートル)を登山中の男女5人が遭難した事故で、5人は2日夕、県警の捜索隊などの手で救助された。衰弱している人もいるが、いずれも大きなけがはなかったという。2日ぶりの下山に関係者が胸をなで下ろす一方、軽装で入山したことや山中で迷ったときの知識不足について警鐘を鳴らす専門家もいた。
 島田署によると、救助されたのは、会社員の岡崎沙世子さん(26)=焼津市小川新町=、同僚の吉崎由貴さん(24)=同市下小田=の2人と、いずれも静岡大大学院生の小笠原悦子さん(24)=浜松市中区和地山1丁目=、岡島良樹さん(23)=同区和合町=、片山真宏さん(25)=同区富塚町=の計5人。小笠原さんが左手に軽傷を負い、片山さんが右足にしびれを訴えているという。
 5人は10月31日朝から登山し、日帰りする予定だった。県警や消防が1日から捜索を始め、南側の標高約1030メートルの岩場の斜面地や近くの沢にいる5人を発見。小笠原さんらはヘリコプターに発見されやすいよう、岩場に横たわって待っていたという。
 山岳遭難救助隊員らは2日に5人と合流。隊員らが近づくとほっとしたような表情を見せ、水や食べ物を口にすると元気を取り戻したという。5人は2~4時間かけて下山した。
 岡崎、吉崎、岡島さんの3人は午後3時20分ごろ、救助隊員に付き添われて川根本町千頭にある登山道入り口付近に到着した。疲れきった表情で、救急隊員らに支えられながら救急車に乗り込んだ。吉崎さんはほっとしたのか、涙を流しながら救急隊員の問いかけに応じていた。』(11月7日付朝日新聞)

【甘い判断】

沢口山というのは地元の観光協会や役場の話によれば、「小学校の遠足で行くような山」ということだそうで、今回遭難した5人の若者もこの山を初心者でも登れる山ということで選んだようです。

しかし、だからといって雨天や道に迷った時の備えを怠っていいということにはなりません。初心者の山と言っても1400メートルと言えば少しでも天候が悪化すれば今の時期、気温の低下による体温の低下のリスクも考えておかなければなりません。

また、道に迷っても、「沢に降りて川を下れば集落に出られる」と考えて下山したことも、遭難した場合には沢に下りるのが一番危険という登山の基本を無視した甘い判断です。

最近、「山ガール」が流行ということで、多くの女性が山登りに挑戦しているようですが、山はどんなに低山であっても見くびってはいけませんね。  



2010年10月20日

【まさかの現実】

「まさか」が現実になった瞬間に立ち会いました。

『プロ野球パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージは19日、ヤフードームで第6戦を行い、ロッテ(レギュラーシーズン3位)がソフトバンク(同1位)に7-0で快勝し、対戦成績を4勝3敗(ソフトバンクのアドバンテージ1勝を含む)として、5年ぶりの日本シリーズ(30日開幕)出場を決めた。ポストシーズンゲームで、レギュラーシーズン3位のチームが日本シリーズに進むのは、CS以前のプレーオフが行われていた04~06年を含めて初めて。CSの最優秀選手賞(MVP)にはロッテの成瀬善久投手が選ばれた。

 序盤はソフトバンク・杉内、ロッテ・成瀬の投げ合い。ロッテは五回、2死満塁から、連続死四球で2点。さらに今江の中前2点適時打でこの回計4点を挙げた。八回には金泰均の適時打と大松の2ランで追加点。成瀬は緩急巧みにコースを攻めてソフトバンク打線に的を絞らせず、4安打無四球で完封勝利を挙げた。』(10月19日付毎日新聞)


【実力の差?】

この日、たまたまヤフードームに行けることになって、ホークスとロッテのCS最終戦を観戦しました。そして「もしや」の不安が的中し、何と7年前にロッテに負けたのと同じように今回も再びソフトバンクはロッテの前に敗退したのです。

観戦して思ったのは、ロッテの「勢い」でした。リーグ戦3位だったロッテは逆転に次ぐ逆転で西武を下し、クライマックスシリーズへの出場権を得て、その「勢い」のままソフトバンクとの試合に臨み、ついにアドバンテージもあったソフトバンクをも下し、日本シリーズへの出場を決めたのです。

確かにその「勢い」は実力のひとつでしょう。だからロッテの勝利が決まった時、ヤフードームのソフトバンクのファンも大方は祝福の拍手を送りました。

ただ、ファイナルステージというシステムに対する戸惑いも残りました。ソフトバンクはリーグ優勝してロッテと対戦するまで中17日もあったため、見ていても何か試合慣れしていないような印象を常に感じました。それも実力のうちと言えばそれまでなのですが・・・こんなことを言うと負け惜しみに聞こえるかもしれませんが。

これでソフトバンクの今年の公式戦はすべて終了です。また、今回の敗退を反省材料に、短期決戦にも強いホークス、そして、来年こそは日本一になってほしい~それがファンの願いです。  



2010年09月24日

【ホークス圧勝】

奇跡というべきか、すごい展開となりました。

『ラストスパートに入ったチームの勢いが止まらない。先制された直後の初回、打者12人の猛攻で大量8点を奪い、一気に試合をひっくり返したソフトバンクが4試合連続の逆転勝ち。並外れた集中力で3位・ロッテを圧倒した。

 この日も先発の和田が2ランを浴びて先制を許す。初回に先発投手が本塁打で失点するのは5試合連続だが、マウンドに歩み寄った小久保は和田に言った。「大丈夫。初回にホームランで取られても勝てるから」

 言葉通りの逆転劇を呼び込んだのは、長打力が自慢の助っ人が見せた送りバントだった。安打と投手失策で無死一、二塁とし、続く3番・オーティズが「後ろが打っているので、つなげることがチームの勝利につながる」と、自らの判断で送りバント。意表を突く手でチャンスを広げると、今季初の満員御礼となった本拠地の大声援に後押しされるように、松田の左越え2点適時二塁打など5安打で一挙8得点。早々に試合の大勢は決した。

 「一試合、一試合」。終盤戦、負けが続いて苦しい状況になっても、淡々と同じことを言い続けてきた秋山監督。狙い通りの巻き返しで、2位以上は確定した。最終盤までもつれにもつれたマラソンのようなリーグ戦も残りわずか。あとは最後の直線勝負、トップで駆け抜けられるかどうかだ。』(9月24日付毎日新聞)

【いよいよ優勝まであと2試合】

今日のソフトバンクの試合は、1回に8点もの大量得点をしたため、安心して見られました。9回表のロッテの粘りには少しハラハラする場面もありましたが、最後は見事ダブルプレーでゲームセット。後は夕方から始まる西武対楽天の試合のゆくえを見守るだけでした。

そして、午後9時半すぎ、最後まで粘ったものの西武が楽天に3―4で敗れたため、西武の優勝マジックが消え、ソフトバンクにマジック2が初めて点灯しました。これで、ソフトバンクは残り2試合で2位以上が確定し、ロッテの優勝がなくなりました。やったねえ、ソフトバンクに優勝の二文字が現実のものとなって目の前に迫ってきました。
 さあ、25日にソフトバンクが日本ハムに勝ち、西武が楽天に敗れると、ソフトバンクの7年ぶり14度目の優勝が決まります。もう本当にここまで来たら「今年は優勝せないかんばい、ホークス!!!!」 頑張れ!!!!!  



2010年09月21日

【や、やった~】

ホークスがやってくれました。

『(パ・リーグ、ソフトバンク5-4西武、最終戦、西武14勝10敗、20日、ヤフードーム)ソフトバンクが3試合連続で逆転勝ちし、首位・西武とのゲーム差を0・5に縮めた。西武は3連戦の結果次第ではこのカードで優勝が決まる可能性もあったが、マジック4のままで対象チームのソフトバンクとの今季の対戦を終えた。

 西武は一回にソフトバンクの先発・ホールトンを攻め、一死一塁から中島、フェルナンデスの連続本塁打で3点を先行。その裏に先発の石井一の暴投などで1点を返されたが、四回に二死二塁から片岡が右中間を破る二塁打を放ち差を広げた。片岡はこの走塁中に足を痛めて代走を送られた。

 ソフトバンクも五回裏、先頭の松田が左翼席へ叩き込み反撃ののろしを上げると、六回にも死球と二塁に回った原の失策で無死一、二塁のチャンスを作る。ここで多村が投手を強襲する適時打を放ち1点差に詰め寄る。石井一は打球を左手に当てて降板した。

 マウンドを受け継いだ西武の2番手・岡本篤はペタジーニに四球を与え無死満塁のピンチを招いたが、続く長谷川、松田を連続三振に切って取る。二死満塁の場面でソフトバンクは田上の代打にオーティズを送る。オーティズは岡本篤の初球をセンター前にはじき返す2点適時打を放ち、ソフトバンクが逆転に成功した。

 その後はソフトバンクが攝津、馬原と繋いでリードを守りきった。四回二死から登板し打者7人を完璧に封じた森福が2試合連続の勝ち投手となり、今季3勝目を挙げた。』(9月20日付サンケイスポーツ)

【優勝に向けて一直線だ】

9回表の西部・中島とホークス守護神・馬原との対決は歴史に残る名勝負でした。もう、ファウルで12球目も粘られて嫌な雰囲気が漂う中、最後は鋭く落ちるフォークボールでストライクアウト!!!

テレビで見ていても球場のホークスファンの大歓声が伝わってきました。そりゃそうでしょう、それまでの2試合でことごとく馬原は守護神の役目を果たせずやられてきていたので、ハラハラしながらの観戦だったでしょうから。それにしても、今年のホークスは粘りがある。これは「もしかして」ではなくて、本当に「優勝」のに二文字に向かって残り3試合を全力投球してほしいと願わずにいられません。

頑張れ、ホークス!!! 今年は本当にやらんといかんばい、ここまで来たんだから。  



2010年08月04日

【ねぎらいのお言葉】

これほど嬉しいことはないかもしれません。

 『天皇陛下は3日午前、日本相撲協会の村山弘義・理事長代行に対し、名古屋場所で全勝優勝を果たし、昭和以降、歴代3位の連勝記録を達成した横綱・白鵬関の活躍をねぎらう書簡を渡した。天皇陛下が力士に対してねぎらいの書簡を送るのは異例。
 宮内庁によると、天皇陛下の言葉を川島裕侍従長名で書簡にしたもので、両国国技館(東京都墨田区)で宮内庁側から村山理事長代行に手渡された。書簡は「困難な状況にありながら、連日精励奮闘して幕内全勝優勝を果たしたのみならず、大鵬関の連勝記録を超え、歴代3位の連勝記録を達成した横綱白鵬関に、おねぎらいとお祝いをお伝えになるとともに、今後とも元気に活躍するよう願っておられる」などと記されているという。』(8月3日付毎日新聞)


【陛下と白鵬】

相撲は神道に基づいた神事として、日本国内の各地で「祭り」として地域住民によって行われています。それは、健康と力に恵まれた男性が神前にてその力をささげ、神々に敬意と感謝の意を示す行為なのです。したがって、礼儀作法にも厳しく、東京・名古屋・大阪・福岡で毎年行われてる大相撲興行も神事としての位置づけを有しているため、古代から現代にいたるまで皇室との縁も深いと言われています。

暴力団との関係を取り沙汰され、かろうじて開催だけは出来た名古屋場所でしたが、天皇賜杯も優勝力士には渡されませんでした。白鵬関が最終日悔し涙を見せたのはこの天皇賜杯がなかったためとも言われています。

しかし、結果として名古屋場所の後相撲界から逮捕者も出たし、日本相撲協会の暴力団との関係も完全に疑念なしとなったわけではありません。だから天皇賜杯がなかったのもやむを得ないことだと思います。そこを慮ってねぎらいのお言葉を白鵬関にかけられた天皇陛下。本当に素晴らしいことだと感じました。

日本の大相撲はまだまだ奈落の底から這い上がるまでには時間がかかりそうですが、日本の相撲の伝統を必死で守ろうとするモンゴル出身の白鵬関と、天皇陛下のお言葉に一筋の光を見出したいと願うのは僕だけでしょうか。  



2010年06月30日

【山笠シーズン・スタート】

「博多祇園山笠」といえば全国的にもよく知られた博多の夏の風物詩ですが、このお祭り、国の重要民俗文化財に指定されている700年あまりの歴史と伝統のある博多の「神事」です。実際の山笠の期間は毎年7月1日から7月15日までの15日間なのですが、その準備は1ヶ月前の6月1日から始まります。

特に今年はクライマックスの「追い山」が行われる最終日の7月15日は木曜日に当るため、追い山を見て直ぐに職場に戻らないといけないので、大変ですが博多っ子にとってそんなことは些細な問題です。山笠があったら仕事二の次!!! それが博多っ子の心意気ったい!!

【恒例の棒締めで「締めくくり」】

地元紙の西日本新聞には、6月に入ってからは山笠に関するニュースがぼちぼち出始め、同社のホームページにある「博多祇園山笠」のページに毎日記事が追加されていきます。地元紙ならではの応援体制ですね。最近の記事としては6月21日に恒例の「棒締め」が掲載されました。

『福岡市の博多祇園山笠(7月1―15日)の開幕を前に、舁(か)き山笠七流(ながれ)のうち三番山笠・千代流(中富鐵也総務)と七番山笠・東流(池田洋機総務)が20日、山笠台に舁き棒をくくりつける「棒締め」を行った。

 東流は、同市博多区上呉服町のビル敷地内で行い、水法被姿の男衆約50人が参加。「棒締めたー、棒締めたー」の掛け声を上げながら、山笠台に長さ5・45メートルの舁き棒6本を、麻縄(長さ41メートル)2本だけで縛り付けた。池田総務は「不景気や口蹄疫(こうていえき)など社会不安は多いが、勇壮な山笠で博多から元気を発信したい」。

 同区千代3丁目で棒締めをした千代流の中富総務は「7月15日の追い山で、無事山笠を奉納できるように協力しながら頑張りたい」と話した。ほかの五流も26日以降、棒締めを行う予定。』
(6月21日付西日本新聞)


【「お祭り国家」日本が世界をリードする】

以前、日下公人氏と伊藤洋一氏の共著「上品で美しい国家-日本人の伝統と美意識」(2006/5/8第一刷発行 ビジネス社)を読んでいたら日本の活力の源泉はお祭りにあるとの説をお二人が唱えておられました。

そして驚いたことに日本のようなお祭りは中国にも朝鮮にもないそうです。昔は両国ともあったのですが、中国では共産党が民衆の反乱防止のため禁止し、朝鮮では李王朝が同じ理由で禁止したとのことです。

日本は北東アジアでは例外的にお祭り好きで、お祭りによって世代や職業などを超えた結束を促し、日ごろのストレスを解消し、さらには山笠やだんじり祭りのように一瞬の油断が事故につながるような行事では事故を起こさないために入念な段取りを行うなど様々な効用があります。

祭りのプロセスそのものが、集団でひとつのことをなしとげるという日本の文化や伝統を形作っている。博多祇園山笠も博多が博多であることのアイデンティティのような感じがします。

お祭り国家日本、お祭りの町「博多」、これからも世界をリードしていく元気の源としてお祭りの伝統を大事にしていきたいですね。

≪参考≫

・「博多祇園山笠~博多祇園山笠公式サイト~」
  


2010年06月28日

【観測発言?】

世論の動向を見極めようとしているのでしょうか。

『大相撲の野球賭博問題で揺れる名古屋場所(7月11日初日、愛知県体育館)が強行開催される可能性が高くなった。特別調査委員会は25日、開催の是非と野球賭博関与力士の出場の可否を審議する緊急理事会と評議員会を、28日に東京・両国国技館で開くと発表。調査委の提言を受け、7月4日の理事会を前に、名古屋場所開催の方針を決定することになりそうだ。

 野球賭博問題の影響により開催が危ぶまれている名古屋場所について、協会の外部理事も務める村山弘義委員(元東京高検検事長)が一歩踏み込んだ見解を示した。この日、両国国技館で行われた特別調査委員会の会見で「(名古屋場所を)開催できないかもしれない可能性をつくったのは協会の責任」とした上で「責任の取り方としては、公益法人として相撲を守ること。きちんとやらなきゃいけない責任もある」と力説。開催に関し「伝統ある国技を守っていくためにはどうするか。この危機を乗り越えて、立派に土俵を務めるべきだ」と前向きな姿勢を示した。協会関係者によると、武蔵川理事長も調査委に対し開催したい意向を伝えているという。

 こうした協会側の思惑もあり、野球賭博問題は急展開を見せた。特別調査委の伊藤座長がこの日、緊急理事会と評議員会の招集を武蔵川理事長に申し入れ、28日に開催されることが正式決定した。調査委は27日の第2回会合までに野球賭博に関与したことを認める上申書を協会に提出した29人の事情聴取を済ませ、“仕分け”の基準を作成。それに基づき28日の緊急理事会で場所出場の可否と名古屋場所開催を提言し、7月4日の理事会で正式に承認されるものとみられる。伊藤座長によると、28日の理事会、評議員会では野球賭博への悪質な関与者に対し、除名または解雇の処分を決定する可能性もあるという。

 年間約30億円の放映権料を支払っているNHKが、すでに放送中止の可能性を示唆するなど、協会に対する周囲の反応は厳しい。それだけに、伊藤座長は「事態は非常に緊急性を要する。調査委員会として(理事会で)何らかの提言をしたい」と強い決意を示した。28日に処分を含めた方向性を示すことで世間にアピールし、名古屋場所の開催決定に踏み切ることになりそうだ。』(6月26日付スポーツニッポン)


【国技を守ること】

今回の村山弘義委員(元東京高検検事長)の発言である「伝統ある国技を守っていくためにはどうするか。この危機を乗り越えて、立派に土俵を務めるべきだ」についてみなさんはどう思われますか。

僕は正直言ってこの発言に違和感を感じます。「伝統ある国技」を守るために今回の名古屋場所開催を見送るというのが、世間の常識的な考え方ではないでしょうか。相撲界と闇の世界の関係がこれほど取り沙汰されているとき、相撲界全体に求められるのは慣例を重視して場所を続けることではなくて、この非常事態に鑑みて思い切って賭博に関わった力士たちだけでなく相撲界全体が「謹慎」をすることではないでしょうか。そのくらいの悲壮感なくしてこの問題を解決することは出来ないでしょう。「賭博がバレても相撲が出来た」と感じる力士がひとりでもいたならば、これは相撲という国技の「死」を意味するでしょう。(なんと相撲が国技となったのはたかが百年くらい前だそうで、それまでは地方の有力者に支えられながら地方巡業で成り立ったいたひとつの行事にすぎなかったそうです。しかし、現在は国技という位置づけである以上、今回は何らかの「けじめ」が必要だと思います。)

そういう意味で、やはり、相撲界の猛省を促したいと思います。そして僕ら一般人はここ1週間の相撲界の議論をしっかりと見ておく必要がありそうです。国技を本当に護るために。

  


2010年06月25日

【快挙、ニッポン】

起きて見ていた甲斐がありました。

『サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会は24日、ルステンブルクのロイヤルバフォケング競技場でE組1次リーグ、デンマーク-日本戦が行われ、本田圭佑(24)=CSKAモスクワ=のゴールなどで日本が3-1でデンマークを破り、02年日韓大会以来2度目の決勝トーナメント進出を決めた。日本はE組2位通過を果たし、F組1位のパラグアイと29日にベスト8をかけて対戦することも決まった。

 日本は前半17分、右サイド遠目の直接FKから本田が左足で無回転シュートを放ち、GKが横っ飛びするがゴール左隅に豪快に突き刺し大事な先制点を挙げた。さらに前半30分、ゴール正面で大久保が倒されて得たFKから遠藤が直接右足でシュートを放ち、壁の右上を巻いたボールはゴール右へ突き刺さりゴール。リードを2点に広げた。

 後半に入ると一進一退の攻防を続けていたが、後半36分エリア内で長谷部がアッガーを倒しPKの判定。キッカーをつとめたトマソンのシュートはGK川島がブロックするが跳ね返ったボールをトマソンがゴール右へ押し込まれ1点差に詰め寄られた。

 1点差に詰め寄られた日本は後半42分、エリア手前左で大久保のパスを受けた本田がフェイントでロメダールをかわしてエリア左へ進入。中央へ折り返し、走りこんだ岡崎が左足でゴール右へ流し込み3-1とし、そのまま試合終了となった。

 E組の日本は1次リーグを2勝1敗、勝ち点6で見事決勝トーナメント進出を果たした。E組の最終順位は1位オランダ(勝ち点9)、2位日本(勝ち点6)、3位デンマーク(勝ち点3)、4位カメルーン(勝ち点0)となった。 』(6月25日付サンケイスポーツ)


【いい流れ】

日本は、強豪デンマークに対してひとつも臆することなく攻め続けていたのが勝因ではないでしょうか。それが3得点という予想以上の得点につながったのだと思います。前半の本田と遠藤のフリーキック、そして本田と岡崎の絶妙な連携による岡崎のゴールは本当に見事でした。

この流れを決勝トーナメントでつなげていければ、もっと上に進むこともできるのはないかと思わせた選手の活躍でした。

ワールドカップ前は、ふがいない練習試合の結果等に対して様々なバッシングを受けていた岡田監督をはじめとするニッポンチーム。アウェイでの初めての決勝トーナメント進出でそういうバッシングを吹き飛ばしてくれました。

おめでとう、監督、そして選手。これからも気を緩めずに決勝トーナメントを戦ってほしいですね。
  



2010年06月21日

【些細な食い違い】

「サンデーモーニング」への江川紹子さんの出演見合わせが話題になっているようです。

『ジャーナリストの江川紹子さんが、コメンテーターとして出演しているTBSの報道番組「サンデーモーニング」(日曜午前8時)で野球解説者の張本勲さんと意見がぶつかり、TBSから今月20日の出演を見合わせるよう求められたことを18日、自身のツイッターで明かした。

 TBS宣伝部によると、意見の食い違いがあったのは5月23日。同番組内「御意見番スポーツ」コーナーで、張本さんがプロ野球の楽天、岩隈久志投手の途中降板について「喝ッ!」と一喝した後に「最後までマウンドを守るのがエース」などと精神論を説いた。これに対し、江川さんが「えーっ」「途中降板もありなのでは?」などと反論、意見の食い違いがあったという。

 番組では激しい口論にはならなかったが、2人の関係がこじれたため、TBS側は両者と何度か話し合ったが、関係修復には至らず、江川さんに20日の出演について見合わせるよう、依頼したという。

 同局は「2人が積極的に気持ちよく出演していただけるための措置。今後も話し合いを続けていきたい」と説明。江川さんは毎回ではなく月1回程度の出演だったが、今後の予定は未定としている。

 江川さんはツイッターで、今回のTBSの対応について「話し合いの中で私は『TBS報道局にとって何が大事な価値観かよく考えてほしい』と述べてきました。その結果がこれです。非常に落胆しています」などと書き込んでいる。』(6月18日付産経新聞)


【プロとファンの関係】

「サンデーモーニング」という番組は僕もよく見ていますが、田原総一郎が司会していた「サンデープロジェクト」などの硬派の番組とは違って、日々のニュースに対して専門分野の違うゲストたちが普通の市民として意見を述べ、視聴者はそれをお茶の間でくつろぎながら見るといった趣向の番組です。

だから、出演者の間で口論になったり、刺々しい雰囲気になったりするのはテレビ局としては好ましいことではないでしょう。江川氏と張本氏の岩隈投手を巡るちょっとしたイザコザもその類と判断しているのではないでしょうか。それはそれで視聴者としては納得できることです。

しかし、納得できないことがひとつあります。それは張本氏の言動です。岩隈投手の評価に関してファンとして反応した江川氏に対して、野球のプロである張本氏が本当に「あいつは番組から外せ」といったとしたら、それはあまりにも紳士的ではない大人げない言動ではないでしょうか。プロがひとりのファンに対して振る舞う言動ではないでしょう。過去の栄光が輝かしければ輝かしいほど、あるいは権威を持って長くなれば長くなるほど、こういうことが当たり前になってくる、それが人間の性と言えるのかも知れませんが・・・傲慢になっていないか、張本氏に反省してもらいたいと思います。

  




< 2020年10月 >
S M T W T F S
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
hLg
プロフィール
luckymentai
luckymentai
海や山、自然が好きな九州男児です。あらゆる機会をとらえて、時代の変化をいつも感じていたいと思っています。
Copyright(C)2020/博多っ子の元気通信 ALL Rights Reserved