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2010年06月15日

【勝った!!】

初勝利、ニッポン。素晴らしい試合でした。

『サッカーW杯・南アフリカ大会第4日(14日、日本-カメルーン、ブルームフォンテーン)E組の日本-カメルーン戦が行われ、日本代表は前半、本田のゴールで先制。後半は防戦一方だったが1点を守り切り、今大会初勝利をあげた。岡田監督は98年のフランスW杯から4戦目で念願の初勝利となった。

 前半序盤は両チームともシュートチャンスすら無く、静かに試合が進んでいたが前半38分、右サイドでボールを受けた松井が相手のマークを外してファーサイドへ左足クロス、左足でボールを受けた本田がGKの位置を確認してからシュートを左足で突き刺し日本が先制した。

 後半に入るとカメルーンが攻勢となり、日本は自陣でのプレーを強いられる展開。カメルーンは後半30分に3人の交代枠を使い切るが得点を奪えなかった。

 日本は本田の1点を守り切り、南アW杯で初勝利し1次リーグ突破へ貴重な勝ち点3をあげた。岡田監督は98年のフランスW杯から4戦目、12年越しの初勝利となった。』(6月15日付サンケイスポーツ)


【次はオランダ戦】

今、午前1時を回ったところですが、見ていてよかった。日本がW杯初勝利となりました。対戦相手のカメルーンは8年前に大分県の中津江村で合宿したチーム。中津江の前の町長も南アフリカに応援に行っているとのことですが、なんといっても正々堂々と戦って日本チームが勝ったのですから、納得されたのではないでしょうか。

さあ、ニッポン、気を緩めずに次のオランダ戦にも勝利してほしいですね。

  



2010年03月28日

【快挙、真央ちゃん】

真央ちゃんがバンクーバーの雪辱を果たしました。

『フィギュアスケートの世界選手権最終日は27日、イタリアのトリノで女子フリーを行い、バンクーバー冬季五輪銀メダリストの浅田真央(中京大)が2年ぶりの優勝を飾った。男子では高橋大輔が優勝しており、初の日本人アベック優勝となった。

 前日のショートプログラム(SP)で2位に付けていた浅田は、トリプルアクセルの一つは回転不足と取られたが、安定した演技で終了後は笑顔を弾けさせた。浅田はフリーで129・50点を獲得し、SPの68・08点との合計で197・58点をマークした。

 SPで7位と大きく出遅れていた金妍児はジャンプでの転倒などが響き、合計190・79点と自身が五輪で記録した228・56点に遠く及ばず2位。3位には178・62点を獲得したフィンランドのラウラ・レピストが続いた。

 SP11位の安藤美姫はフリーで122・04点を記録し、合計で177・82点の4位、鈴木明子は160・04点で10位だった。』(3月28日付 サンケイスポーツ)


【Twitterで知った生放送】

土曜日の夜、真央ちゃんの頑張る姿を生で見たいと思ってネットでいろいろ探していたところ、Twitterで世界選手権のスレッドで盛り上がっているのを発見しました。その中の会話で生放送をTwitterで会話している人たちが見ているのを知りました。

それはラジオ・カナダ(Radio Canda.ca)の生放送。フランス語で各選手の戦いぶりを解説していましたが、その映像は鮮明でした。

鈴木や安藤たちの演技の後に、最終組で出てきた真央ちゃんの演技を食い入るように見ました。そしてその完ぺきな演技に思わず拍手。SPとの総合得点でキム・ヨナを抜いてトップに立った時は思わず涙。五輪後に気が抜けたのかミスが目立ったキム・ヨナよりもフリーの得点がわずかながら低かったのは納得できかねますが、それでも世界選手権二度目の優勝はすごいことです。

キム・ヨナはプロに転向すると言われていますので、真央ちゃんのライバルは今後は長洲未来になるのかなあ。いつ見てもハラハラドキドキのフィギュア女子の試合でした。

それにしても1日遅れのテレビ朝日の放送を待たずに生で見れたのは、Twitterのおかけでした。Twitterはすごい。

  



2010年03月12日

【山でも通じる?】

ようやく携帯がどこの山でも通じる時代がやってくるのでしょうか。

『携帯電話各社が標高の高い山でも通話などができるよう、基地局の整備を進めている。本格化したのは00年ごろから。富士山ではNTTドコモが99年、ソフトバンク(当時はJ-PHONE)が01年、KDDI(au)は昨年から、夏の登山シーズン中、山頂に臨時基地局を設置している。

 中でもドコモは積極的で、08年には富士山の四つある登山道全域で通年通話ができるようにした。北アルプスでも、南部の槍ケ岳(標高3180メートル)と人気縦走ルートにある常念岳(同2857メートル)に、積雪期を除いて設置。今夏には南アルプスの北岳(同3193メートル)への新設も検討中だ。

 背景には利用者の要望がある。稜線(りょうせん)ではふもとにある基地局を経由して通話できる山が増え、登山の携行品として携帯電話は定番化している。警察庁によると、08年の山岳遭難1631件のうち44.9%は携帯電話を使っての通報。今月の船形山での遭難事故でも、携帯電話からの110番や家族への連絡が救出の糸口になった。

 携帯電話会社側も「遭難時に利用してもらうため」(ドコモ)と整備の意義を強調する。中高年の登山ブームを受けて「山でも通じる」と利用者を囲い込む効果もありそうだ。』(3月6日付毎日新聞)


【命綱になる携帯】

これは登山者にとっては朗報です。記事にもあるように、山での遭難事故で携帯電話からの通報が救出の糸口になることも最近は増えているようです。どんなに万全の準備をしていても天候の急変などで遭難することもあるわけですから、携帯電話がどんな山の中でも通じるようになればこれほど心強いことはありません。

今のところは、富士山や北アルプスといった有名な山ばかりが対象になっているのかもしれませんが、携帯各社はもっと全国のどこの山でも通じるようなネットワーク網を是非築いてもらいたいですね。


ただ、山岳遭難は捜索や救出にものすごい費用がかかりますから、なんでもかんでも携帯で連絡すれば助けてもらえるといったような安易な使い方をしないように登山者に対する教育もしっかりしていかないといけないと思いますが。

  


2010年03月01日

【開幕二連勝】

宮里藍ちゃんが絶好調です。

『米女子ゴルフ、HSBCチャンピオンズ最終日(28日、シンガポール、タナメラCC、6457ヤード、パー72)首位タイでスタートした宮里藍は7バーディー4ボギーの69で回り、通算10アンダーで2週連続優勝を果たした。宮里は米女子ツアー3勝目。米女子ツアーでの開幕戦からの2週連続優勝は44年ぶりの快挙。

 この日の宮里は出入りの激しいゴルフを展開。1、2番で連続ボギーと立ち遅れながらも、4、5番の連続バーディーで立て直す。その後も11番からの3連続バーディーなどでスコアを伸ばし単独首位に立つが、14番ショートでボギーを叩き一歩後退、一時はカーに逆転を許す。しかしそこから崩れることなく16番でバーディーを奪って抜け出した。

 前日3位の上田桃子は1イーグル3バーディー4ボギー1ダブルボギーの73、通算4アンダーで15位タイ。10位タイから出た横峯さくらは5バーディー3ボギーの70、通算5アンダーで9位タイだった。宮里美香は19位タイ、諸見里しのぶは38位タイ。』(2月28日付)


【アジアに強い藍ちゃん】

それにしても開幕戦からの二週連続優勝というのはすごいですね。米ツアーでの開幕連勝は1966年のマリリン・スミス(米国)以来44年ぶり5人目で、米国人選手以外では史上初ですから、本当にすばらしい成績です。

沖縄生まれの藍ちゃんにとって、シンガポールやタイなど暑い国でのプレーは朝飯前ということでしょうか。今年は絶好調のスタートを切った宮里藍。

これからも頑張ってほしいですね。
  
タグ :宮里藍



2010年02月26日

【ライバル同士の熾烈な戦い】

金メダルを巡る二人の熾烈な戦いが始まりました。

『バンクーバー冬季五輪フィギュアスケート女子のショートプログラム(SP)が23日、当地のパシフィックコロシアムで行われ、浅田真央選手(19)=中京大=が73.78点で2位、韓国の金妍児(キム・ヨナ)選手(19)が78.50点の歴代女子世界最高得点を出して首位に立った。ジュニア時代から競い合ってきたライバル同士が、前評判通り五輪の金メダルを争うことになった。

 22番滑走の浅田選手が「仮面舞踏会」の曲に乗ってトリプルアクセル(3回転半)を決め、ノーミスで演技を終え、続けて登場したのが金選手だった。「マオのスコアを見たし、観客の反応も聞いて、いい滑りをしたんだと思った。でも、自分はたくさんの経験があるので、マオの演技が私の演技に影響するとは思わなかった」。言葉通り、映画「007」シリーズの音楽に乗り、こちらもミスのない滑りで昨季世界女王の貫禄を示した。

 ともに4年前のトリノ五輪は年齢制限のため出場資格がなかった。初の五輪に浅田選手は「緊張したけど、アップの時からだんだん落ち着いてきて、滑る前は集中できた。滑っている最後の方に、自分が五輪で滑っているという喜びがわいてきた」と、胸の高ぶりを隠さない。一方、金選手は「昨年(の4大陸選手権)もここに来たし、あまり五輪と考えなくて、いつも出る大会のような感覚で滑れた」と平常心を強調した。

 25日のフリーは金選手が21番滑走、浅田選手が22番滑走で、SPとは逆の順番で続けて滑る。2人の差は4.72点で、SP3位のジョアニー・ロシェット(24)=カナダ=も首位と7.14点差で追う。優勝争いはほぼこの3人に絞られた。小差とは言えないものの、十分逆転可能な位置につけた浅田選手は「やっと金妍児選手にSPで近づけた気がします。いつも10点(くらい)離されるので、それに比べればうれしい」。金選手は「半分終わった。いい演技を後半(フリーで)もできたらいいと思う」と淡々と語った。』(2月24日付毎日新聞)


【いよいよ最終決戦】

それにしてもキム・ヨナは強いですね。あれだけ浅田がしっかりとトリプルアクセルも決めて会場が興奮の渦に包まれていたのに、その真っ只中で浅田を5点近くも上回る演技が平然と出来るとは・・・・悔しいけど、本物ですね。

浅田はいつもショート・プログラムでキムに10点近い差をつけられていたというのですから、今回はその半分。浅田はフリーの演技で、このいつもの半分の差を縮めて金を手中にすることが出来るでしょうか。いや、是非やってほしい。日本で唯一のバンクーバーの金メダルを獲ってほしい。日本中のみんながそう思っていると思います。

頑張れ、浅田真央!!!!

  



2010年02月23日

【公に謝罪】

タイガー・ウッズの「職場復帰」が未だ見えないようだ。

『不倫スキャンダルで大会への出場を自粛している男子ゴルフのスター、タイガー・ウッズ選手(34)=米国=が19日(日本時間20日未明)、米フロリダ州のゴルフコースにあるクラブハウスで、一部メディアを対象に会見を開いた。会見に参加したAP通信は「ウッズ選手は『自分の不貞と無責任な行為をわびたい。私はいつか(ゴルフ界に)戻りたいが、いつになるかは分からない』と語った」と伝えた。

 昨季米男子ツアーで2年ぶり9度目の賞金王を獲得したウッズ選手は、昨年11月に米フロリダ州内にある自宅前で自動車事故を起こした。事故原因報道などに端を発し、米メディアは、ウッズ選手と複数の女性との不倫疑惑を報じ、昨年12月11日にはウッズ選手が自身の公式サイトで不倫を認めて謝罪、無期限での大会出場自粛を表明していた。

 ウッズ選手が公の場に姿を現したのは約3カ月ぶり。この日の会見にはAP、ロイター、ブルームバーグの各通信社と、ウッズ選手側が依頼したゴルフ担当記者ら約40人が参加した。AP通信によると、ウッズ選手の母親は姿を見せたが、エリン夫人が出席したかどうかは明らかではないという。近くのホテルに集まった報道陣には映像が公開された。』(2月20日付毎日新聞)


【ゴルフで勝負を】

メディアが執拗に取り上げるプロスポーツ選手の不祥事といえば、日本では引退した元横綱朝青龍の例がある。朝青龍は度重なる横綱としての「品格のない」行動に対してたびたび批判が噴出、最終的には傷害事件がきっかけで引退にまで追い込まれてしまった。土俵の上では歴代横綱3番目の勝利を勝ち取り、勝負への執念、ときおり見せる茶目っ気などスター性も十分だっただけに残念と思っている人も多いのではないだろうか。

タイガー・ウッズの場合には表ざたになった不祥事はふとした交通事故がきっかけではあったが、その背後には多くの女性との不倫沙汰があった。本人はあの交通事故がなければその後も反省することなく、「不倫」を続けていたのかもしれない。ゴルファーとしての並はずれた実力と、ある意味「品格」も兼ね備えていたと思われていただけに、今回の騒動はその反動で米マスコミを中心に「タイガー批判」を大きく広げてしまった。

今回の謝罪会見も質問を受けない一方的な会見だとか、いろいろ批判もあるようだが、僕自身はもう本人が本当に反省しているのであれば早くゴルファーとしてゴルフ場という舞台で自らの過ちをしっかり返していけばいいのではないかと思う。偉大なプレーヤーへの最後のチャンスを与えたらどうだろうか。朝青龍のような傷害事件とは違うのだから。  



2010年02月22日

【男子初メダル】

高橋大輔がとうとうやってくれました。

『イタリア映画「道(ラ・ストラーダ)」の音楽で演じたフリーには高橋大輔のこの4年間が詰まっていた。「喜怒哀楽がある」という場面のそれぞれに自身を投影し、感情を込めた。SP3位から日本男子初の表彰台に。懸命に追いかけてきた金色の輝きではなかったが、報われた。
 前回のトリノ五輪8位からの雪辱を胸に滑り出し、2007年に喜びが待っていた。東京開催の世界選手権で銀メダル。4回転ジャンプを一つのプログラムに2度入れようとするなど、世界のトップを走っていた。頂点へあと一歩のところまで迫っていた。
 怒りと悲しみがない交ぜになったのは、その1年後だった。それまで3年にわたって教えを仰ぎ、苦楽を共にした師の元から去った。ニコライ・モロゾフ・コーチが、同じ関大所属で1歳下のライバル、織田信成を指導すると言い出したからだ。聞いていない。それに、争おうという相手と同じ人に教えてもらうわけにはいかなかった。
 そうして迎えた新たなシーズンは、滑り出す前に暗転する。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の練習中に右ひざの靱帯(じんたい)を断裂。右足はすべてのジャンプの着地を支える。目の前が暗くなった。手術をすればバンクーバー五輪に間に合うという医師の言葉を信じて、08年11月、自分の右ひざ裏からけんを2本移植した。そこからが地獄だった。
 逃げ出したこともある過酷なリハビリ。氷上に戻っても、体が変化したことで4回転も跳べなくなった。楽しく滑れる日は再び来るのか。橋本聖子団長は「挫折を乗り越えられたときに本当の勝負を賭けるときがくる。この時期に試練があってよかったと思える舞台が五輪であってほしい」と励ました。そう思える日が来た。そんな気がした。』(2月19日付時事通信)


【時代を拓く】

高橋の銅メダル以外はどうだったのでしょうか。SP4位の織田信成(22)=関大=はジャンプに失敗した際に靴ひもが切れるアクシデントが響いて7位、同8位の小塚崇彦(20)=トヨタ自動車=は8位となりました。また金メダルと銀メダルはというと、SPトップで前回トリノ五輪覇者のエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)は2位、SP2位で昨季の世界王者、エバン・ライサチェク(米国)が逆転優勝しました。

報道によれば、エフゲニー・プルシェンコ(ロシア)は4回転ジャンプを成功させて間違いなく金メダルが獲れるものと自信たっぷりで臨んだのに、4回転ジャンプに失敗したエバン・ライサチェク(米国)が逆転優勝したため、メダリストの記者会見で「勝利を確信していた。エバン(ライサチェク)が僕よりも、そのメダルを必要としていたということだろう。独り占めはできないから」と皮肉を込めて語りました。よほど採点基準に不満が残ったのでしょう。4回転ジャンプがすべてではないと思うのですが・・・

その点、高橋選手は終始さわやかな笑顔でした。4回転は失敗したものの、銅メダルを獲ったこと、日本人初のメダルということ、右ひざの断裂を乗り越えてきたという満足感、いろいろな思いがあったと思いますが、やはり日本のスケート界の新しい時代を切り拓いたということが大きいと思いました。さらに、惜しくも靴ひもが切れて7位になった織田と4回転を成功させた小塚も8位となり、三人が切磋琢磨してきた結果が高橋の銅メダルという結果になったのかなあとも思いました。三人に「おめでとう、ご苦労さんでした」と言いたいですね。

金メダルを取っても満足できない人もいれば、銅メダルでも入賞でも爽やかな人たちがいる。人間とは不思議なものです。  



2010年02月15日

【惜しくも4位】

『バンクーバー冬季五輪第2日の13日(日本時間14日)、フリースタイルスキー・女子モーグルの予選・決勝が行われ、ハナ・カーニー(米国)が初優勝。連覇を狙ったジェニファー・ハイル(カナダ)に1点近い差をつけた。ハイルに続いてシャノン・バーク(米国)が3位に入り、北米勢が表彰台を占めた。

 日本勢は4人全員が決勝に進んだが、上村愛子(北野建設)は4位に終わった。19歳の村田愛里咲(北翔大)は8位入賞。伊藤みき(中京大)は12位、長野五輪優勝の里谷多英(フジテレビ)は第2エアでの転倒が響き、19位だった。』(2月14日付毎日新聞)


【悔いのない滑り】

メダルの期待を一身に集めていた上村選手。きっとプレッシャーも相当なものだったと想像されるけれども、それにもめげず100%の力を出し切ったように見えました。上村が3位につけていたとき、最後の4選手の結果によっては銅メダルの可能性もありましたが、アメリカのハンナ・カーニーが最後にすばらしい滑りを見せて見事金メダルとなったため、上村は惜しくも次点となってしまいました。本人は悔しかっただろうと思います。

しかし、観客である僕たちから見れば上村の滑りはカーニーにも、ハイルにも、バーキーにも負けない素晴らしいものだったと思います。オリンピックは何が起こるか分からない一発勝負です。現にこの女子モーグル決勝でもメダル候補の有力選手が何人も転倒で涙を呑みました。上村選手がインタビューで流した涙はそれとは違って全力を出し切った爽やかな涙であったように見えました。

上村選手、感動をありがとうございました。

  



2010年02月12日

【いよいよオリンピック開幕】

いよいよバンクーバー冬季オリンピックが開幕します。

『Googleがバンクーバー冬季オリンピック特設サイト「Googleマップで見る冬季大会の情報」を開設した。各施設や競技会場のGoogle Earthの映像やストリートビューのほか、出場選手やメダル数、最新ニュースなどを見ることができる。

 同サイトでは、その日に行われる競技やイベントを時系列で一覧表示。それぞれの競技メニューをクリックすると、出場国や出場選手のプロフィールが表示される。

 競技が行われる会場のGoogle Earthの映像やストリートビューも見ることができ、Google Earthにはさらに3D画像も用意された。この3D画像は視点や方向などを自在に変えることができるので、スキージャンプを疑似体験するなどいろいろ楽しめる。
 
 そのほか、MAPと連動したメダル数表示をしたり、オリンピック情報をリアルタイムで表示するガジェットなども用意されている。』(2月11日付 RBB TODAY)


【熱戦を期待】

バンクーバーオリンピックは2月12日に開幕し、2月28日までの日程で熱い戦いが繰り広げられます。日本選手は95人ほど。その中には、最年少のクロスカントリー・柏原、ジャンプの葛西、フィギュアスケートの浅田、高橋などメダルを期待される選手も大勢いて楽しみです。

テレビでの中継はもちろんですが、このぐーグルのサイトや日本の「オリンピック日本代表応援部」といった特設サイトも日程や日本人選手の活躍をフォローするのに大いに役立ちそうです。

出来るだけ多くの金メダルが獲れることを期待したいですね。  



2010年02月02日

【示談成立?】

暴力問題の結末がいよいよ近づいてきたようだ。

『日本相撲協会の武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)は30日、暴力問題を起こした横綱朝青龍となぐった相手の男性との示談が成立したことを明らかにした。この日、東京・両国国技館を訪れた朝青龍の師匠の高砂親方(元大関朝潮)から報告を受けた。
 示談が成立したことで、今回の問題が刑事事件となる可能性は低くなった。朝青龍の処分は相撲協会の役員が改選される2月1日以降の理事会で話し合われる見込み。
 朝青龍は30日、同国技館で行われた若藤親方(元幕内皇司)の引退相撲で、横綱土俵入りと白鵬との取組を披露。報道陣から「高砂親方にどう報告したのか」「暴力を振るったのは本当か」などと質問されたが、終始厳しい表情で無言を貫いた。
 横綱審議委員会(横審)には当初、朝青龍がなぐった相手は部屋関係者だったと伝わっていたが、その後朝青龍が飲食していた店の関係者だったことが分かった。このため鶴田卓彦委員長は29日に「事実であれば処分は必要」として、横審の臨時会合を開く意向を表明。武蔵川理事長は、高砂親方に事実関係を再調査するよう指示している。』(1月30日付時事通信) 


【横綱の品格】

今年の初場所で2場所ぶりに25回目の優勝を果たした朝青龍。千秋楽で白鵬に敗れ白鵬戦は7連敗となり、横綱同士との対戦成績としては男女ノ川が双葉山に喫したワースト記録に並ぶなど不名誉な部分もあるものの、横綱優勝25回というのは北の湖(24回)を抜いて歴代3位という立派な成績なのである。これは本当に凄いと誰もが納得する「強さ」ではなかろうか。

しかし、土俵での「強さ」を土俵以外でひけらかすようでは横綱の品格は保てない。もともと朝青龍は2002年に横綱に昇進した後、その言動の品格のなさがたびたびマスコミに取り上げられ、2007年には仮病疑惑を取り沙汰されるなど問題を起こしていたことはよく知られていた。

そういう過去を反省して自らを律するどころか、またしても今回の暴行事件である。たとえ相手と示談が成立したとしても、それはあくまでも法律上問題にならないというだけであって、本人の横綱としての品格や道義的責任とはまったく別の問題である。横綱はただ強ければ何でもやっていいというものではないことは本人がよく知っているのではなかろうか。

今度ばかりは、残念ながら相撲界の朝青龍への対応をしっかり見なければならないだろう。

  



2009年12月29日

【努力の人】

最近では珍しい「美談」ではないでしょうか。

『「弁当屋ボクサー」が輝いた――。

 20日、東京・後楽園ホールで行われたボクシングの全日本新人王決勝戦で、フジタジム(福岡市西区)所属のバンタム級・坂本英生が、「新人王」を獲得。日中は弁当配達のアルバイト、夜はジムで世界王者への夢を追う24歳が飛躍した。

 坂本は、階級ごとに東日本と西日本の代表が対戦した試合で判定勝ちを収めた。戦績はこれで9戦7勝(2KO)2分け。「東高西低」とされるボクシング界で、無敗のままタイトルをつかんだ。

 佐賀県嬉野市出身。3度目の挑戦でプロテストに合格したが、ファイトマネーだけで生計を立てられるのはほんの一握り。生活と練習の両立を求めて職を転々とし、今年1月から「お弁当のあじや」(福岡市西区)で働く。オフィスなどへの弁当配達に駆け回り、容器の回収を終えると午後5時近く。練習はその後だ。

 勤務先の支援が大きかった。倉園幸治社長(31)は東福岡高時代にサッカー部に所属。レギュラーにはなれなかったが、全国屈指の強豪で3年間頑張った経験がある。「他人の夢を応援することは、自分のそれをかなえるのと同じぐらい大事」という持論から、トランクスやシューズなどの用具代を負担するほか、今回社員約30人で応援に駆けつけた。

 坂本が新人王で獲得したファイトマネーは手取りで7万円足らず。アルバイトの身分にこだわるのは、「プロボクサーだという自負があるから」と坂本。これからも「弁当屋ボクサー」を続けていく。』(12月26日付読売新聞)


【ハングリーがぴったり】

この坂本選手、実はこの記事の前に先月だったかKBCの朝のテレビ番組で紹介されていて知りました。ボクサーで身を立てるのは至難の業というのは今も昔も変わらないようで、この坂本選手も弁当屋でアルバイトしながら「チャンプ」を目指していたのです。

働く職場の社長をはじめとする周囲の温かい応援が彼を支えてくれています。日本人の若者にも、これほどの真面目さとハングリー精神を持っている人がいる。すばらしいですね。

坂本選手、これからもがんばってください。蔭ながらファンとして応援します。  


2009年12月28日

【貫録の優勝】

浅田が貫録の優勝で五輪行きの切符を勝ち取りました。

『フィギュアスケートのバンクーバー五輪代表の最終選考会を兼ねた全日本選手権は最終日の27日、大阪・なみはやドームで女子とアイスダンスのフリーを行った。女子はショートプログラム(SP)首位の浅田真央(中京大)がフリーでも1位となり、計204.62点で4年連続4回目の優勝を果たし、五輪代表に内定した。4連覇は8連覇の伊藤みどり以来18季ぶり。SP4位の鈴木明子(邦和スポーツランド)が計195.90点、SP2位の中野友加里(プリンスホテル)が計195.73点で3位、SP3位の安藤美姫(トヨタ自動車)が計185.44点で4位。SP6位の村主章枝(AK)は計161.29点で7位に終わった。アイスダンスはオリジナルダンス(OD)まで首位のキャシー・リード、クリス・リード組(木下工務店ク東京)が計167.37点で3連覇を飾った。』(12月27日付毎日新聞)

【白熱の接近戦】

昨日のショートプログラムでも浅田はトップだったものの、二位の中野、三位の安藤、四位の鈴木までの差はわずか1.28点。不振だと言われて2カ月間の調整期間にどれだけのプレッシャーに悩まされていたか誰も知るよしもないけれど、フリーの演技でもしかしたらプレッシャーで転倒したりするのではないかと心配だった人も多いのではないだろうか。

そんな観客たちが固唾をのんで見守ったフリーの演技。結果は優勝。やはり浅田選手はプレッシャーに強い。本当に大したものだと感心しました。

おめでとう、浅田選手。是非、バンクーバー五輪で金メダルを取ってください。それから鈴木はSP4位からフリーで中野を逆転し、こちらも五輪代表の座を勝ち取りました。わずか0.17点の差でしたから勝負の世界は厳しいものですね。
  



2009年12月04日

【連日の過熱報道】

ウッズの自動車事故をめぐる米メディアの過熱報道が注目されています。

『米フロリダ州の自宅近くで起こした自動車事故をきっかけに家庭内騒動や不倫騒ぎが報じられた男子プロゴルフのタイガー・ウッズ選手は2日、「家族につらい思いをさせた」とする談話を自身のサイトに掲載した。芸能誌のUSウィークリーは同日、ウッズ選手をめぐる新たな不倫話を伝えている。

ウッズ選手は談話の中で「私は家族につらい思いをさせ、その罪を心から悔やんでいる。私は自分の価値感に背き、家族のためにふさわしい行動をしてこなかった」と振り返った。ただし不倫については認めず、「罪」の具体的な内容も明らかにしていない。

家庭内騒動について報じたゴシップ記事については「事実無根で悪意に満ちている」と強く批判、「私に欠点がないわけではなく、完璧ではない。家庭内では自分の行動に対処し、個人的な失敗もあるが、そうした感情は家庭内にとどめておくべきものだ」と強調した。

ウッズ選手のスポンサーとなっているナイキ、ゲータレード、ジレットなどの各社も同日、同選手をサポートする姿勢に変わりはないと表明している。

一方、USウィークリーは24歳のホステスとの不倫話を掲載し、ウッズ選手がこのホステスの留守番電話に残したメッセージとされる音声を暴露した。この音声が本当に同選手のものなのかどうか、CNNでは確認できていない。』(12月3日付 CNN.co.jp)


【大物の危機管理】

日本でも大物プレーヤーや政治家のプライベートを暴露するメディア報道はよく見られますが、米国でも大衆の関心が高いところにどうしてもメディアは目をつけて過熱気味になるようです。

今までウッズはその超人的で華麗なプレーとは逆に私生活面ではサクセスストーリーの面ばかりが報じられてきました。その反動もあったのでしょうか、メディアは今回の自動車事故をきっかけにウッズの弱点をまるであら探しするかのように連日報じています。

メディアもよくないのですが、ウッズ自身にも脇の甘さがあったのでしょう、事故直後からどうも危機管理が出来ておらず失態が続いているようです。

これだけの大物になれば事が起こったときの危機管理はよほど注意深く準備しておかなければいけないですね。ただし、不倫が絡むとなかなかそのための準備というのは出来にくいかもしれませんが・・・・  



2009年11月09日

【ゴジラが席巻】

ニューヨークの街をゴジラが暴れまわった-といってもハリウッド映画ではなくてヤンキーズの松井選手のことですが・・・・・

『米大リーグの第105回ワールドシリーズ(7回戦制)は4日(日本時間5日)、ニューヨークのヤンキースタジアムで第6戦が行われ、ヤンキース(ア・リーグ)が松井秀喜外野手(35)の6打点の活躍で昨季のワールドチャンピオン、フィリーズ(ナ・リーグ)を7-3で下し、通算成績を4勝2敗として9年ぶり27度目の世界一に輝いた。

 松井はこの日、「5番・指名打者(DH)」として先発出場。二回に右翼席へ先制2ランを放つと、三回には中前へ2点タイムリー安打、五回には右中間へ2点二塁打を記録し、4打数3安打6打点と活躍した。

 1試合6打点は、1960年の第3戦でのヤンキースのボビー・リチャードソンに並ぶワールドシリーズ最多タイ記録。

 松井は第2戦でも決勝本塁打を放つなど、今シリーズは6試合で打率・615、3本塁打、8打点の大活躍。最優秀選手(MVP)に日本選手として初めて選ばれ、自身も入団7年目で初の世界一をつかんだ。』(11月6日付産経新聞)


【日本野球のレベル証明】

それにしても日本選手の米大リーグでの活躍は本当にめざましいものがありますね。この9月に9年連続で200本内野安打を達成したイチローにしても、今年3月の国別対抗戦、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でMVPに輝いた松坂大輔投手(レッドソックス)にしても誇らしいかぎりです。その上、今回の松井のワールドシリーズのMVP獲得で、またまた日本の野球のレベルの高さが証明されたのではないでしょうか。

それもファッションから経済、文化からスポーツまであらゆる分野で世界の注目を集めるコスモポリタン・シティのニューヨークでの活躍ですから大したものです。

ワールドベースボールクラシックに松井が出場しなかったときには、イチローとの不仲説などいろいろと言われていましたが、松井はそんな風評をまさに実力で跳ね返したのです。おめでとう、松井選手。これからも大リーグという世界の舞台で日本人選手の力を見せ続けてください。  



2009年10月30日

【ボール泥棒?】

石川遼の行くところ、話題に事欠きません。

『男子ゴルフツアーのブリヂストン・オープン第1日は22日、千葉県千葉市の袖ケ浦カンツリー倶楽部袖ケ浦コース(7138ヤード、パー72)で行われ、前週の日本オープンでギャラリーのマナー違反にプレーを妨げられた石川遼(18=パナソニック)が、今度はあわや“ボール泥棒”のハプニングに見舞われた。インから出て迎えた15番で、林の中に落ちたティーショットを初心者ギャラリーが拾い上げてしまう信じられない行動。幸いロストボールにはならずプレーを続け、最終9番でイーグルを決めて1アンダーの71で32位につけた。6アンダーの66で回ったプロ4年目の額賀辰徳(25=フリー)がツアーで初めて首位に立った。』
(10月23日付 スポニチアネックス)


【珍事】

記事によれば、この珍事が起こった顛末は1オーバーで迎えた15番パー4で、大きく右にそれた石川のティーショットが、男性ギャラリーに当たって林の中に落下し、そのボールに向かって中年の女性ギャラリーが猛ダッシュすると、いきなりボールを拾い上げてしまったというのです。

すぐに周囲のギャラリーが「ダメ!」と注意し、女性は慌ててボールを元の位置に戻したので、ロストボールと判定されて遼くんが1打罰を受けるような大事には至りませんでした。ボールを持ち去ろうとした当の中年女性に悪気はなかったようで「初めて遼くんを見に来たんです。記念に持って帰ろうと思って」と平謝りだったとのこと。遼くんフィーバーでこのところ増えているにわかファンが引き起こした珍事だったのです。

つい先日開催された日本オープンではプレー中のカメラ撮影などギャラリーのマナー問題がクローズアップされましたが、このところ今回のにわかファンによる珍事などゴルフファンのギャラリーのマナーの悪さが話題になっています。

ゴルフに限らず、どんなスポーツでも遼くんのようなスーパースターが現れると、そのスポーツのルールやらマナーなどの知識もない「にわかファン」が一気に増えていろいろな騒動を起こしてしまいがちです。ゴルフ場はギャラリーへのマナーの徹底にあの手この手で努力しておられるようですが、しばらくは選手とギャラリーとの緊張は避けられないようですね。


  



2009年10月27日

【安藤優勝!】

ロシアで安藤が優勝しました。

『フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、ロシア杯は24日、女子自由が行われ、ショートプログラム(SP)3位の安藤美姫(トヨタ自動車)が自由で114.75点をマークして1位となり、合計171.93点で逆転優勝を果たした。安藤は2006年のスケートアメリカ以来、3季ぶりのGP2勝目。SP6位と出遅れた浅田真央(中京大)は自由でも98.34点の5位と振るわず、合計150.28点で5位。浅田真は今大会、SP、自由、合計でいずれもシニアの国際大会での自己最低得点に終わった。
 浅田真は今季GP2戦を終え、フランス杯2位、ロシア杯5位で合計20ポイントにとどまり、上位6選手によるGPファイナル(12月、東京)への進出が厳しくなった。』 (10月25日付ロイター通信)





【明暗】

安藤美姫は前日のSPで3位につけていたのですが、アシュレイ・ワグナー(米国)とアレーナ・レオノワ(ロシア)を抑えて見事に優勝を勝ち取りました。これによって、安藤はこのあとGPシリーズ第4戦のNHK杯(11月、長野)に出場することになります。よかったですね。

反対に、浅田真央は前日のSPでもジャンプのミスが目立って6位に終わり、フリーの演技でも精彩を欠いていたため結局5位の成績に終わってしまいました。

前日のSPを終えて浅田が報道陣の前に現れたのは、控え室に戻ってから約1時間後でしたが、目を赤くし、こぼれ落ちそうな涙を懸命にこらえるようにして「疲れは全然ないので気持ちなのかなと思う。自分の演技をしっかりやらないと。もう一度気持ちを整理したい」と言葉を絞り出していました。なんか見ていて痛々しくて可愛そうなくらいでした。

一体、あの浅田の華麗な演技はどこに行ったのだろうと思わせるほど、なにか引っかかる戦いぶりでした。これによって、浅田は先週のフランス杯で2位、今回のロシア杯で5位となり、GPシリーズのポイント上位6人が出場できるグランプリファイナル(12月、東京)への進出が厳しくなりました。今年のグランプリファイナルはバンクーバー五輪の代表選考対象競技会の一つとなっているので相当ショックでしょう。

でも、結果は結果です。次を目指して気を取り直して頑張ってもらいたいですね。

  


2009年09月15日

【新たな偉業達成】

イチローが9年連続で200本内野安打を達成しました。

『大リーグ最多の4256安打を重ねたピート・ローズは計10シーズンで200安打を記録した。しかし、これを9年続けた選手はいなかった。
 イチローが2004年に1シーズン262本の大リーグ記録を樹立した際、84年前(当時)の記録保持者ジョージ・シスラーの名を、知らなかったファンは米国にも多かったはずだ。首位打者のタイトルがある打率に比べ、安打数はチーム事情によりばらつき、長く記録を争う項目ではなかった。打席が多く回る1番打者として、何年も出続けること自体がまれ。年間162試合を行う現行のメジャーで、ほとんど試合を休まないイチローのスタミナが、記録に光を当てさせた。
 「連続」をたたえる記録の例としては、1998年まで17シーズンにまたがる2632試合連続出場を誇ったカル・リプケンの例があるが、それは別格。意外に少ないコンスタントさの指標は、ファンにもっと評価されていい。イチローは今回、200安打の達成回数でリプケン以前に「鉄人」と呼ばれたルー・ゲーリッグの8度を抜いた。
 今季は計16試合を欠場したハンディを問題なく乗り越えた。目立ったのは、内野安打の比率の高さ。狙って深い位置にゴロを打ち分け、8月中旬の統計では今季の安打全体の約3割を占める。262安打した04年の21%に比べてかなり高い。』(9月14日付時事通信)

【天才打者の苦しみ】

でもイチローとて人の子です。それはあと数本で200安打達成というときに、なかなか次の一本が出てこないイチローの苦悩にも現れていましたし、偉業達成後のインタビューで漏らした言葉にも出ていました。

「解放されましたね。人(の記録)との戦い、争いに終わりを迎えることができた。そこからくる解放感。(地元に戻る)ぎりぎりで達成できた。(左ふくらはぎ故障で欠場した)あの8試合がなければ地元の人が喜んでくれた。(運を)持っているのか持っていないのか分からない。」

今年のWBCで苦しみながら韓国との対戦で日本チームを勝利に導いたイチローの一本。あの時もイチローは胃潰瘍になるほど悩んでいたと聞きました。

それでも凡人と大いに違うのは、その苦しみを乗り越えて次々と自分自身の記録を塗り替えていくことですよね。イチロー選手、ほんとうにおめでとうございます。これからも米大リーグで記録を更新しつづけていかれるようお祈りします。  



2009年08月24日

【ミラクルショット!】

劇的なショットでなんとか予選を通過したようです。

『関西オープン第2日、石川遼は予選通過が厳しい2オーバーで迎えた最終18番(パー4)でチップインイーグル。跳び上がってキャディーと喜び「最後まで応援してくれたギャラリーのおかげ」とコースを埋めたファンへの感謝を真っ先に口にした。

 最善の結果を導く準備を怠らなかった。「会心の当たり」と言う第1打を360ヤードあまり飛ばして残りは50ヤード。しかし、深いラフ。それでも石川遼はグリーンまで傾斜を確認に向かった。「カップ二つくらいのフック。もし見に行かなかったら、入るイメージは一パーセントもわかなかったと思う」。サンドウエッジでふわりと上げ「思った通りの球筋でイメージ通りに転がってくれた」と自賛する球は、10ヤードほど転がってカップに吸い込まれた。

 グリーンを確認した行為にはもう一つ意味があった。「カップを狙っているんだという姿勢をギャラリーの方にも分かってほしかった。それでさらにみんなが僕のことを見てくれて、集中できる舞台が整う」。常に期待の視線を浴びる17歳が、その重圧を力に変えてみせた。』(8月21日付サンケイスポーツ)


【実力の証?】

それにしても遼くんにはいつもながら感心させられることがあります。

その第一は、心身両面のリカバリーの早さです。前日にあわや失格になりそうになったOBのミスショットは、競技委員の誤指示によるものとはいえ、遼くん自身にも責任がなかったとはいえない。そういった心理的プレッシャーをはねのけて翌日にミラクルショットを放つあたりは心身両面で大物だと思わせる何かがありますよね。

そして次に、ファンへのサービスを片時も忘れない謙虚さ。いつも試合終了後のコメントには奢ったところがなく、17歳らしい謙虚さが随所に出て感心させられるのですが、今回もギャラリーのおかげで集中力を高められたと言うところあたりは「さすが」と思わせずにはいられませんでした。昔は平然とコースでタバコをふかしたりするプロゴルファーもいましたが、やはりプロであるよりも先ずは紳士でなければファンは増えないし、世界で活躍できる本物のプロにはなれないですよね。

いづれにしても、遼くん、さすがですね。  


2009年07月29日

【劇的敗北?】

一体、シンクロ日本代表に何が起こったのでしょうか?

『世界選手権で1973年の第1回大会からメダルを獲得してきた日本の“記録”が、ついに途切れた。ロンドン五輪への第一歩として、各国が新体制で臨んだ今大会。日本は、世代交代が円滑に進んでいない現実を思い知らされた。

 チームで初めてメダルを逃す5位に終わった昨夏の北京五輪後、選手が一斉に引退。若手の「Bチーム」が、繰り上がりで代表入りした。平均年齢20歳。若さは買えるが、日本の最大の持ち味だった技の正確性が大幅に低下した。長く引き継がれてきた伝統技が継承できていない現状が、浮き彫りとなった。

 指導体制にも問題があった。当初は大舞台を知らないコーチに指導を任せていたが、5月の日本選手権では結果が出ず、北京五輪代表を教えた小川真佐代コーチを指導陣に慌てて加えた経緯がある。全員が五輪未経験の代表を鍛えるには、初めから経験豊富な指導者が必要だったはずだ。

 女王・ロシアも北京五輪代表が2人しか残らないなど、日本と事情は近い。しかし激しいレギュラー争いで若手でもトップと同等の力を持っており、世代交代しても他国を寄せ付けなかった。中堅だった中国は、元日本代表ヘッドコーチの井村雅代氏による北京五輪へ向けた強化で力をつけ、完全に日本を逆転して3強に食い込んできた。

 採点競技は、一度決まった“格付け”がその後に大きく影響し、その印象を逆転するのは容易ではない。日本がメダルを奪還するには、ジュニアレベルからの底上げと強化の見直しが必要になるだろう。表彰台への復帰が何年先になるか、先が見えない状況だ。』(7月25日付産経新聞)


【地獄からの生還?】

ここ数日間、日本シンクロの不振は何度も何度もテレビや新聞、インターネットで見て知っていましたが、表面的な印象だけで判断しても事態は相当深刻なように思えます。

産経新聞の記事にあるように、指導者の責任もあるでしょうし、選手の責任もあるでしょう。それよりも増して、北京五輪でほとんどの代表が引退した後のシンクロ界の選手育成方法全体に何か大きな死角があったのかも知れません。

どんなに優秀な選手がいても、いづれ引退する。そのときのために、優秀な技をどのように若手に引き継いでいくかはどこの世界でも最重要の課題のひとつでしょう。1973年からずっとメダルを獲得してきた日本シンクロチームは今までその伝統の継承を怠りなくやってきたからこそ、それが実現可能だったはずです。

油断としか言えないでしょう。これからは次のメダル獲得まで選手も指導者も日本シンクロ界はまさに「地獄からの生還」を果たすべく厳しい道のりが待っています。きっと獲れるという思いを抱いて頑張ってほしいものです。
ただ、6位に終わった日本チームに悔し涙もなかったというのが少し気になりますが・・・・
  
タグ :シンクロ



2009年06月15日

【巨人撃破!】

ソフトバンクが期待どおりの活躍でした。

『交流戦首位のソフトバンクが5-1で巨人を下し、2年連続2度目の交流戦Vへマジックを「2」とした。ソフトバンク先発の杉内は、4安打1失点の好投で、今季初の完投勝利を飾った。

 試合は一回に巨人が一死満塁から谷の押し出し死球で1点を先制。ソフトバンクは0-1で迎えた七回、一死満塁から松田の右前適時打で同点に追いつくと、続く田上の遊ゴロの間に三走の多村が還って逆転に成功。さらに八回、オーティズの9号ソロ、多村の適時二塁打などで加点し、5-1で巨人に逆転勝ちした。』(6月14日付サンケイスポーツ)


【危なげない試合】

それにしても交流戦でのソフトバンクは強い。昨日に続いて、今日の試合も巨人が1点先行しても不安感はあまりありませんでした。「きっと後半になったら逆転して決めてくれる。」-そういう安心感があるのです。

杉内の好投しかり、ここぞという場面での松田や田上の適時打しかり、そしてとどめはオーティスのソロホームランです。きっと7回裏の攻撃で松田と多村が打ったときはヤフードームのスクリーンには、ソフトバンクの「オトーさん」犬の顔が三つ映し出されて、「よし、よし、よし」と流れたでしょう。やったぜ、ホークス。

あの好調巨人をホームで二日連続撃破!! これほど痛快無比なことはありません。あと2つ、この調子で交流戦優勝を決めてくれよ、ホークスナイン!!!
  



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