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2010年07月01日

【飾り山のお披露目】

さあ、いよいよ博多の各場所で飾り山が公開されて山笠の本番シーズンとなりました。写真はそのひとつ、博多駅商店連合会がスポンサーになっている飾り山で、舁き山はありません。今年は表の標題が「龍馬が奔る(はしる)」で、NHK大河ドラマ「龍馬伝」の主役坂本龍馬が、敵対していた薩摩と長州を結びつけ、徳川慶喜の大政奉還、王政復古、明治維新への大きなうねりを作った時代を躍動感たっぷりに表現しています。見送りは「アニメ チャギントン」。博多人形師は生野四郎さん(67)です。3年前から始まった博多駅の建替え工事は今年になっていよいよ本格化し、博多駅周辺は人の行き来が複雑になって不便ですが、来年3月の新生博多駅のためにあと少しの辛抱です。

【雨と山笠】

今年は例年より少し遅れて梅雨入りしました。山笠とは、そもそも承天寺というお寺を開山した聖一国師が1241年に疫病退散を祈願し、施餓鬼棚に乗って町中を回ったのがその起源という通説があり、災害や疫病の発生しやすい時期にその防除を祈る祭りなのです。今年はどうやら山笠で雨乞いをする必要はなさそうですね。

【これから15日間、博多は燃えますぞ!―追い山ツアーも用意】

さあ、760年以上にわたって続いている神事、山笠のクライマックスの15日間。博多の男たちは日々テンションを高めていって、7月15日の追い山を迎えます。例年であれば、追い山が終わるとうっとうしかった(博多弁では「しろしかった」と言います)梅雨の空がカーッと晴れ上がって真夏がやってくるのですが、これからしばらく梅雨空が続いて舁き山の男たちの汗を流してくれることでしょう。

もう数年前から始めている「追い山見学ツアー」、今年も博多のことを多くの人に知っていただきたいという思いから決行します。昨年は外国人も含めて15人近くの方々に参加していただき、博多祇園山笠の真髄に少しは触れていただけたかなあと思っています。概要は以下のとおりです。ツアー参加後は博多に惚れこむ事請け合いです。今年は酒飲みにとってはなじみの深い(?)中洲流れが1番山です。期待したいですね。

1. 日時 7月15日(木曜日) 午前4時半~6時前後

2.目的 追い山見学(10人前後のグループになって、博多っ子ならではの追い山のホットスポットをご紹介します)

3.コース 博多駅前集合⇒承天寺付近⇒聖福寺近くの旧東町筋⇒大博通り⇒西町筋⇒須崎問屋街(場合によっては大博通りから櫛田神社に戻って「鎮め能」を見るかもしれません)

4.集合場所 博多駅博多口、前日14日まで飾り山のあった場所

5.集合時間 7月15日午前4時10分(遅刻厳禁! 4時30分までに出発します)

6.現在の参加者状況 (6月28日現在12名程度。あと少しで締め切ります)

7.昨年の参加者 外国人の方、英会話学校の生徒さんなど多彩でした。

8.連絡先 luckymentai@ybb.ne.jp

9.「追い山ツアー」の写真・・・「luckymentaiさんの旅行ブログ―今年も燃えました―追い山見学ツアー2009」


【山笠のサイト紹介】

博多山笠のサイトを検索するといろいろな趣向を凝らしたサイトが出てきます。いくつか「これいいなあ」と思えるものを紹介しますので山笠理解の一助にしてください。


1.「博多祇園山笠」~博多祇園山笠公式サイト

2.「博多祇園山笠」~中洲観光協会、中洲町連合会、博多祗園山笠振興会のサイトです。

3.「山笠の達人になろう2008」~CLUB九州 2008 山笠プロジェクトのページです。結構凝っていてオススメのサイトです。

4.「山笠があるけん博多たい」~中洲観光協会、中洲町連合会で、山笠のよもやま話が書いてあり一読の価値あり
  




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海や山、自然が好きな九州男児です。あらゆる機会をとらえて、時代の変化をいつも感じていたいと思っています。
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