2010年07月15日

【大荒れの天気の中、博多一番!】

今年の7月15日は昨年の抜けるような快晴とは一転して土砂降りの雨の中での追い山ツアーとなりました。

そんな中、例年どおり参加者を募って「追い山見学ツアー」を実施しました。今回は福岡在住の留学生中心に集まってもらったのですが、昨年と同じくブログやmixiを見た高校の先生や台湾留学生などの参加者があったり、ブログつながりの高校の大先輩が再度参加されたりと総勢15人とそこそこちょうどいい規模になりました。留学生は国籍は韓国、中国、セネガル、大学は九大、日本経済大学、福岡大学、福岡国際大学など多彩な顔ぶれでした。さらに嬉しいことには昨年も参加されたオーストラリア在住の日本語教師の方も再度来ていただき写真を撮ってもらいました。

早朝4時25分、博多駅前の飾り山前に集合して全員でいざ出陣。途中ではぐれたら、そこからは自分で見学してくださいと事前に説明した上で、まさに追い山を「追っかけて」回るツアーの開始です。

【勇壮な追い山の男たちと鎮め能】

今年の一番山は中洲流、そして二番は西流でした。いつもの通り、承天寺付近から見学し、旧東町筋を走って行きましたが、一番山・二番山のときは大雨で見物客も昨年よりは少なく感じました。しかし、土砂降りの雨にもかかわらず、狭い通りを走り抜ける男たちと舁き山の勇壮さには惚れ惚れします。そして各流れの前を走る子供たちの凛々しい姿も早朝の博多の町にぴったりとはまっていました。

今回も終点の須崎の廻り止め方面には行かず、呉服町から旧西町筋に抜け、櫛田神社に戻りました。というのは、舁き山がすべて出払った後の午前6時から櫛田神社の能舞台で行われる「鎮め能」を見たかったからです。

「鎮め能」は追い山の櫛田入りが終わり、山笠でわさわさとざわついていた社頭を鎮め、御神霊を慰めるために行われる伝統行事で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。なんと寛文8年(1668年)から黒田藩ゆかりの喜多流梅津社中の方々で奉納されていて、昔は博多七流の輪番制だったそうですが、大正のころからは福神流の当番制で行われていたものの、戦時中に能装束道具等が焼失したため、今は袴能として行われています。翁・高砂・船弁慶と三つの囃子が演目としてありましたが二つだけ鑑賞して御供所町に移動しました。

舞囃子の能舞台は厳粛な雰囲気で、確かにざわついていた境内が静まり、神様も無事山笠が終了したことを喜んでおられるような気分にさせてくれました。

【反省と感謝】

鎮め能を鑑賞した後は、御供所町(ごくしょまち)に歩いて移動し、先日東流の委員をされておられる方にお願いしていた「直会(なおらい)」を見に行きました。しかしながら到着したときは未だ全員で後片づけをされている最中で、とても見学を許すような雰囲気ではありませんでした。というのも今年は東流は7番目だったので、昨年見学させていただいたときよりもずっと後に「なおらい」が始まるのです。

それとは知らずに後片付けに忙しい中を「見学」などしようとした自分を少し反省しました。東流のみなさん、失礼いたしました。というわけで、直会はまた機会があれば見学させていただくことにして、その場を去り、近くの喫茶店でみんなで休憩をして解散しました。

梅雨明け前のドカ雨も無事乗り越えて、今年も2010年の追い山を追える(終える)ことが出来ました。追い山見学ツアー参加者のみなさん、どうもお疲れ様でした。また明日から元気で頑張りましょう!!!
  




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海や山、自然が好きな九州男児です。あらゆる機会をとらえて、時代の変化をいつも感じていたいと思っています。
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