2008年12月10日
【携帯禁止】
橋下知事の方針がまた波紋を呼んでいます。
『子供たちの間で携帯電話のサイトを通じた“ネットいじめ”が増えていることを受け、大阪市教委が学校への携帯電話の持ち込みを原則禁止するよう、市内の全小中学校・高校約450校に通知していたことが6日、分かった。携帯持ち込みをめぐっては、大阪府の橋下徹知事が学力低下防止を理由に政令市の大阪、堺両市を除く府内の公立小中学校で、原則禁止する方針を打ち出している。理由は異なるとはいえ、大阪市教委も持ち込みを制限することで、携帯禁止の流れが加速しそうだ。』(12月7日付産経新聞)
【英断か過度の介入か】
橋下知事の今回の方針を支持するかどうかの前に、今学校現場では子供たちの携帯電話の持込によってどんな問題が起きているのかをしっかりと知る必要があるようですね。僕の場合には、すでに子供たちは学校を卒業しているため学校現場の実情をよく知りません。報道されている内容から判断すれば、子供たちは携帯電話をコミュニケーションの道具として自由自在に操り、ときにはそれがネットいじめにつながったり、携帯電話でのやり取りに熱中するあまり、大人から見て学力低下の一因になったりしているようです。
であるならば、何らかの対策を考えるのは一義的には親の役目であり、その次は学校現場が考えるのは当然のことだと思います。
しかし、大阪では学校現場も親も適切な対応ができていないと考えて、橋下知事が言わば問題提起をしたのでしょう。大阪という地域の問題であり、現場の状況を詳しく知らない自分としては、橋下知事の判断が正しいかどうかは即断できませんが、少なくとも問題提起を行って議論を巻き起こしたことは評価すべきだと思います。
【携帯電話持込の是非】
そこで僕自身の見解ですが、やはり僕も橋下知事と同じく、一度学校への携帯電話の持込は禁止してみるべきだと思います。ただし、全学校一律ではなく、現場の先生方、PTAの判断を尊重してやるべきだとも考えます。
なぜなら、携帯電話が多機能化して電話・メールだけでなく、インターネットからゲームまで何でも出来るツールとなっている以上、教室に持ち込んで授業の妨げになる可能性は高いのではないでしょうか。それを防ぐには教室内への持込を制限するのがひとつの有効な手立てだと考えられるからです。
一部の親が主張しておられる非常時の通信手段という側面は、持ち込みを禁止する限りはその学校が責任を持って預かり、預かっている間の非常時の連絡にも責任を持つ必要があるでしょう。
すでに民間の会社では、個人情報や機密情報の漏洩防止が主たる目的ではありますが、個人の携帯は職場に持ち込まないようにルールを作っているところが増えています。
これだけ便利で多機能になれば、一定のルールを敷くのはやむをえないのではないでしょうか。みなさんはどうお考えですか?
橋下知事の方針がまた波紋を呼んでいます。

【英断か過度の介入か】

であるならば、何らかの対策を考えるのは一義的には親の役目であり、その次は学校現場が考えるのは当然のことだと思います。
しかし、大阪では学校現場も親も適切な対応ができていないと考えて、橋下知事が言わば問題提起をしたのでしょう。大阪という地域の問題であり、現場の状況を詳しく知らない自分としては、橋下知事の判断が正しいかどうかは即断できませんが、少なくとも問題提起を行って議論を巻き起こしたことは評価すべきだと思います。
【携帯電話持込の是非】

なぜなら、携帯電話が多機能化して電話・メールだけでなく、インターネットからゲームまで何でも出来るツールとなっている以上、教室に持ち込んで授業の妨げになる可能性は高いのではないでしょうか。それを防ぐには教室内への持込を制限するのがひとつの有効な手立てだと考えられるからです。
一部の親が主張しておられる非常時の通信手段という側面は、持ち込みを禁止する限りはその学校が責任を持って預かり、預かっている間の非常時の連絡にも責任を持つ必要があるでしょう。
すでに民間の会社では、個人情報や機密情報の漏洩防止が主たる目的ではありますが、個人の携帯は職場に持ち込まないようにルールを作っているところが増えています。
これだけ便利で多機能になれば、一定のルールを敷くのはやむをえないのではないでしょうか。みなさんはどうお考えですか?
この記事へのコメント
やはり、私も持ち込み禁止を支持します。ここ10年くらいですよねえ、こんなに普及してきたのは。そう考えると、無くても非常時の対応も従来通りで問題ないと思います。便利すぎるのも問題ですよねえ。
Posted by ホテカリ at 2008年12月10日 19:27
ホテカリさん、コメントありがとうございました。先日、東京に出張したとき、うっかり携帯を忘れてしまいました。そのときの不便だったこと、もう大変でした。電話をしようにも公衆電話が見つからず、公衆電話をやっと見つけて相手の会社にかけたら、会社の電話をなかなか教えてもらえない、挙句の果ては交換手から「個人の携帯に電話されたら」とアドバイスを受ける始末。もう携帯は日常の生活にしっかり組み込まれているんですよね。
Posted by luckymentai at 2008年12月13日 05:26