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2012年12月12日
【集団提訴】
双葉病院から避難している途中に亡くなった患者さんのご遺族が東電に集団提訴を行いました。
『 東京電力福島第一原発事故を受けて福島県大熊町の双葉病院から避難している最中に死亡もしくは行方不明となった患者11人の遺族・家族が、来年2月にも東電に対して1人当たり約2千万円の死亡慰謝料などを求めて東京地裁に集団で提訴する。10日、取材に応じた代理人に就く弁護士によると、同病院の避難をめぐる提訴は初めて。原発事故に伴う避難で多くの尊い命が失われた患者に対する東電側への責任追及が始まる。
弁護士によると、現段階で訴える意思を示しているのは避難中に亡くなった63歳から99歳までの男女10人の遺族と、避難の途中で行方不明になった1人の合わせて11人の遺族と家族。
死亡した10人はいずれも震災関連死の認定を受けている。行方が分からなくなったのは認知症を患っていた女性で、混乱を極めた避難の途中で姿が見えなくなったという。家族が家庭裁判所に失踪宣告を申し立てているという。政府の原発事故調査・検証委員会は双葉病院からの避難に伴う死者を50人としている。原告団は全てを対象とする考え。請求する死亡慰謝料の1人当たり約2千万円は、交通事故で死亡した人の遺族に支払われる賠償金を基に算定した。
弁護士は「東電はいまだに遺族に対する十分な謝罪をしていない。訴訟を通して尊い命を失う原因をつくった東電側の責任を明確にしていきたい」としている。』(12月11日付福島民放)
【悲惨な現場】
12月8日に放映されたNHKスペシャル「救えなかった命~双葉病院 50人の死~」は涙なしには見られませんでした。こんな悲惨なことがありとあらゆるものが揃い、現代文明の最先端を謳歌し、豊かさの絶頂にあるはずの日本で起こるなどと誰が想像したでしょうか。しかもこの病院の悲惨さは結果として多くの方が亡くなっただけではなく、3/11直後の原発事故の混乱の中で「なぜ患者を見捨てたのか?」と双葉病院の対応にいわれのない非難が殺到したことを記憶しておられる方も多いのではないでしょうか。事の経緯はその後双葉病院側に非があるわけではなかったとの報道や書籍の中で取り上げられました。
そして事故から2年近くが立とうとしている今、ようやく亡くなった方の遺族がこうして東電を提訴することになったのです。原発事故がいかに悲惨で、いったん起これば逃げることさえできなくなる厳しい現実を示したのがこの双葉病院の「事件」でした。電力会社も経産省も、御用学者も、自民党をはじめとする原発を推進してきた政治家たちも、大本営発表を垂れ流し続けてきた大手マスコミもこの悲惨な現実を二度と繰り返さないという反省と決意があれば、決して今後原発を動かしていくという結論にはならないはずです。
そして他人事と思っているあなた、双葉病院の事例はいつあなたに降りかかってくるかもしれない「今そこにある危機」であることを肝に銘じておくべきです。なぜなら、日本全国に散在する原発50基はあなたの街の100キロ~200キロ圏内にどこでも存在し、いったん大事故が起これば逃げ場はないからです。
双葉病院から避難している途中に亡くなった患者さんのご遺族が東電に集団提訴を行いました。

弁護士によると、現段階で訴える意思を示しているのは避難中に亡くなった63歳から99歳までの男女10人の遺族と、避難の途中で行方不明になった1人の合わせて11人の遺族と家族。
死亡した10人はいずれも震災関連死の認定を受けている。行方が分からなくなったのは認知症を患っていた女性で、混乱を極めた避難の途中で姿が見えなくなったという。家族が家庭裁判所に失踪宣告を申し立てているという。政府の原発事故調査・検証委員会は双葉病院からの避難に伴う死者を50人としている。原告団は全てを対象とする考え。請求する死亡慰謝料の1人当たり約2千万円は、交通事故で死亡した人の遺族に支払われる賠償金を基に算定した。
弁護士は「東電はいまだに遺族に対する十分な謝罪をしていない。訴訟を通して尊い命を失う原因をつくった東電側の責任を明確にしていきたい」としている。』(12月11日付福島民放)
【悲惨な現場】
12月8日に放映されたNHKスペシャル「救えなかった命~双葉病院 50人の死~」は涙なしには見られませんでした。こんな悲惨なことがありとあらゆるものが揃い、現代文明の最先端を謳歌し、豊かさの絶頂にあるはずの日本で起こるなどと誰が想像したでしょうか。しかもこの病院の悲惨さは結果として多くの方が亡くなっただけではなく、3/11直後の原発事故の混乱の中で「なぜ患者を見捨てたのか?」と双葉病院の対応にいわれのない非難が殺到したことを記憶しておられる方も多いのではないでしょうか。事の経緯はその後双葉病院側に非があるわけではなかったとの報道や書籍の中で取り上げられました。
そして事故から2年近くが立とうとしている今、ようやく亡くなった方の遺族がこうして東電を提訴することになったのです。原発事故がいかに悲惨で、いったん起これば逃げることさえできなくなる厳しい現実を示したのがこの双葉病院の「事件」でした。電力会社も経産省も、御用学者も、自民党をはじめとする原発を推進してきた政治家たちも、大本営発表を垂れ流し続けてきた大手マスコミもこの悲惨な現実を二度と繰り返さないという反省と決意があれば、決して今後原発を動かしていくという結論にはならないはずです。
そして他人事と思っているあなた、双葉病院の事例はいつあなたに降りかかってくるかもしれない「今そこにある危機」であることを肝に銘じておくべきです。なぜなら、日本全国に散在する原発50基はあなたの街の100キロ~200キロ圏内にどこでも存在し、いったん大事故が起これば逃げ場はないからです。